36 犯罪奴隷
セイは冒険者ギルドをでて今、向かいの薬師ギルドの受け付けにいる
「あの~ギルバートさんからこちらの薬師ギルドに来るように言われたのですが····」
「お名前を伺っても良いのですか?」 「セイといいます」
「ギルバートより聞いております どうぞこちらへ」応接室に案内された
「どうぞお掛けになってお待ち下さい
すぐお茶を御用意しますからおくつろぎ下さい」
そう言って受け付けの女性は退室し暫くしてお茶を持って来てくれた
「すぐにギルバートも来ると思いますのでもう少しお待ち下さい」
部屋を眺めて待っているとギルバートが現れた
「待たせたかな?元気そうで何よりじゃ冒険者ギルドでは
大変だったみたいじゃのエリナから聞いたがかなり愚痴をこぼしておった」
「はぁ僕も疲れました」
「本題に入る前に改めて自己紹介をしよう
ワシの名はギルバート・フォン・エリック この街の領主の父じゃ
隠居の身での引退して薬師ギルドのギルドマスターをしておる
先日は世話になった感謝するゾイ命恩人じゃ気軽にギル爺と呼んでくれ」
「『ここでもテンプレか参ったな』ではギル爺さんと呼ばせて頂きます」
「フォフォそれでよい 宜しくな 本題に入るがまず捕らえた盗賊の事じゃが
『赤き殲滅』の賞金首じゃがこちらを襲った輩は副首領と幹部3名に賞金が
掛かっておった内訳は副首領 金貨100枚 幹部3名は一人に付き金貨50枚
合計金貨250枚となるそして他の者16名は銀貨1枚で銀貨16枚じゃ
あの時の取り決めでお主の取り分は金貨125枚と銀貨8枚じゃこれで良いかな?」
「もちろんそれで結構ですw」
「悪いのぉお主が全部倒したと言うのに此方に気を使って貰い本当に感謝するゾイ
それから洞窟の方じゃが賞金首は首領と幹部5名じゃ首領は金貨200枚幹部は
一人に付き金貨50枚そして他の者17名は一人に付き銀貨一枚で銀貨17枚
金貨450枚と銀貨17枚これは全部お主の物じゃ
総計金貨575枚と銀貨25枚
じゃから大金貨5枚金貨75枚大銀貨2枚と銀貨5枚で支払われる事になる
ここまで理解したかの?」 「はい大丈夫ですw」
「次に犯罪者奴隷の事じゃが判決がで次第奴隷商人の競りにかけられる
因みに賞金首は重罪人として鉱山送りか死刑か場合によってては
ダンジョンで戦闘奴隷じゃその競りで得た金額の半分がお主が得る事になる
このことについてワシを含め護衛達は相談上その権利を放棄する事にした
でだ競りが終わる迄2週間程掛かるのじゃがお主競りが終わるのを待てるかの?
待てない場合一人当たり大銀貨5枚で領主が引き取る事になっておるのじゃが
どうする?」
「えっ!待つ待たない以前に権利放棄するんですか?」
「ワシらは賞金だけで十分じゃじゃから気を使うなフォフォフォ」
「そうですかでは遠慮せずお言葉に甘えます
どのみち1ヶ月はこの街にお世話になりますから競りを待つ事にします」
「そうか了解したゾイ そう手配しようあとちと面倒な事があってな
お主が保護した者の中に主人の居ない奴隷が3人おっての
お主が主人になるんじゃがどうする?」
「えっ!そんなこと言われても困ります」
「じゃがのぉこれは放棄できんのじゃ所有権の問題でな
奴隷は物品扱いなんじゃ元の主に引き渡すにも死亡して
もういないし元主の遺族が相場の金額で引き取るとも思えんでのぉ
とりあえず奴隷達の主人になってくれんかのぉ
このままだと明日、兵舍から出されて路頭に迷う事になるじゃよ」
「もう判りました明日にでも会わせて下さい『ここでもテンプレかよ』」
「おお!お主ならそう言うと思ったゾイ
では明日午前中に引き会わせる事にするゾイ9時に此処に来てくれ」
「それから質問なんじゃが·····」




