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01.夢

 自分で一度決めた事は徹底する主義なんだ。俺は曲げない、絶対に、絶対に。俺は発現させてみせる、俺は自分を鼓舞し両の手に汗と剣と希望を握りしめ、来る日も来る日もただひたすらに剣を振り続けた。


 暑い夏も寒い冬も、ひぐらしが鳴こうとも手がどれだけ痛かろうがお構いなしに振り続けた。全ては、俺が『女子校』へ入学するために。


 心に決めたあの日から。ヴァド=ホワイト、俺は幼い頃から人生の大きな目標を掲げていた。誰からの助言だろうか、はたまた間接的に耳にしたのだろうか、その理由は分からない。


 しかし、ただ一つ俺は大きな大きな目標を掲げていた。『無謀』その言葉が何度も何度も俺の心を無惨にも折っていった、俺はその度に立ち上がる、何度心を折られても現実に酷く打ちのめされようとも、俺は何度でも立ち上がる。必ずや実現させてみるのだ。実現させる夢があるのだ。


 古くからこの地に伝わる伝説のスキル『女装』。剣術、魔術、身体能力、ありとあらゆるステータスを限界まで極めた人間にのみ発現されるとされる伝説のスキル。


 古いが故にスキルの真偽は曖昧な所、しかし俺は信じて止まなかった。女装の存在を信じて止まなかった。信じるしかなかったのだ。


 なぜなら俺は、童貞だ、無職だ、ロリコンだ。そんな俺には縋る物が欲しかった。そうしないとやっていけそうに無かったのだ。俺が欲する物は伝説のスキル女装。


 その他諸々のステータスレベルの上昇など所詮付随物に過ぎない。身体未知の領域、俺が求めているのはそこではない。俺は何年もの修行を繰り返した、


一年目、朝昼晩、寝る間も惜しまず剣を振り続け。


二年目、全ての事は魔術を使って行う、魔術を無意識の領域にするのだ。


三年目、ただひたすらな筋トレ、腕立て、スクワット、背筋、マラソン、ありとあらゆる身体中の筋肉を全て呼び起こし、身体能力の極致へと。


四年目、五年目……。俺は続けた、何年も続けた。スキル女装がでっちあげなんて考えもしなかった。



そしてもう、その可能性について言及する必要はなくなった。



ヴァド=ホワイト、十六歳。


スキル『女装』獲得


Lv4→5 LvUP!


【HP】  9999…… 

【MP】  9999……

【攻撃力】9999…… 

【防御力】9999……

【魔力】 9999……

【素早さ】9999…… 

【剣術】 9999……


【スキル】無尽蔵 封印 女装 NEW!

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