82 商業ギルド
「税金を払いに来ました」受け付けに言う
「では3番の窓口に行って下さい」
「3番の窓口ですね、わかりました」3番の窓口に向かう
「税金を払いに来ました」
「どのような種類の税金でしょうか?」「住民税です」
「すいません、此処は所得税の窓口でして5番の窓口に行って下さい」
「わかりました5番ですね」5番の窓口に向かう
「すいません住民税払いに来ました」
「この用紙に必要事項を記入して10番の窓口に行って下さい」用紙を貰う
氏名、住所、奴隷の名前を記入して10番の窓口に向かう
「これ」窓口に用紙を差し出し10番の窓口の女性は用紙を見て
「すいません年齢が記入されてません全員15歳以上ですか?」
「いいえ2名、8歳と6歳です」
「すみません子供の年齢を記入して再度お越しください」「・・・・」
「········」無言で用紙を差し出す。受け取る10番の窓口の女性
「記載漏れはありませんね、では20番の窓口でお金を支払って下さい」
「・・・」ー無言で20番窓口を探して20番窓口に向かう
『これ日本の役所と同じだ日本役所は案内図あったからまだましだけど
此処、案内図無いから最悪だ』
「・・・」無言で用紙を差し出すと「木札お持ちですか?」
「いや持って無い」
「この窓口では現金を扱ってません向こうの1番の向かいに現金と木札を
交換する窓口がありますのでそちら行って木札と交換して下さい」
「因みに聞くけどこの用紙に書かれている人間の住民税は幾ら?」
「セイという人が大銀貨3枚成人の奴隷が1人に付き銀貨3枚です12名記載
されていますのでえ~と・・・・銀貨36枚で未成年の奴隷は銀貨1枚で
2名記載されてるので銀貨2枚で、え~と大銀貨3枚と銀貨36枚の木札
お持ちください」
「もひとつ聴くけど大銀貨6枚の木札と銀貨6枚の木札持って来たらどうなるの」
「受け付けられません1人1人照合しますので・・」
「わかった」木札交換所に向かう
「大銀貨3枚と銀貨36枚の木札下さい」と言って大銀貨7枚渡す
「すいません此処ではお釣渡せないんです7番窓口の向かいに両替所があるので
変えてもらって下さい」
「ひとつ聴くけど大銀貨6枚と銀貨6枚渡すと、どうなるの?」
「はい大銀貨6枚と銀貨6枚の木札の交換となります木札とお金を
合わせなければいけないので・・・」
「もひとつ聴くけど両替に手数料掛かるの?」
「はい10%の手数料がかかります」
「わかった····『これ罠だ、見事な罠だ』じゃこれ」
大銀貨3枚と銀貨36枚を渡す
「数えますので少しお待ち下さい確かにあります、これをお持ちください」
「・・・・」無言で木札を持って再度20番窓口に
「これでいいかな?」用紙と木札を差し出す
「はい照合するので少しお待ちください 確かにあります
今、判子を押しますのでこの用紙を21番窓口に提出して納税証明書を
もらって下さい」
「これ」20番窓口から21番窓口に差し出す
「ちゃんと並んで下さい」「誰も並んで無いけど」
「それでもです受け付けの前に来て下さい。態度、悪いですよ!」
「はいはいこれ」「確かに住民税を受理しましたこれをお持ち下さい」
納税証明書なる物を受け取り内容を見ると税金を受け取ったとだけしか
書かれていない
「おい!ねぇちゃんこれなんだ」「納税証明書ですよ」
「これが納税証明書なら笑えるよ!これ誰が幾ら税金払ったのか書いていない
そちらが書類紛失したときや俺がこの紙盗まれた時、来年度もし住民税を
納めてなくてこの紙見せたらどうする納めた日付さえ書かれていないんだぞ
それと20番の窓口のねぇちゃん、俺が規定の税金納めたこと証明してくれ
さあ、責任者か俺の質問に答える事の出来る人間呼んで貰おうか!」
「なんだ!騒々しい」「あっ あの時のおっさん」「バブルさんこの方が・・・」
「おっさん此処の職員だったのか、ちょうど良いお前っ此処の責任者か
これ説明してくんない」
「なんだ?これ納税証明書じゃないか、これがどうした」
「どうしたじゃねぇよ!これ俺から言わせたら只の紙切れじゃねぇか
納税者の氏名、金額、日付その上、誰が受け取ったかも書いてねぇ
それに余白がやけに多いな、これが納税証明書だと笑わせてくれる
そちらが書類を紛失して俺が納税未納または金額が足らない場合
誰が証明してくれる、喩えこの紙切れで納得して貰っても俺がこの紙切れ
紛失や盗難にあった場合、当然、悪用出来るよな!納めていない税金を
この紙切れ一つで納めた証明になるんだから、更に日付が入っていない
ことで来年度以降数年はこの証明書、悪用することも可能だ
この3点の質問、答えてくれ 責任者なんだろ答えられるはずだ」
『アルファ、シータもし周りやつらで敵対行動を見せたら眠らせろ』
『『了解♪パパ』』
「うるさい!うるさい!黙れ!此処を何処だと思ってる役所から税金の
徴収を任された商業ギルドだぞ!書類の不備や紛失はない!」
「俺、商業ギルド信用してないから、つい最近金貨50枚お前とこの職員に
騙し取られそうになったんでな。それにおっさん、命の恩人に対する態度か
恩を着せるつもりはないけど、馬車の件も聞いてるぜ、あの時急かしたの
もしかしたら自分の損害減らしたかったせい?」
「うるさい!黙れ!こいつらを叩き出せ!二度と生意気な口をきかせるな!」
「あれ?これってよっぽどおっさん都合悪いようだねいきなり暴力に訴える
なんて、警告する!俺達に敵意を向け行動を起こした者は容赦なく叩き潰す
アルファ、シータわかってると思うが殺すなボルド剣は相手が抜くまで抜くな」
『『わかってるよ♪パパ』』『使う魔法は『パラライズ』『スリープ』だけだぞ』
『『了解♪パパ』』「わかってますって旦那」
「狼藉者だ!早く!叩き出せ、なんなら殺してもかまわん!」
『あ~言っちゃった これで心おきなく戦える』
屈強5人の男が「これも仕事何でなくたばりな」と言って殴りかかってきた
瞬間、『sleep』『paralysis』5人の男が一瞬で倒れる
「あれ~♪どうしたのかな?アルファ、シータ
このおじさん達遊びたがっていたから遊んであげなさい」
『殺さないようにいたぶってあげなさい』『『は~い♪パパ』』
「どうした、おっさん叩き出すんじゃ無いのか?いい加減こっちは
イライラしてんだよ!なぁボルド俺達何か狼藉と呼ばれることしたか?」
「いいえ旦那、俺ら正当な理由で説明求めただけです」
「だな、そこの職員達そうだよな」軽く威圧を込め職員達を睨む
「で、どうなんだ、お前達そう証言してくれるよな!」激しく頷く職員達
「あと申し訳ありませんが周囲方々もし証言が必要だと判断されたら
見たまま正しく証言して下さいお願いします」
「じゃ本題入ろうか、おっさんこの紙切れどう説明するんだ
お前、商人って言ってたよなこれが物品の受け取り書だったら
納得するか?これが借用書だったらどうする」
「それは納税証明書だ!だからいいんだ!」
「まだ、言うか説明になって無いんだよ、俺の質問のな!」威圧を込め睨む
「ひっ」ガタガタと震えるバブル
「おい、そこのねぇちゃんこいつ本当に責任者か?この紙切れの書式で
証明書を出せと指示した者出てこい、このおっさんじゃ話が通じない」
職員達は一斉にバブルを指差す
「え~と、本当にこのおっさんなの?ボルドこのおっさん
逃げないように見張ってろ!
面倒だな、ねぇちゃんこの件ではなしが解るこいつの上司呼んでくんない
頼む」「はい承知しました。すぐ呼んで来ます」
此処にいたく無いのか脱兎の如く駆け出すギルド職員
「さてと、おっさん、お前が指示してこの書式にしたんだってな、
ちゃんと納得いく説明してくんない」威圧を更に強めバブルに近づく
「ひっ」声にならない悲鳴をあげ気絶するバブル
「おい、おい、どうしたんだおっさん」
「あの~すいませんが上司が応接室にお通しする様にとのことです
すぐにお会いすると・・・」
「解った、ボルドこのおっさんを担いで一緒に来てくれ
それから20番と21番窓口のねぇちゃんもな、応接室に案内してくれ
アルファ、シータお遊びは此処までにしよう」




