83 商業ギルド2
「あの~すいませんが上司が応接室にお通しする様にとのことです
すぐにお会いすると・・・」
「解った、ボルドこのおっさんを担いで一緒に来てくれそれから20番と
21番窓口のねぇちゃんもな、応接室に案内してくれアルファ、シータ
お遊びは此処までにしよう」
♦♦♦◇◇
「待たせたなワシが商業ギルドのマスターをやっているボンザ・グアムだ」
「はじめましてセイです」
「なにやらバブルと揉めたそうだが何故バブルは気絶しているんだ」
「さあ、どうしてでしょうね説明求めたら急に気を失いました、かなり
興奮してましたからそのせいでは?」
「揉めた理由はなんだね」
「これ見て下さい僕が納めた税金の納税証明書だそうです」
「どれ、なんだこれは!こんな物が納税証明書だと!」
「でしょ、これ僕に言わせたら只の紙切れですだって、これこの紙切れで
僕が納税した証明にならないでしょ、それに日付もないから払ってない
それは去年の物だと言われてこれで証明できない
それ以前に誰が受け取ったとのかも明記してないサインすらない
この紙切れはどういう理由で公式な書類をここまで酷い状態で発行したのか
説明を求めたらいきなり5人の男達を使って暴力を振るおうしたんです
僕も窓口たらい回しにされ最後に両替で銀貨36枚の10%損をするところ
だったので多少イライラしてたもんですから声が大きくなった所は反省しますが
この対応は無いのでは?」
「そうか、揉めた理由は解ったで、うちの職員をここに連れてきた理由は?」
「単に僕の言ってる事が事実かどうか証言して貰う為とこの紙切れじゃ納得
いかないので日付と僕がつまり氏名ですね幾ら税金を納めたかその内訳
それを受け取ったのは商業ギルドでその時の担当者の名前書いて欲しくて
そこの2名が僕が今日納めた金額判っているので付いて来てもらいました」
「あとこのバブル、僕達に対する殺人未遂で訴えます
5人の男達をけしかけた時に『なんなら殺してもいい』と言ってました
それに5人のうちの1人が殺す気満々で『くたばりな』って言って
襲いかかって来るもんですから怖くて怖くて神様が救って下さったのか
襲われる前に急に倒れてくれたので助かりました」
「君たちセイ君の言った事は事実かね」「「はい事実です」」
「そうか済まないセイ君商業ギルドのマスターとして謝罪する本当に済まなかった
誰か、倒れている5人とこのバブルを拘束しろそして冒険者ギルドに行って
事情を話しギルドマスターに首輪を持って直ぐに来てくれる様に要請しろ
直ぐに来てくれるはずだ」「はい承知しました」
「因みにこの紙切れの書式にしろ指示したのは、このおっさんだそうです
いけない、いけない、つい汚い言葉使ってしまいすみません
このおっゴホン バブルでしたっけよっぽど無能かそれともこの書式に
したのに理由があるのかどっちでしょうね
で、僕はどうしたら良いのですか?」
「セイ君済まないが今日の所は略式でこの紙切れに私のサインと
受け取った者のサイン今日の日付と納付した金額と納付者の名前と
その内訳は略して書かせるそれを仮納税証明書として正式な書式が
決まったら知らせるから悪いがまた足を運んでくれないか?」「良いですよ」
「済まない心から謝罪する。君たち今の話し聴いいたね直ぐ様仮納税証明書を
作成してくれたまえ」「「はいわかりました」」
「ところでマスター税金を納めるの不正防止の為に色々窓口経由する意図は
わかりますが両替まで手数料10%取るのは辛辣過ぎませんか?
僕の場合銀貨36枚を大銀貨3枚と銀貨6枚で支払おうとしたら受け付けて
くれませんでした普通銀貨そんなに枚数持たないでしょ金貨じゃあるまいし
金貨も普通ならそんなに持ち歩かないでしょ」
「ちょっと待ってくれ両替に手数料だって窓口は同額でもって、木札のことだよな
受け付け無いって初耳だぞ!木札と交換のための両替は無料だぞ!木札の窓口は
同額で受け付けていたはずだ
おい!至急、両替の件調査しろ手数料がどうなっているのかもな
あと、いつからあの書式になったか誰の指示決定したか、あと、納税に関して
不審な所は無いか書類紛失はないか全て調べろ特にバブルの商会や取引関係は
徹底的に調べ上げろ」
「セイ君ありがとう下手に外部から露見するよりずっと傷は浅いおかげでこちらで
手が打てる君のお陰だ本当にありがとう商業ギルドの信用が地に落ちるところで
君に救われた本当に感謝する」「はあ」
何の事かわからないセイは早く帰りたかった
『まだかな~証明書いつまでかかってんだ10分あれば書けるだろ
もう30分もすぎてるぞそう言えばあの窓口のねぇちゃん足し算しかできない
ような感じだったな』 そこへ
「よう、しっぽ捕まえ、拘束したんだってな、お手柄じゃねぇか
ん、セイじゃねぇか冒険者ギルドに来ねぇで何で此処にいるんだ」
「まあ、ちょっと住民税払いに来ただけですよ」
「一応バブルを拘束した理由は殺人未遂だセイ君に危害を加えようとして
未遂に終わった、証言は少なくとも近くにいた2名から取れている
あと、税金関係の不正、責任者の立場を利用しての横領もかなり疑わしい
それと脱税もかなりの金額にのぼると見ている商業ギルドとしては徹底的に
洗い出すつもりだ本当に助かった首の皮一枚繋がったよこれが外部からの露呈
だと信用が地に落ちるしかし今回は商業ギルドでの手で見つけバブルをこちらの
手で処断出来る大きな違いだ他からの介入もある程度、避けられる」
「おいと言うことはセイは商業ギルドで不正を働いた金額と脱税した金額を
差し引いたバブルの全財産受け継ぐ事にならないか?」
「殺人未遂及び教唆の現行犯逮捕だからな多くの人間が見てる前での凶行だから
証言はその2名だけではない完全に詰んだなバブルは他にも
余罪はあるだろうな」
「セイ、先手を打つが訴えの取り下げ受け付けないぜ、お前の訴えでこの件は成り立つ
他の余罪に関して奴がやったと言う証拠がねぇ、お前の訴えで初めて首輪を
着けることが出来るんだセイの事だから面倒、重いと思うかも知れないが
自分の手に余るのならエリナや俺やギルバート様を頼れ話しは聞くぜ」
「そうだなワシも困った事があったら相談にに乗ろう」
「わかりました、本当に今、いっぱい、いっぱい何ですよ俺の背に従魔を含め
20名近くいるんですこれ以上は手に余ります」
「そう言うなヤツの財産は余罪があり過ぎてのこらねぇ
かもしんねぇ気楽にしてろ」
「そうですね、取らぬ狸のなんとかと言いますしそっち考えない事にします」
「仮納税証明書出来ましたご確認下さい」 「確かに」
「僕はこれで帰って良いですか?」
「おう、良いぜ、あとは俺達で処理しとく、引っ越しで忙しいと思うが
冒険者ギルドにも顔を出せよ」「ああ問題ない」
「では失礼します ボルド帰るぞ」
『アルファ、シータもお疲れ様、ちょっと寄り道して屋台行こうか』
『『狼、狼、狼♪』』
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「おいああ言ったがバブル財産って様々なもの差し引いても残るよな」
「間違いなく残る特に商会は潰せない潰すと大混乱になる」




