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横田広域警察24時  作者: 魚河岸ボブ
第2章 頑張れ、新任捜査官
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同期会

 近所の居酒屋で始まった同期会は、開始直後から盛り上がりました。


 この数ヶ月であった色んな出来事をワイワイと話し合うのは予想以上に楽しかった。大半はなんてことはないただのグチの言い合いだけど、やっぱり同期っていいね!


 サクヤとミーアは仕事が順調で、かなり充実した日々を過ごしているみたい。とはいえ滅茶苦茶ハードワークをこなしているようで、少し心配になります。


 陸自からの出向組(ドンキーとブルース)は早速ハードな任務で色々あったようで、時々遠い目をして「俺達、まだ生きてるんだよなぁ…」と自己陶酔に耽っ、もとい何かを噛み締めているようです。色々辛いことがあったみたいなので、しばらくそっとしておきます。


 相変わらず鬱陶しいのは斉藤氏(マーベル)で、当たり前のように私の隣の席に陣取り、マシンガンのように話してます。こいつ、SNSであれだけ盛り上がっていたから予想はしていたけど、どれだけ貯めてたんだという位よく喋る。…まあ、7割がたオタクトークなので、一緒に話せる相手に飢えていたんだろうなと思う。そんなコアな話題についていけている私も私だけど…。

 仕事は順調みたいで、同じオタク仲間なのに大捕物で失敗した私とは大違いだ。


 刑事課のチョーさんとクロ、ペコちゃんは毎日あちこち歩き回っているようで、「半径10km以内の地理ならバッチリよ!」とドヤっています。今度オススメの店を紹介してもらおう。


 意外だったのは、外事課に行った天才ボンド氏で「上手くいってない」と凹み気味でした。話を聞いてみると、やれ他省庁との連携がどうとか管理システムのUIがどうとか私には理解出来ず、何が悪いのかも分からないので、とりあえず「ドンマイ」とだけ言っておきました…。

「マコに励ましてもらえると元気が出るよ」と謎のお礼を返されて焦ったものの、よくよく話を聞くと、同期がいないのが結構辛いらしい。うーん、意外!


 気付いたらサクヤ、ミーア、ペコちゃんが同じテーブルに来ている。他のテーブルは漢トークで盛り上がっており、邪魔するのもなんだから…と我々のまったりスペースに来たそうな。


 斉藤氏が以前使っていた愛銃「めぐみん」ことベレッタM92バーテックについて熱く語り、何故か千代ちゃんが「わかる、わかるぞ…」と涙ぐんでいて、ちょっとビビりました。

 千代ちゃんは随分前に大事な人から借りたままの道具があって、その人の身代わりのように思えてならないとのこと。なるほど、よくわかるようなわからないような。…斉藤氏と千代ちゃんって、意外と話が合うんだよなぁ…。


 なんだかんだでワイワイと過ごし、お開きの時間に。明日仕事のメンツ以外はイイ感じに出来上がっており、何故か斉藤氏、ペコ、千代ちゃんが我が家に来ることになりました。もっちょんとチャーちゃんに会いたいそうです。


 チャーちゃんに電話すると、「近所迷惑になるから騒いだらダメだよ」と大人な回答が。大丈夫、多分…。

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