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怪談話IFストーリー~もしも自分が怪異に出会ったら~  作者: ひととせ そら


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7/7

◆ケース⑥:番町皿屋敷◆

とあるお屋敷に奉公人としてやってきたお菊――。


ある日、屋敷の主人に

「大切なお皿を失くしたのはお前か!」

と責められ、濡れ衣を着せられ、

ついには井戸に投げ込まれてしまった――。


お菊は死後、その井戸に毎夜毎夜現れては

「一枚…二枚…三枚…」

とお皿を数え…


「九枚…。

一枚、足りない…。」

と、シクシクと泣いた。


私「これかな?」

白いお皿を渡す。

お菊「違う…。」


私「じゃあ…こっち?」

桃色のお皿を渡す。

お菊「色の問題じゃ…。」


私「じゃあ…こっちだ?」

水玉模様のお皿を渡す。

お菊「デザインじゃなくて…。」


私「じゃあ…これだね♪」

プラスチックのお皿を渡す。

お菊「材質でもないのだけど…。」


私「難しいなぁ…。」

腕を組んで小首を傾げ…


私「うーん…ネットで探す?」

お菊「そんな便利システムをこの時代に持ち込まないで?!?!」


私「大丈夫!ご主人にバレないように、

専用アカウントでログインするから♪」

お菊「そこを心配してたわけでもないのだけど?!?!」


私「配達先も指定できるから、任せて!」

お菊「親にバレずにこっそりと物買う時みたいに

言わないでくれるかしら?!?!」

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