25 黒鹿毛
洞窟に戻ったセイは明日の準備の為、馬車の確認をした
馬は6頭いた6頭とも馬車から外され木に繋がれおり近づくと変な臭いがした
多分獣が嫌がる臭いなのかこの周りには獣の気配は無い
馬車は2台が幌つきで2台が荷馬車だ
それともう1台箱形をしている馬車で合計5台あった
「まっ大丈夫だろう最悪歩けば良いし」
取り敢えず皆の基に戻り明日、此処からフロントに向かう事を話し
馬車を操作出来る人がいるか聞いてみた所5人いたので助かった
裸馬は経験無いが乗馬はしたことがあるセイであった
見張りを交代して皆には眠ってもらい
適当に仮眠を取りながら朝を迎え軽く食事をとって
馬車を馬に繋ぐ困ったのは1頭だけ気性の激しい黒く大柄の馬がいて
馬車に繋がれるのを嫌い暴れたことだ誰も怪我がなかった事が救いだ
その一頭だけ木に繋げ寝ている盗賊どもを2台の荷馬車に積み込む
残り3台別れて乗り込みフロントに向かう
困ったのは黒く大きな馬だ近づくと威嚇してくる
どうしようかと思っていた所アルファとシータが威嚇したようだ
こちらに向けた威嚇でないのでとても可愛らしい
両者共に動かないので魔力を目に集めるとアルファとシータのオーラ
燃え上がっているように見えアルファは赤シータは青かった
どうやら仔犬たちが勝ったみたいだ黒い馬は仔犬たちの軍門に降った
一応乗馬経験者だが裸馬は初めてなので緊張したが
駆け足するわけでもないので馬車の速度で歩んだ
因みに商人様は荷馬車だ置いてきぼりも考えたが面倒が増えそうなので止め
あとアルファとシータは馬車を取っ替えひっ替えして道中遊んでいた
俺は道を知らないので先頭は道に詳しい者に任せた
フロントの街へは夕方までには着くようだ
道中グラスウルフやゴブリンと遭遇したが撃破····アルファが
俺の出番全くなかった
この黒い馬だが俺にも従順で愛着が沸きつつある
『松風』や某漫画の○王の愛馬の名前が脳裡浮かぶが
自分の持ち物では無いので控える事にする
そうこうしているうちにフロントがみえてきた




