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62日目 きりたんぽさん

 3月3日金曜日。

 私、桐屋蘭子は抜け殻のような朝を迎えた。


「あーーーー……」

「……」

「あーーーぅぁぁあーーーー……」

「……蘭子、私のベッドのシーツに……ヨダレが……」

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあーー……」


 地球滅亡を阻止する為に計画された白浜玲美殺害計画。完璧なシナリオだった…はず。

 それを無情にも打ち砕いたのは奴の混沌の力。

 私は時空を渡る『Agの鍵』

『Agの鍵』の力は混沌の力に劣ると言うのだろうか…


 無力……


 やはり地球滅亡は阻止できないのか…私は無力なのか…こーちゃんは吹き飛んでしまうのか…


「陽菜はいいよ…別に死んでも……」

「……え?」

「でもこーちゃんはさ…まだ未来があるんだよ……」

「……私にだってまだ未来あるよ」

「私は無力だ……」


 もういいや。

 やはりこの桐屋、クヨクヨ悩むのは性に合わない。開き直ろう。そうだ。どうせ破滅は免れないのだから。こうしてベッドで腐ってる時間がもったいない。

 MO・TTAI・NAI☆



「という事で陽菜、出かけるぞ。シュター☆バックスの新作フラペチーノ奢って」

「……嫌だ」

「なんでさ」

「……私はこの部屋から出たくない…一生ここで暮らす」


 引きこもり予備軍美堂陽菜。

 こんな部屋のシミに等しい女でも私の友人だ。そう思いながら陽菜の財布だけ手に部屋を出ようとした私の背中に「……あと蘭子と外に出るとろくな事がない」の一言。


 やたら財布が軽いと思ったら空だった。そうか…私がセミナー行った時に全部抜いたんだった。




 さて、気を取り直して。

 憎たらしい程晴れ渡る空に吸い込まれそうになりながら、辛気臭い美堂家の空気を排出し、排気ガスに汚染された空気を肺に取り込む。

 マンションから一歩外に出れば地球の終わりなんて知らない平和な世界が私を待っていた。

 呑気な日常の光景が沈んでいた私の気持ちを引き上げてくれ--




 バサッ!!


 ……と思ったら死角から何者かの攻撃だ。

 私に突然覆い被さってきたのは網だ。どうやら捕獲されたらしい。

 確かに桐屋蘭子は世界に一人。そこらの天然記念物よりよっぽど貴重ではあるけど……


「捕まえたよ!!マイプリンセスっ!!」


 どうやら密猟者ではないらしい……


「お前は…カンパルノ妹っ!!なんだ!?私の休日を邪魔するつもりかっ!?」

「黙れっ!!」

「ビクッ」


 巨大な虫取り網で私を捕獲したカンパルノ妹。それは顔面だけイケメンな、芸能人の妹であるという以外のアイデンティティを持たない哀れなる小娘。

 そんな小娘は今、無駄にキラキラやかましいピンクのスーツを着て私を睨んでいた。

 イケメンもこうなったら形無しである。


「何そのダサい服」

「衣装だよ!」

「遺書…………?」


 香典はやらん。


「Y〇uTubeチャンネル!どうなってんのさっ!!」


 ……ああ、その事か…


「僕はこうして衣装まで作って待ってるんだよっ!!なのに君ときたら……っ!!このままじゃ僕は一生何者でもない女として生きる事になるじゃないかっ!!」

「カンパルノ妹……人は皆何物でもない。何物でもない誰かの足跡が人生という物語を描き、物語のフィナーレを飾る時、人は主人公になる」

「うるさいよっ!!」


 カンパルノ妹は私を捕まえたまま網を引きずって歩き出す。


「今日は逃がさないよ!Y〇uTubeチャンネル作るまでっっ!!」

「…あー……カンパルノ妹?シュター☆バックスの新作フラペチーノ飲みたいから、シュター☆バックスまで行ってくれない?」

「行かないよっ!!」

「そこで動画撮るから。な?」

「嘘つけ!!」

「あのちょっと…痛いんですけど、ケツが。私の黄金の曲線を持つケツが削れてるんですけど…」


 *********************


 連れてこられたのは坂の上の大豪邸でした。でかい。

 ちなみにここに連れて来られるまで永遠引きづられ続け、私のケツはかつての美しさを失った。


「訴えてやるからなっ!!」

「入って!!」

「訴えてやるっ!!ケツ摩耗罪!!死刑っ!!」

「入ってよっ!!」


 お邪魔します(怒)



 中も凄い広さだった。いつぞや行った雅ん家より広い。なんてこった。もしかしてここはカンパルノ妹の家なのか?

 そういえばカンパルノ妹は三百万をぽんと払える奴だった。私は態度を改める。


「へへっ!旦那!旦那っ!ご招待に預かって光栄でやんす!へへっ!いやぁ知らなかったな。旦那がこんないい家に住んでるなんて……へへへっ」

「ここは僕の姉の家だよ…姉さんはここで一人暮らししてるんだ…ただ姉さんは生活力皆無だから、僕が定期的に世話しに来てるんだけどね」

「同じ事じゃないですかいっ!へへっ!さっすが売れっ子芸能人!こーんな凄い家に住んでらっしゃるなんてっ!この家、いくらなんですかい?」

「賃貸だよ」

「家賃いくら?」

「3万4000円」

「安っ!?」


 え?……そんな金額でこんな豪邸(推定百坪)に住めるんですか?


「おや、響ちゃんこんちわー」「え?何それ?漁にでも行ってた?」


 ……なんか奥からチャラい大学生風の男女が…


「マイプリンセスです」

「?」「?」

「あ、紹介するよマイプリンセス。この人達この家の住人、ここシェアハウスなんだ」

「百坪のシェアハウス!?」



 チャラい大学生曰く「カンパルノちゃんなら部屋で震えてる」との事だったので、まぁ留守だろうがなんだろうが関係ないらしいカンパルノ妹に引きづられて階段で腰骨を砕きつつ、私は路端カンパルノの部屋へ……


「姉さん入るよー」

「ぎゃああああああああああああっ!!」


 妹の入室に江戸川コ〇ンが三秒で飛んできそうな悲鳴が応対。部屋に転がされた私を見て深窓の令嬢のような美女が「ひぃやああああああああああああああああっ!!!!」と絶叫。


 この女こそがカンパルノ妹の姉。つまりカンパルノ姉だ。

 芸能人らしい。芸能人なのに、チャラい大学生と家賃3万4000円でシェアハウスしてる。


 あと部屋の広さが尋常じゃなかった。グランドピアノが置いてある。こいつら一人あたりの専有面積の広さが日本の狭さの原因に違いない。


 まぁともあれ挨拶だ。


「あ、はじめましてカンパルノ姉、覚えてる?私、蘭子。桐屋蘭子」

「ひぃっ!!ひぃぃぃいっ!!!!」

「姉さん今日はどうしたんだい?そんなに怯えて…」


 まるで幼子をあやすようにカンパルノ妹がカンパルノ姉をベッドへ……なんか、分かりにくいんだけどカンパルノ妹とか姉とか…


「……あのさ、前から言いたかったんだけどカンパルノ妹、お前名前ないんか?」

「あるよ!路端響って名前がちゃんと!」

「……しっくり来ないな。やっぱカンパルノ妹でいいや。で?カンパルノ姉の名前は?」

「だから路端カンパルノだよ」

「何人なんだよ……」


 いや、偏見は良くない。忘れたの?蘭子。名前イジリがどれだけ辛くストレスが溜まるものなのかを…私だって散々泣かされてきた。


 ……なので今までイジられた分、他の奴に返してもいいよね?


「やーいやーい、カンパルノ〜。なんだその名前変なの!お笑い芸人の芸名かっ!!」

「……お笑い芸人ではあるけど芸名ではないの」


 と、瞳をうるうるさせながらそう答えるのはまるで月の妖精のような美しき淑女。清純派女優になる為に産まれてきましたみたいな顔をした女。


 お笑い芸人なんだ……その顔で……


「で?姉さんどうしたの?」

「部屋にゴキ……ゴキブリが出た……(涙)」

「ジョニー・ゲップ住んでそうなこんな大豪邸にゴキブリが!?」


 驚いたのも束の間、私の目の前に散乱したカップ麺の空き容器やらコンビニ弁当のガラやらペットボトルやら……


「全く姉さんは仕方ないんだから……ほら、ゴキブリは僕がやっつけてあげるからさ」


 キビキビと部屋の掃除を始めるカンパルノ妹の姿に、布団に包まりながら「うん」と返すカンパルノ姉。

 流石所持金二十五円で誘拐される女は違う。


 ……で?


「やいカンパルノ妹。私をここに連れて来た理由はなんだ?」


 巨大虫取り網に捕まったままの私は床暖房の熱を頬っぺに感じつつ尋ねる。

 目的を忘れてたらしいカンパルノ妹はゴミ袋片手に「そうだ!」と目を吊り上げ、宣言。


「Y〇uTubeチャンネル作るまで君をここから出さない!!」


 姉の部屋に知り合いを監禁しようというらしい。


「……え?どういうこと?」

「そういうこと。だから悪いけどね姉さん、しばらく部屋、貸してね?」

「……え?」


 桐屋蘭子はカンパルノ姉にとって誘拐犯から救ってやった命の恩人…

 今そんな恩人に向かって床を這うゴキブリにも勝るとも劣らない恐怖の眼差しを向けるカンパルノ姉。

 蘭子、憤慨。


「ふーーーーっ!!ふーーーっ!!(怒)」


 ……が、しかし。この一室だけでもしかしたら美堂家のマンションより広いかもしれない豪邸になら監禁されてもいいかもしれない。ゴキとゴミに目を瞑れば…

 あとはこーちゃんを連れてくれば……


「よろしくお願いします」

「えっ!?」

「……よろしくじゃないよマイプリンセス。君がそんな乗り気じゃ困るんだよ。早く帰りたいだろう?だったら今日、今すぐに僕と一緒にY〇uTubeドリームに飛び込もう!」


 カンパルノ妹はステッカーがベタベタ貼られた下品なMa〇Bookを目の前に押し付けてくる…


「言ったはずだカンパルノ妹。未成年じゃ収益化できない…残念だけど、私のママンはアンチY〇uTuberだから…てか、カンパルノ妹お前いくつ?」

「17歳、高2、4月から高三」

「死ね」

「ひどいっ!!」

「てめーいつ18歳になんだよ」

「今年の末頃だね」

「じゃあお前の誕生日来ないじゃん、くたばれ」

「ひどいっ!!」


 今年の4月で地球終わんねん。


「……響が生まれた日は寒くって…お姉ちゃん、よく覚えてるわ…私はまだ小学生だったけど…」

「あれ?もしやカンパルノ姉は成人してる?」


 唐突に過去を懐かしみ始めたカンパルノ姉の発言に蘭子は光明を得た。


「そりゃ姉さんはもう立派な大人だよ。ね?姉さん」

「うん」

「いい歳して大学生とシェアハウス……」

「「悪い?」」


 まぁそれはいいとして……


「蘭子ちゃん、いや、マイプリンセス、いやマイハニー?別にお金なんていいじゃないか。僕とハニー、そして孫。三人の夢と希望があれば僕はどこまでもプリンスになれるんだ」

「おめーがプリンスになろーがならなかろーがこちとら借金返済がかかってんねん」


 ……でもさ、どの道4月10日で地球滅亡だぜ?借金とか正直…………


 ……つまり収益化した金は全て私の小遣いになるってこと?


「…私、ピエール・ガンバッテルマン着たい。だから収益化する。ランコ、オカネ、ホシイ」


 白浜殺さなくて良かった♪

 そして桐屋蘭子に光明が差す。


「カンパルノ姉、お前がチャンネルオーナーになれや。お前やったら収益化できるやろ?私らの動画に広告、付けぇ」


 私の丁重この上ない「お願い」に対してカンパルノ姉は「ひっ!」ってビクつきながら目をオドオド泳がせつつ…


「いや……私事務所入ってるし…勝手にY〇uTubeとかは……」

「動画に出ろって言ってんじゃないよ。チャンネルオーナーになってくれって言ってんの」

「…というか、響?あなたY〇uTuberになりたいの?」

「構わないでくれ、姉さん!」

「…どうして?お母さんもお父さんも、響には大学出て会社員になって欲しいっていつも……」

「嫌だ!そんな平凡な人生っ!!」

「響……」

「おい、この桐屋蘭子を無視して勝手に盛り上がってるんじゃあないぞ」

「姉さんはいいよ!芸能人で人気者で……でもそれに比べて僕は……っ」


 無視された。

 そして語る。カンパルノ妹の熱き胸の内。今捨てた食べかけの弁当は幕の内。私が虫取り網から逃れる為にやってるのはデンプシーロールではなくデスロール。


「僕だって何者かになりたいんだよっ!!」


 カンパルノ妹のその叫びはカンパルノ姉にとってどれほど重たく響いたんだろう…

 思春期特有の、脆く、危うい心。実の姉が有名人。そんな事実は青く甘い少女には効きすぎる。

 そして爆発する感情はそれだけの時間、カンパルノ妹の心を蝕み、傷つけていた事も意味する。

 カンパルノ妹の焦りにも似たその気持ちの根源は自分……


 そんな事実にカンパルノ姉は--



 ……カサカサ


「いやぁゴキブリィィっ!!」

「僕がゴキブリだって!?ふぐぁっ!?」


 Gのせいでそれどころじゃなかったらしい。心のみならず顔面まで痛めつける姉からの攻撃。投げつけられた殺虫剤の缶はプチ整形後よりもナヨナヨなカンパルノ妹の鼻骨を打ち砕く。


 床を這う私の目の前をゴキブリが這う。


「……今の私はゴキブリと同類…か」


 *********************


「……とにかく、私、事務所とかゴキブリとか色々あるから協力はできない。自分が出ないからって……勝手にチャンネルなんて作ったらなんて言われるか(震)」


 鼻に絆創膏を貼ったカンパルノ妹ブチ切れ。


「じゃあ……僕は一生、何者にもなれないのかっ!!」

「響……響は響よ?」

「いやだっ!!僕は人気者になりたいんだっ!!」


 カンパルノ妹、世紀のイケメンとしての仮面を投げ捨て床に転がり、落ちた蝉状態。


「やだやだやだやだやだやだやだ!!」

「……こっ、これは…っ!私の必殺技!駄々っ子スピン!?」


 手足を振り回して回転するその姿にもはやイケメンの面影はなかったよ…


「マイプリンセス!!いいじゃないかお金なんて!!来年には僕も18だ!!そしたら収益化でもなんでもしたらいいじゃないかっ!!僕は君と!夢を見たいんだよっ!!」

「違うな。お前は何者かに成りたいだけだ。私を利用しているに過ぎない……そんなお前と夢を見る事はできない」

「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!!!!」

「そんな事よりいつまで私をこのままの状態にしておくつもりなわけ?」

「君が!!Y〇uTubeやるって言うまで!!僕は!!この部屋から君を出さないっ!!」

「晩御飯は寿司がいいです」


 幼児退行が止まらないイケメンを蔑んだ目で見つめていたら「きりたんぽさん」ってカンパルノ姉がY〇uTuberにかけたボケを展開してきた。


「妹のワガママに付き合ってあげてほしいの…」

「お前が収益化してくれたらな?」

「そんな……きりたんぽさんはお金以外の事は考えてないの?」

「きりたんぽさんに失礼だからやめろ?」


 タダで働くつもりはない…


「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!!」

「……この妹の姿を見てなんとも思わないの?」

「人の振り見て我が振り直せ…私はひとつ己のみっともなさを知ったよ」

「……?」

「ていうかこいつがこんなんなってんのはお前のせいだから。そんなノミの心臓しておいてお笑い芸人なんてやるから」

「…………わ、私は…」


 なんだ?


「…………うちの両親は厳しい人で…家はいつも息が詰まるような感じだった。そんな家でも妹が唯一笑顔を見せてたのは、お笑いを観てた時--」

「あ、そういうのはいいから、長くなりそうだし」

「……」

「カンパルノ姉。妹をこんなザマにした責任、あるんじゃないの?」


 心への問いかけにカンパルノ姉、目を伏せて何かを考える。


 が、考える時間を与えるつもりはない。


「妹のワガママ聞いてあげるのも、姉の仕事。今までお前は、妹に沢山助けられてきたはずだ……一晩あげる。よく考えるんだね」

「……」

「…………とりあえず帰るからこれ、何とかしてよ」























 カンパルノ妹にとってY〇uTubeは姉に対するコンプレックスから自分を救う唯一の手段なんだと思う。

 でも、その仲間に私を誘ったのは何故だろう…?


 そんな答えはどうでもいいし、知りたくもない。

 知ってしまったら恥ずかしくて…二度と今みたいにカンパルノ妹と接する事は出来なくなりそうだから。


 ……さて、ではこの桐屋蘭子、どれくらいY〇uTuberになりたいのか…?


 借金はどうせ地球滅亡でチャラ。

 カンパルノ妹に大した義理もないけど。

 ネットの人気者ってのも気分はいいかもしれないけど……














 カンパルノの呪縛から解放され帰宅したその晩…こっそり敷地内に侵入した私は記憶を頼りにベランダをよじ登り、明かりの落ちた暗い部屋の中を覗き込む。

 ここまでの電車賃はカンパルノ姉の部屋にあった財布から拝借しておいた。


 --そして、今ゴミ袋いっぱいに詰め込まれてる奴らをペットショップで買う金もな!!


 とりあえずベランダのガラス戸をトンカチ(松浦さん家の残骸から拝借)叩き割る。



「ぎゃああああっ!?!?」


 ベッドから飛び起きるカンパルノ姉!汚部屋で呑気なバカヤロウに私は宣誓する。


「ふはははははっ!!一晩待つと言ったな!?あれは嘘だっっ!!お前はまんじゅうこわいって話を知ってるか!?」

「ななななななな!?響ちゃんたすけて!!」

「今からお前の部屋にまんじゅうじゃなくて!Gをぶち込んでやる!!」

「じ…………G!?」

「3秒だけ待ってやる!!Y〇uTubeチャンネル作るのか作らないのか!?さぁんっ!!」

「いやっ!!やめてっ!!ここ賃貸なのっ!!」

「にぃぃっ!!」

「たすけてっ!!」

「いぃぃちっ!!刻限だっ!!死ねぃっ!!」




 ゴキブリってペットショップで売ってんだよね。


 地球滅亡まであと38日だけどゴキブリって隕石衝突後の地球でも生きてそうじゃない?


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