41 初顔合わせ
翌日早朝市場に行き八百屋の主人に声を掛けた
「おっちゃんどうだった?」
「お陰様で完売しやした坊っちゃんのお陰でさあ」
「そりゃ良かったところでこれ何?」隅っこに置いてある物を指す
「そりゃ玉ねぎってやつでさあ 農家から無理やり押し付けられたんでさあ」
「ふーんねぇこれどうやって食べるの?」
「それがね齧ってみやしたが食えたもんじゃねぇ」
「そっかこれいくら?」
「坊っちゃんそれ食うんで?やめといたほうが良いですぜ」
「ちょっと試したいからさ」
「どのみち売りもんにならないから全部持っていってくんな昨日世話になったし
美味い調理方法見付けたらまた教えてくだせい」
「ありがとう今日も氷いるかい?」「是非お願いしやす」
「シータ頼む昨日と同じように氷出してw」「ワン『いいよ♪パパ ice』」
『ありがとねシータ』 『たいしたことないよパパ』
「おっちゃんじゃ行くね ありがとう」「こっちこそありがとやした」
市場を見て周り油とチーズと林檎と葡萄を買ったちょうどいい時間になったので
薬師ギルドに行くとギルバートさんが出迎えてくれた
「おはようございますギル爺さん」「おお おはようセイ」「「ワン!」」
「さっそくじゃが兵舎にむかうぞ」「ええ気乗りしませんが」
「まあそう言うなこのままではその3人は悲惨な事になるでな」
「判りましたいきましょう」『アルファ シータ行くよ』『『了解パパ♪』』
「そうそうこれが執事のロルフじゃ こっちの少年がセイじゃ」
「お初にお目にかかりますロルフと申しますお見知り置きを」
「セイと申します宜しくお願いします」
「もったいないお言葉 我が主人をお救い下さりありがとうございました」
「いえいえ単なる成り行きですので それに大した事してませんよ」
「大した事していない等ご謙遜も過ぎれば嫌み聞こえますぞ」
「別にそんな事は···」「判っております此度のことは本当にありがとうございました」
「さあさあ堅苦しいのは無しじゃ早く向かってくれロルフ」
「では参ります」
それほど距離があるわけでもなく暫くすると兵舎に着き
3人と面会した1人は男性で2人は女性
種族は男性と女性が獣人もう1人の女性はエルフだった
「だいたいの事情は聞いていますがどうしたらいいんですか?ギル爺さん」
「どうじゃこの者達の主にならんかの?其ぐらいの甲斐性はあるじゃろう」
「お金はありますが根なし草なもんで····流石に宿屋暮らしではね」
「なんじゃそんな事か いい忘れておったが お主への褒美をずっと
考えておっての屋敷を褒美にどうじゃ?」
「そんな褒美は別にいらないですあまりにもらい過ぎです分不相応です」
「無理にとは言わぬが褒美は決定事項じゃ貴族の体面の問題での
本来なら我が辺境伯爵の家臣に取り立ても良いのじゃが
そう言うとお主逃げるじゃろ」
「ええまあその通りですね」「やっぱりな」
「まあ褒美のことは今は置いておこう
この者3名の主人になることはお主の為でもあるのじゃ」
「盗賊討伐の戦利品の情報は今日公開される当然討伐者の情報も
流れるしなそうなると金欲しさにお主を狙うとも限らん」
「じゃからこその奴隷じゃ」
「判りましたそう言うことならでも本人達の意思はどうなんです?」
「奴隷に普通主人は撰べぬよ」




