プロローグ 神災
初めまして、あろくすです。
こういう世界観が好きな人はぜひ見ていってください。
二〇二六年五月一日 前部文章の大幅改変
二〇二六年五月七日 プロローグ全部書き直し
二〇二六年五月十二日 タイトル変更
二〇二六年五月一五日 全文書き直し
二〇二六年六月一日 大部分文修正
千年ほど前
この世界で人類という種は世界全域に広がり、栄華を極めていた
そんな人類の黄金期
突如〝神災〟と呼ばれる大災害が起きた
その時起きた正体不明の災害、神災によって、人類含めた生物は大部分が死に絶えた
〝神災〟とはなんなのか
どのような災害なのか、なぜそんな大災害が起きたのか
それらは謎に包まれている。
神災を生き残った数少ない人類は、協力を余儀なくされ、全国家が集まり、〝人類連合〟という国を建国した
そんな時。災害生物、とよばれる神災後に発生したと思われる正体不明の謎の怪物が人類を襲った
衰弱しきった人類は、それに対抗する手段を持たず、ほぼすべての領土が災害生物によって侵略された
それに対抗するため、アンファング・ヘルツという人物を初代総督とし、奪われた領土の奪還、謎に包まれた神災の正体の解明を目指し、汎人類拓務省という組織が発足された。
これは、その汎人類拓務省にて、やがて人類の未来を左右する、一人の青年の姿を書いた物語である。
***
桜が咲き始めるころ。ある田舎の農村で暮らしている一人の青年がいた。
「衣服……ヨシ、必要書類……ヨシ。歯ブラシ類……ヨシ。準備完了、後は明日の列車に乗るだけだな。」
荷物をまとめている一人の青年。その青年は、汎人類拓務省に今年合格した新職員だ。
汎人類拓務省。
奪われた領土の奪還、謎に包まれた神災の解明を目指して建てられた組織だが、長年、災害生物のいる領域には干渉せず守り、そして力を蓄えることに力を入れていた。
しかし今年。汎人類拓務省は奪われた領土の奪還に本腰を入れ、人類躍進計画という計画を実行する。
人類が災害生物に反抗を開始する。
それに憧れ、人類連合では、大量の若者が汎人類拓務省新職員になるために試験を受けに行った。
そして青年、ウムヴェルトは汎人類拓務省に応募し、過去最高の約五百倍の採用倍率を突破し中級職員として合格を果たした。
「おーーい!! ヴェルトーー!! 俺も合格通知書届いたぞー!」
「まさかの三人とも合格……」
その時、扉を豪快に開け、一人の少女と他の青年が入ってくる。
「おお、ルークお前マジか。おめでとう!」
ウムヴェルトには二人の幼馴染がいる。
体の大きい青年、ルークと小柄な少女、セレーネ。
セレーネ、ウムヴェルトは合格通知書がとどいており、合格したとわかったが、ルークはそのとき合格通知書が届かなかったため、不合格だと思っていた。
しかし、ルークも合格通知書が届いた。晴れて三人新職員だ。
「そんじゃ、三人とも合格なら明日の列車に全員で乗れるな。」
「まさかルークの見送りが見れないなんて……」
「うるせぇ! 合格したんだから喜べ!」
「見送りが見たかったなぁ……」
「ヴェルトも便乗すんな! 喜べ!」
「ワーウレシイナー」
「金的を食らわせてやる」
「はいはい、二人とも落ち着いて……」
そうセレーネになだめられ、ルークは金的をやめる。
「そんなことより、ルーク。明日の準備はできたか?」
「おうともよ! まだまだだ!」
「まだなのかよ……はよしてこい」
「おう!」
「返事だけはいい」
「行動はしないのがルーク……」
「うるせえ!」
ウムヴェルト達が住んでいるところはドが四つ付くほどの田舎であり、明日に列車が一本来るのを除き、次はいつくるかわからない。汎人類拓務省……略してMPEは、新職員が全員集まると本部で辞令交通付式、入社式のようなものがある。
新職員がいつまでにつけばいい、などの期限はないが早めについて損はない。
明日、ウムヴェルトたちはMPE本部へと向かう。
人類拓務省にて、やがて人類の未来を左右する、一人の青年の姿を書いた物語が、今。始まろうとしている―――――
次回は多分MPEに列車が到着した時から始まります。
Ministry of Pan-human Expansion 略してMPE




