やらかしたとき
人は誰でも失敗します。
ああ、確かにそうだろうさ、しかし失敗して落ち込んでいるときにそのような慰めで心が休まるのだろうか?
僕は今、同僚からのLINEで失敗に気づいた。
今日、会議だった。
完全に忘れてた。
当然出なければいけない会議だ。
別に僕が居なくたって会議は進行されるし、大きな問題ではないのだが、多少の心配や迷惑をかけてしまっただろう。情報の共有化が遅れることで二次的な被害があるかもしれない。
こんなのは格好をつけているだけだ、仕事上の問題があるとかないとかで落ち込んでいる訳じゃない。
重要なのは仕事上の理由じゃない。もっと子供みたいなことで僕は悩んでいる。
すなわち、明日どんな顔して出社したらいいんだ。ということだ。
謝るしかない。
そんな怒る人もいないし、自分で言うのもアレだが普段ちゃんと仕事している方なので謝ればまったく問題ない、はず。
思えば今日何かあった気はしていたんだ。
スケジュールにちゃんと記述するのも忘れていた。
何かあった気がしたらかスケジュールを確認したのだけれど、記述していないから気づかず。
……いや、気づけよ俺。思い出せよそこで。
自分を責めても後の祭りである。
そして自傷しても楽になる性分ではない。
楽になるかどうかはわからない。わからないが文章にすることにした。
読んでくださっている人には、愚痴を聞かせているようなものだ。
申し訳ない。
ありがとう御座います。
後になれば、時が過ぎれば小さな失敗として心の中で見えないほど小さくなるだろう。
今、心の中を占める不安をこうして残しておく。
未来の僕は笑うだろうか。
誰でも失敗はすると、落ち込むなんて無駄なことだと。