92 愚か者
『『姉さん、兄貴、動きました』』
『キャロットは気配殺して門で待機』『了解』
『シロは玄関で待機』『了解』
『『パパ遊んで来るね♪』』『いっといでw』
『サーシャ、アルファとシータ見守ってやって』『はい主人様』
『我が下部達よ愚か者と戯れなさい
殺してはいけないわ我が主人様のご命令よ』羽音と木のざわめきが起こった
『シータ門に向かってるね』『キャロットそちら行った逃がさないで』『了解』
「やっぱり子供だ詰めが甘い見張りも付けずあんな納屋抜け出すの簡単じゃないか」
『 shadow pit 』
「うわ~っ なんだこの黒い穴わ」
『 shadow blade 』闇の刃が右足を浅く切る
『 shadow blade 』今度は左足
『 shadow blade 』顔 『 shadow blade 』
『shadow blade』『shadow blade』『shadow blade』
『shadow blade』×2『shadow blade』×2『shadow blade』×2
足に絡み付く黒い穴だんだんとは深くなり膝まで埋まり闇の刃も徐々に増え
ハロルドの周囲まで影響を及ぼし地面をけずり砂塵が舞い小石が跳ね
ハロルドの身体を傷つける
「誰だ、だれ、だだっ誰だ、ででっ出て来い!」
『シータ遠吠え』『了解』「Wooooon」「WUOooon!」「ひっ うわっ~」
ハロルドは門とは逆の母家の方向に逃げ出したが白い影に突進をくらい
吹き飛ぶ「ぐっ」更に追い討ちをくらい厩舎まで飛ばされた地面を
這い回ってなんとか逃げようと足掻くが執拗に攻撃が来る
「森だ森に行けば隠れられる」『あいつバカだね』『そう思うお兄ちゃん』
『飽きてきたから心折るよ』『 laser beams 』
4本の光線走りハロルドの四肢を焼く
『サーシャさんお願いします』『はい任されました♪』
『我が下部達よ愚か者と遊びなさい』
カサカサカサカサカサカサカサカサ無数の蜘蛛がハロルドに襲い掛かり
ハロルドは「うわ~~~~」悲鳴と共に気絶した
『シロより弱いってなんなの弱すぎ』『 earth pit 』
ハロルドの周りに穴が空き首だけ残して埋めた
『もう寝ましょ』『そうだねもう寝ようシロ悪いが監視してくれ』
『はい、俺ちが一番遊びましたから当然です』
朝、首だけ出たハロルドを見付けたのはロックだった
『おはようアルファ、シータ』
『『おはよう♪パパ』』
『最後は土埋めたようだね』『うん♪』
『作戦も連携も良かったよ偉い偉い』2匹を褒め頭を撫でる
『えへへ♪』嬉しそうにしっぽを振る仔犬達
『これはご褒美だよ』狼肉の串焼きとレバーを少し与えて頭撫でる
『狼狼♪』『美味しい♪』
「ボルド、お疲れ様、悪いがパンを4つ買って来てくれ
庭で埋ってるの暫くそのままにしておけ意識が戻って煩いのなら
パンを口に突っ込んどけ水を要求したら桶でかけてやれ」
「全く馬鹿な奴ですね」「良くあることさ人は見たい物だけ見るからね」
「今日の訓練は中止してくれハルカとシルビアはギルドのクエストだ
それとボンゴさん知ってるだろドア作って欲しいから依頼してくれ
ドアは7ヵ所以上有るから見に来て貰ってくれ」
「あとエリナさんがくるのとロルフさんとお兄さんのアルフさんが来る
他に奴隷商のシルクさんが2人を引き取りにくる門番に伝えてくれ
「解りやした」あとミーナに服屋に行ってハロルドの分とカリーナの分
まだ取りかかってないなら人物変更したいと言ってくれ
取り敢えずは以上だ」
「クリスまだ昨日パン残ってるかい?」「はい残ってます」
「だったら人数分あるなら見本見せるから作ってくれ」
「昨日のローストオークを薄くスライスするレタス適当にちぎる
キャベツは千切りにしてパンを縦に半分まで切る そのパンにレタス、キャベツ
肉の順に挟んで終わりこれに塩コショウ軽くかけても良いしソースをかけても良い
食べ方は自由だ」
「ジュディにはこれを作って貰う、先ずバターを溶かして砂糖を入れる
良くかき混ぜることそして小麦粉を少しずつ淹れていく
固まり出来ないようにね、練り込んだら棒で均等に伸ばしてナイフで切って
オーブンで焼く」
「料理は失敗して上手くなる だから失敗を恐れるなだけど作った料理は必ず
食べること食材の無駄は禁止以上頑張って」
「はい頑張ります」
「あと午後からはクリスにパンの作り方教えてもらえ俺は来客が多いから
サーシャ今日、来客が3組あるお茶ってある?なければ買って来てくれないか?」
「お茶ならあります」「良かったありがとう サーシャ」
それからセイは倉庫と窯と小屋3つ作りハロルドの元に向かい
『収納』土はどかし『麻痺』『睡眠』
ハロルド引き上げ『洗濯』『洗浄』を掛けた
『アルファ、シータこいつで勉強だ回復魔法で傷を治すんだ』
『『はい♪パパ』』『 heal 』『よし 上手上手 今度はシータだ』
『 heal 』『シータもうまい、うまい』
『レザー使ったから血が余り流れて無いけど傷口は焼いているから
治り遅い解るかなアルファ』『ウーン深い傷だから治りが遅いってこと?』
『傷が焼けたから治りが遅いんだよお兄ちゃん』
『深くて傷が焼けたから治りが遅いんだ』『良く理解したね偉いぞ二人とも』
『えへへ♪』『余り時間無いからパパ治すよ』
『回復』内部から傷口がふさがっていく
「よし、誰かこいつ縛ったら納屋に監禁してくれ監視はいらん」
◆◆◆◆◆
「カリーナ君を売却することにした。今日の午後、奴隷商に引き渡す
君のアイテムボックスの中身は元の持ち主の元へ帰ることになる
君の欠損を治したこと君にとって良かったのかそれとも不幸なのかは
君が決めてくれ あと、これにサインしろこれはこの屋敷関連の人、物、場所
出来事、君が知る俺の能力、スキルの情報全てを他人には伝えないという内容の
誓約書だ」 カリーナはしぶしぶ誓約書にサインする『契約』誓約書が
カリーナの面前で突如燃えた。「契約はなされたこんな事になって残念だ」
「ハロルドこの誓約書にサインしろ嫌なら痛い思いをするか死ぬだけだから
内容はこの屋敷関連の人、物、場所出来事、おまえが知る俺や従魔達の
能力、スキルの情報全てを他人には伝えないという内容と今後、この屋敷に
関わる全てのものそして俺に関わるすべてのものに危害や損害を与えない
そして他者に依頼もしないという内容の誓約書だサインしろ
よしサインしたなボルドこいつの指を軽くこの針で刺して誓約書にその指を
押し付けろ「へい」『契約』」
ハロルドの目前で誓約書は蒼白く燃えた
「契約は神様の名の元に結ばれた誓約を破るとおまえ7日間悶え苦し最後は死ぬから
気をつけろ試すのは勝手だが明日以降にしろ
ボルドこいつをカリーナがいる隣の部屋に縛ったまま監禁しろ監視はカリーナの監視を
含め2人シルクさんとの契約がすむまで気を引き締めて行け」「へい」
「俺はこいつのやった事の詳細を調べる」




