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親が人外ってなんのフラグ?

 漸く主人公が回復♪


お気に入り登録がもう少しで40件を達成します…。Σ(゜Д゜)


本当にありがとう。(。>д<)

 少し騒がしい店内でアニメや小説の話を熱く語る友達とソレを聞いている私が居た。どうやら私は夢でも見ているのかな?


「似合うって、ね? コレ着ておねがい!」


「またコレ? 何回目だよ…。」


「だってコレ似合うじゃん♪ 顔立ちが外人だし。髪だってヅラ被ればいいんだし~、ね?」


「ハーフだからね~一応は。」


 そう。私はハーフだった。どこの?と言われても解らない。何せ父親は生まれる前に蒸発したから。ただ言えることは、間違いなく父親は外人だってことだけ。


 勿論私は顔立ちが父親似なのだろう。母親には似てないから。


「ホントにおねがいしますベル様~!」


 そうそう。私の名前はベルだった。名前も顔も日本人にはまず見えない。だが、私は歴とした日本人だ。英語出来ないし。名前の由来なんて知らん。










「よーし! コレで完了♪」


「ハァ…何で毎度こんな格好…」


「良いじゃない似合うって。さぁ、いざ行かん、戦場に♪」


 この子は友達の皆川棗みながわなつめ、何故か皆からミケと呼ばれている。理由は猫みたいだからだって。私もそう呼んでるけど詳しくは知らない。


 ミケの言う戦場はコミケの事。私は毎度コスプレさせられて店先に置かれる。所謂看板なのだ。勿論店とはミケの書いた…薄い本を売る店の事。


「うんうん、やっぱり似合うよ♪」


「ねえ、もういいでしょ、さっきからカメラのフラッシュが…目が痛い…。」


「完成度高いからだよ。いやぁ~ベルが居るとよく売れる♪ バイト代弾むよ♪」


 毎回こうしてコスプレをするとその、薄い本が飛ぶように売れるんだって。だから引っ張られて連れてこられるのだ。しかし利点もある。


 バイト代と言って利益の半分をくれるのだ…。結構いい額だったりする。


 確かにカメラのフラッシュは正直勘弁だけど、金銭面ではとても助かる。母子家庭な家はかなり切迫しているから。


「ねえベル。今度は従兄弟も連れてくるから…。かなりのイケメンだよ。そろそろ恋をしてもいいんじゃない?」


「まだ当分はいいや。勉強もあるし。大学卒業して就職してから考えるよ」


「私と同い年の有望株なんだよ従兄弟。」


「ふん~、でもさ、私に進めてくるにはなんかあんでしょ?」


「ありゃ、バレた? 実は、異性に興味なくてさ…。それでいて同性にも興味ないんだなコレが。BLなら応援したのにぃ…」


「ハァ~あんたねぇ、身内でもお構い無しか。そりゃ嫌われるよ~」


「それがバレたらね。」


「相変わらず猫かぶってんのか…。」


「フフフフ。」


「程ほどにね」


「はぁ~いっ!」



 結構楽しかった。今思えばミケはオタクではなく、腐女子だったかも。


 従兄弟も本のネタにするくらいだから間違いなく腐女子だったね。



「そう言えばさぁ…あの……………」




 いきなり砂嵐のが目の前に広がった。目の前にいたミケは跡形もなく消えてしまった。



 夢のなかでも真っ暗になるなんてあるんだね…なんも目えない。




 段々と息苦しさが襲ってきた。あぁそういえば、お酒を一気に飲んだんだった…。


 気がつくと夢から覚めていた。だが頭痛が酷く、熱もあるようで、視界は涙で霞んでよく見えない。


 霞んでいるのは、何も涙のせいだけでは無いようだ。物まで歪んで見える。


 私の傍らに何か黒い動くモノがあった。

もしかしてポチ? ごめんね今遊んでやれないよ…ちょっと二日酔いが酷くてさ…。


 だが黒い動くモノはポチでは無かった。だって羽がないもの。


「だ………?」


 なんだ、ランか…。今なんて言ったの?

よく聞き取れないよ。


 なんと言ったのか聞こうとしたのだが、声がでない…のどが渇いているのかも。


 ランが泣き出した。ちょっと、中身は男でしょ。泣かないの。二日酔い位で…。


 腕を上げるのも一苦労だけど、泣いているランが妹みたいに思えて頭を撫でてみる。全く、どうしてこうも泣き虫なんだか……。私よりも女の子らしいよ。



 記憶はまたここで途切れた。後から考えたら、二日酔いでこんなに重症な訳ないよね。





      *********




 目覚めは突然だった。ぱちっと目が開いた。なんともスッキリした目覚めだった。少し腕を動かしてみると難なく動かせた。ダルさもなく…ん?


 おかしい、何か腰回りに違和感…。一先ず起きよう。寝台から起き上がり、床に足をつく、やっぱりおかしい。それに心なしか音がいつもよりよく聞こえる。昨晩は熱がでて音もよく聞き取れ無かったから元に戻ってそう感じるのかも知らない。


 そしてふと、備え付けの鏡に映った自分の姿を見た。


「…………え?」


 鏡に映った自分は、何故か腰まわりが膨らんでいた。一晩で太ったのか? まさか病気…。確かに酒が原因で肝臓が悪くなると腹が膨らむけど、一回の飲酒でなるわけないじゃん…。


 なら、なんで?


「……はえ?」


 もう一度確認していて気づいた…。


「……み、み、……耳がーー!!!」



 そう、耳が本来の位置に無かったのだ。代わりに頭の上に三角の物体が付いていた……。


 何でだよ!! コレなのフラグなの!!!((((;゜Д゜)))






 そして私のだした大声でマミィ達が部屋に駆け込んできた。扉が不吉な音たててたけど大丈夫か? 蝶番の部分が壊れたかも。そして今命の危機が…


「く、苦しい…ちょっと、ねえ…」


「ランちゃん、そんなに締めたらコウちゃんが窒息するわよ~」


 ちょっとマミィ!!見てないで助けてよ~! てか、なんです、この状況!


「………………」


 ひたすら無言でかなりの力で抱き締めてくるラン。背骨とか肋骨とか諸々バキバキ音がするほど抱き締められてる私。そして微笑みながらお茶を飲むマミィの図。まさにカオス!!


「ランちゃんスッゴい心配してたのよ。看病も三日間付きっきりで…。心配させたんだから…ね?」


 「勿論私も心配したわよ。テンパって使われてない後宮の部屋を消し飛ばしちゃたわ♪」なんて言ったマミィ…え?マミィ人間だよね? 後宮の一部消し飛ばしたってどうやったの?


 てか、3日?え、いつのまにそんなに経過してるの?


「3日もたったの?」


「2日は意識不明だったのよ。昨日は少し目が覚めたみたいだけど、またすぐに眠ってしまったのよ。」


 ただの二日酔いで?え~!

いや、それも大切だけど、それよりも!


「か、母さん。み、耳!」


「あら、可愛い♪」


 自分の頭に付いた三角の耳…なんの耳かは知らん、ソレを指差してマミィに言ったら……うん、予想通りの反応だったよマミィ。


「……!!★△●▽◎▼★■●!!…」


 方やランは驚いていた。人語を話せないほどにね。そういえば、腰まわり…


 気になっていた腰まわりの違和感を確かめるべく、着物、コレは白い浴衣みたいな薄い生地の着物で、寝間着代わりにいつも着ているもの。本来は私服(着物のようなモノ)の下に肌着として着るものだそうだ。でも、それは貴族や王族だけの事。


 勿論下着ははいてるよ。何故かちゃんとした馴染み深いパンツ…そうパンツなんだよ。マミィが作ったのではなく、元々この世界にあったもの。ゴムじゃなくてヒモで結ぶけどね。


 寝間着の裾をあげてみると…




「……………」




 あれ? なんで……尻尾?それも3本も生えてるよ~。てかなんで私パンツはいてないの!?


「か、母さん…なんで私パンツはいてないの?」


「ツッコムとこはソコなのか?」


 ランのツッコミはムシムシ。だって、気になるじゃん、そりゃ尻尾も気になるけど。あまりにも非日常的だし、薄々「あれ?もしかしてハイスペックなのって妖怪だからじゃね?」って。きっと父親が妖怪だったんだよ。


「ランちゃんの言う通り、ツッコミ処が違うわよ…。ちなみに脱がしたのは私よ。安心して。あなた方寝惚けて脱いだ訳じゃないから♪」


「あ~よかった~。変な寝相なのかと思ったよ…」


「話がズレてるだろ! 尻尾はどうした尻尾は!」


「そうでした。どうしよ母さん。ズボンが履けません!」


「だから、そこじゃ………!!」


 うん、解るよ。でもね、多少は混乱してんだよ私も。だからさ、ちょっと現実逃避したいんだよね…。うん、現実を見よう。




「大丈夫よそれは私に似たからなんだから♪ その内羽も生えてくるから。」


「「…………」」


 うん、薄々気づいていたさ!




 コレでまた変なフラグが建つんでしょ…もう分かってんだよ~!!


 ハァ~。





 ケモ耳+羽付き…私も羽が欲しいよ…。高い所苦手だけど飛んでみたいな…。


そられから、ちょい役の名前募集しようかな…あんまり浮かばない…。(。>д<)


中華風の名前ってあんまり思いつかない…。Σ(゜Д゜)


 全てを採用できるわけではありませんのでご了承下さい。m(__)m

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