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年300日

年の暮れの10月、久しぶりの晴れだったので傘を持って出かけた。


昔は一年が12ヶ月あったなんでおじいちゃんが言うけど、そんなことはありえない。きっとバグってるんだろうと思う。

だってどんな媒体にもそんな情報がないもの。

だいたいおじいちゃんが語るような大きな出来事があれば、学校で習うはずだ。


死骸線が降り注ぐ中を徒歩で学校に歩いてゆく。

予測された晴天日に合わせての登校日、昔は毎日のように登校日があったらしい。

オンラインじゃないなんて面倒だとタクヤ君は言うけど、僕は割と登校日が好きだ。


普段の生活は人と合わないもんでこんなに沢山の人が集まる光景はなんだか落ち着く。やや恐ろしくもあるが、それも小さな興奮材料となって心地がいい。


集まった全校生徒187名。東京で一番のマンモス校だ。

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