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投稿した時点ですでに読み専ではない気がする

 かといって今後創作活動するのかって言われると、そんな気もない。そもそも文才がない。レポートは書けても作文は苦手。思考を文章で表現するのってほんと難しい。

 というわけでメモ的につらつらダラダラ書いていく。続きは多分ない。


 昨今話題のAIで生成された(と思われる)大量の投稿作品について。


 最初に違和感を感じたのは今年に入ってから、だと思う。

 なんか大量に投稿してる人がいるな?

 一度気がつくと、注意するようになる。そして他にも同じような投稿をしている人間がいるとわかってくる。

 内容を確認すると、舞台・キャラクター設定どころか文体までもが似通っている。

 (トレンドというか設定被りは蔓延してるけど、それ自体はまあうん。法的にも問題ないらしい。一応)

 当初はあの硬い独特の文体が面白く思えたが、何というか単調すぎて不快感すら感じるようになったので、当該作者たちをリスト化して避けるようになった。


 そんな日々の中投稿されたみねバイヤーン様の「AI小説のみわけかた」。

 ああ、人じゃないモノが人のふりして生成した物だから、何となく違和感があったのか。と。

「不気味の谷」と表現した人がいたが、CGで現実の人間を描写しても、些細な違いが気持ち悪く感じてしまうアレが文章でも起きるのかという驚き。そして同じように感じる人の多さ。


 さて、違和感に「AI生成疑惑」という名前がついたわけだ。

 考えれば考えるほど疑問しか湧かない。


 生成AI小説はどう作られているのか。

 どんなツールがあるのか、使い方、ツールの比較、評価。

 ツールに文体の癖があるのか。

 どこまで手を入れたら人の創作物と言えるのか。

 AIのネタ元は? 著作権の問題はないのか。

 なろうで一気に増殖した理由。いつからこの手の投稿が増えたのか。

 投稿者の事情・心理を推測することは可能なのか。

 AI生成らしき小説に違和感や拒否感を感じる人と感じない人の違いは。なぜ、どこが不快なのか。


 …キリがねえわ。

 そもそも生成AIで作成された小説の是非っていろんな意味で決着してないわけで。そっちまで調べたら終わらんのは確定。

 特に気になったのが、「一気に増殖したわけ」「投稿者の心理」「なぜ不快なのか」だったので、ミュートしていた投稿者中心にできる範囲でざっくり調べて考えてみた。


・いつからAI生成らしき投稿が増えたのか

 →時期としては「なろうチアーズプロジェクト」開始前後から、25/12〜26/1に始めた人が多いと感じる


・当該ユーザのアカウント登録時期

 →チアーズ開始前後が半数近く、残りはそれより古く、なろう開始あたりの古参も存在


・生成AIで小説を作成し、投稿する人の心理

 →創作欲は大してないけどポイ活として。クオリティ二の次で物量勝負(マジで推敲ぐらいしようよ!)

 →創作欲はあるけど文才がない。生成AI使えば形にできる。作品を人に評価してもらいたい(夢追い人。あわよくば商業デビュー狙い?)


・不快感の正体

 →生成AIの文体が(つたな)い。画一的で個性がなく人の匂いが感じられないから?

 →創作自体を汚されたような感覚?

 →生成AIの補助なしでは創作が成り立たないのに、それを明示しないから狡い、卑怯だと感じる?

 →著作権侵害の疑いが拭えない(勝手に学習どころか非日本語の小説を著者の許諾得ないまま翻訳して持ってきている疑惑すらあり)


 個人的にAI補助を明示している投稿者について悪感情はない。排除されるべきとも思わない。

 普通に読むし内容に問題は感じないので、ある程度「人の手が入った文章」と感じられる水準をクリアできていれば忌避感は起きにくいのかもしれない。

 ただ、生成AIを用いて小説を作成したとして、原案が100%自分でも文章は自分が考えたものではない。AIにノベライズさせてるならAIとの共同著作物であって、自分の著作物とは認められず保護の対象にならないのでは? どこからどこまでが自分の著作物なのか切り分けられるのか? それを証明できるのか? 面倒すぎんか?


 これについては文化庁が令和6年3月15日付で「AIと著作権に関する考え方について」を発表しているので、気になる方は目を通すことをお勧めする。

 現時点でAIと著作権の関わりについては開発途上で著作権侵害の事例も積み上げている最中、外国の例も加味して法整備もこれからしていく、という感じ。


 いずれにしても、なろうに投稿→評価される→商業化、の一連の流れの中で現在のAI生成疑惑作品群の存在はノイズでしかない。

 感覚的に不愉快で済む話ではなく、「悪貨は良貨を駆逐する」現象が起きかけていると感じる。

 さて商業化となって、リライト要求に対応できるのか? 著作権侵害チェックをクリアできるのか?

 無料でも目にしたくない人が少なくないのに、AI生成小説と承知の上で買う人はどれだけいるのだろう。

 収益化をやめない限り、ポイ活に励む人はいなくならないだろうし、ランキング汚染も濃淡はあれどなくならないんだろう。

 というか汚染度チェックが一周回って面白くなってしまったことだし、しばらく経過観察かなーと。


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