24 商人
突然話しに割り込んできた男
「えっと貴方は?」
「ワシを知らんのか!ワシはフロント一の商人バブルだ!バブル商会の会頭だ!」
「そうなんだ?で何か問題でもあるのかな?」
「ワシは一刻も早くフロントに戻らねばならん!
此処にいるだけでいくら損をすると思っている!
ワシを護衛しフロントまで連れていけ!ワシを敬え!」
「へぇそうなんだ?言ったはずだよな俺の指示に従えと勝手するのは自由だが
自己責任のもとでやれと!戻りたければ戻るがいいさ一人で戻りな!」
「なんだその口のきき方は!ワシはバブル商会の会頭だぞ!」
「それがどうした!今の状況判って言ってんだろうな?
言ってるだろ勝手に独りで戻れって面倒だ俺はお前を見捨てる勝手にしろ」
商人の男と話すの時間の無駄だと思い無視して他の人達を外に出るよう促し
『ウォッシュ』を使える人は使ってもらい
出来るなら他の人達にも掛けてもらえるように頼んだ
なんとか商人を除く全員に掛けてもらえ俺はと言うとインベントリーのなかの
盗賊から奪った衣服に『洗濯』《ウォッシュ》and『乾燥』《ドライ》を掛けて
皆に渡し倉庫だった部屋に戻りこれから事を考えた
「もうすぐ日が暮れるので今日は此処で泊まりませんか?
夜の森は危険ですし皆さんの夜営の準備もしてませんから」
そう言ってパンと林檎と干し肉を商人以外に渡す
衣服は商人にも渡したが男の裸を見たくなかっただけだ
「ワシにも食料を寄越せ!」と喚き散らすのでシータに頼んで眠らせた
道で出会った老人の事もあるので数本のナイフと短剣を彼らに渡し
盗賊と商人は丸一日眠ってるはずだと言い見張りを頼んだ
「では少しの間此処を離れます
アルファ シータ悪いがお留守番してくれないかな?」
「「ワン!! 『『いいよ♪お姉さん達と遊んでるw』』 」」
嫌がる素振りを見せないので了解してくれたものと思い老人の基に向かった
迷わず老人のところへ戻ってこれまでの経緯を話し盗賊を討伐したことを話し
囚われた人達が15人いることそれを解放したこと
あと20人程の捕虜がいることを説明して今後どうすれば良いか相談した
「そちらは自力で街まで来れそうですかな?」
「なんとかなると思います」
「では此処はワシ達に任せて向こうの面倒を見て上げるが良いじゃろ
事が片付いたらワシを訪ねて来なさいそうするが良い
ワシの名はギルバートじゃ皆からは薬師のギル爺と呼ばれておる
フロントの薬師ギルドで尋ねるのが良いじゃろ」
「名乗りがまだでしたね私の名はセイと申します
判りました予定を狂わせて申し訳ありませんお言葉に甘えます では」
老人との打ち合わせも終わりセイは洞窟に向かった




