32 市場
この世界で初めて宿屋で眠った安心からか普段より遅く起きた
アルファとシータに食事を与え1階のホール抜け厩舎に向かった
厩舎にたどり着くとキャロットは嬉しそうに頬ずりをしてくる
首撫でながら林檎を与えた
「俺も朝飯にするかwキャロット悪いけど今日はお留守番してくれ
今日もギルドに行かないといけないから悪いな」
「BLuu『仕方ありません主 気をつけて行ってらっしゃい』」
おはようと看板娘のアイナに声を掛けて朝食を頼んだ
朝食は黒パンと野菜のスープあと厚く切ったベーコン
黒パンは固くスープに浸けて食べた食事事情は地球とかなり違う
半年近くサバイバル生活だったからこの食事でも十分美味しく感じたのは本当だ
でももう一工夫できないか?と思う自分もいる
若返ったことだし楽しもう
「あの~街を見て回りたいのですが市場の場所教えて下さい
それと露店なんかも」
心良く親切に笑顔で市場の場所を教えてくれた
市場は宿屋から歩いて10分程の所にあった中途半端な時間のせいか
人はどれ程いなかったスキル『マップ』を使いながら気になった物を鑑定する
肉はたっぷりあるが野菜がやっぱり欲しいそれと野菜種特に豆類の種が
規模は日本商店街とは比べてはいけないくらい小規模だ
それでもここは街の胃袋を支えていると実感できる
街の良し悪しを判断する方法として市場に活気あるかどうかで判断出来る
この街は大丈夫そうだそろそろ店のなかに入るか
「おっ坊主お使いか 良かったら見てってくれ 昨日仕入れた野菜だ旨いぜ」
「じゃ見せてもらおうかなみんな美味しそうだねどれにしようか迷っちゃうよ」
「坊主これなんかどうだ?これはトマト言ってな旨いぞ」
手のひらよりも大きな赤い実を指差して言う
「おっちゃんそんなに旨いの?」「おう 旨い」
「へぇ~このトマトっての他の物に比べて沢山あるけどどうして?」
「ちぇ嫌な坊主だな俺は本当に旨いと思ってんだ!
でもな何故か人気無いんだこれ」
「そっかどくとくな匂いあるしね で売れそうかな?」
「そりゃ頑張って売るしかないよな」
「そのトマトの値段は?」
「おっ買ってくれるのかい?坊主 1つ銅貨1枚だ」
「『1つ100円か』ふーんどうしようかな?味見するから取り敢えず1つちょうだい」
銅貨1枚渡して良さそうな物を選んでだ
「そこの隅で味見して良いかな?」 「良いぜ坊主」
周りに見えないように『ウォッシュ』をトマトのかけついでに『フリーズ』で冷やす
皿を取り出しナイフで一口大にして食べる(齧りつくにも大きかったせいだ)
『酸味が強いなでもこれって子供時に食べたトマトの味だ』
「うん美味しい!」
「おい坊主何やってんだお前魔法使いか?
何も無いところから皿出すしトマトに魔法掛けるし普通そんな事しないぞ
でどんな魔法を使ったんだ?」
「エヘヘw秘密だよ」「そんな事言わずにに教えろよ」
「じゃ教える代わりに沢山買うからまけてくれないかな?
それに馴染みのない物を売る方法も教えるからさ」




