陛下(バカ)とフラグは使いよう
タイトルはいつもその場の勢いで付けてます。関係ありません。
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思わず二度見…
皆さんどうもありがとう。m(._.)m
衝撃的なマミィの発言で言葉をなくしたレンです。私と同じように黙ったままのラン。爆弾発言かましたマミィは…
「自分の耳はあんまり触りたくないけど、他人の耳は触ってみたくなるのよね~。程よい弾力で癖になりそう。」
耳をいじっております。やめてください…
……よくさ、耳は敏感とか言うけどさ、確かにそうだね。けど、触られるとイライラしてくるよ。
「母さんやめて。イライラするから…」
「あぁ、ごめんなさいね、あまりにもさわり心地が良くて…。それに尻尾も……」
「勘弁して…」
心なしか耳がしょげた気がする。それにしても、髪の毛は薄い藤色なのに耳と尻尾は白なんだね…何でだろう。
「…………」
尻尾はマミィから何としても死守しないと。あれ?ランが頭かかえてる?
「どうかした?」
「どうかしたって……早くズボン穿けよ!!」
何ランの言う通り、今下に何も穿いていない。でも、ちゃんと寝間着で隠れてるから。誤解しないでよ。全く、何を赤くなってんだか。中身男なら昔見慣れてただろ…。まさか……
「まさか…幼児しゅ「違うからな」……なんだ、良かった。」
「ただもう少しで慎みを持てよ。」
「今更だよねそれ。だって、もうかれこれ8年の付き合いだよこの身体。」
そう言ったらまた頭抱えてた…そんなに気にすんなよ。あれ?私可笑しい?
「所で、この耳と尻尾は母さんに似たって本当? って事は…母さん妖怪なの?」
「そうよ。言ってなかった? そうじゃなかったら、ここから抜け出して城下には行けないわよ。」
それもそうだった。あれ?それじゃあ、このハイスペックな身体はマミィ譲りなのか?
「毒が効かないのは母さんが妖怪だから?」
「そうね。でもね、毒の耐性はお父さん似よ。私よりも毒に強いから。」
そうか、やっぱり父さん似なんだ。
ん? ならやっぱり父さんも妖怪?
「父さんも妖怪なの?」
「そうよ。スッゴいかっこ良かったの♪ それに凄く強かった。」
ノロケになりそうだね…。
「それならなんで、毒が効いたんだ? 両親共に毒の耐性が高いんだろ?」
復活したランが疑問を口にする。ねえ、その目の下の隈大丈夫じゃないよね。もういいから眠って下さい御願いします。すんごく心配だよ…。
「そうなのよ。それが不思議でならなかったのよ…。でも、今はちゃんと解決したわ。」
なんか話に着いていけない…。毒ってなんだよ。あれ?私毒で寝込んでたの?
「毒?」
「……もしかして毒って気づいてなかったのか…」
「ギクッ……もしかして毒だったの? 私はてっきり二日酔いかと………」
「どれだけ酷い二日酔いなんだよ。死ぬところだったんだぞ…」
ランの機嫌が悪いんだけど…もしかして心配させ過ぎた?
「ハハハ…。心配掛けました…。」
「「ほんとにな」ね」
なんだかこの二人息ピッタリだよ。
コレはさっさと話を変えないと。
「それで、毒が効いた理由ってなんだったの?」
「そうだったわ…、今から三日前、あなたが倒れてから少し、私が………」
*******
おかしい…。たとえ猛毒だとしても私達には効かないはず…。その証拠に昔毒を盛られた時にも全く効かなかった。なのに紅蓮は毒で倒れてしまった…。運良く隠していた万能薬が有ったから良かったものの…一体どうして…。
考えられるのは、ただ一つ。そしてもしその可能性が本当だとしたら…。犯人はかなり絞られる。
先ずは…私達に話し掛けて紅蓮達と分断してきた貴族、名前は知らないけどなんか変態な顔の……禿げ? そうよハゲだったわ!
んー、でもそれだけだとこの国にはごまんといるし……。他の特徴は…ダメだわハゲが強すぎて他が消えてしまった…。恐るべしハゲの効果!
仕方ない、ランちゃんに聞こう。
紅蓮が倒れてから一時間位経つ。ランちゃんはあれから付きっきりで看病している。あの子には落ち度は無いのに。前世は二十歳の男性だったのに、何だか普通の女の子に見えてしまうわ…。
言葉使いは悪いけれど。
「ねえ、ランちゃん。ちょっと聞きたいのだけれど、いいかしら…」
「え、ああ、うん。……何ですか?」
目が充血しているわね。泣いていたのかも。そういえば、この子ごく最近母親を無くしたのよね…。まだ引きずっているのかもしれなわ。
「看病を任せっきりでごめんなさい。悪いけど、一つ聞きたいのよ。紅蓮に、お酒を飲ませたのは誰? 特徴は?」
「正確には俺に勧めて来ました。顔の特徴は…禿げ?」
不味いわ、この子もハゲの効果で他の特徴が霞んでしまったのかも…
だいたい、犯人が禿げているのが悪いのよ…。小説なんだらもっと解りやすい外見をしてなさいよ…。おっと、メタ発言はダメなのよ~。コホン、今の無しね♪
「確か…かなりゴテゴテの指輪とか飾りがやけに派手だった。…それと、必要に俺に触って来ようとしてた。レンに阻まれてたけど…。」
これしか解らないなんて言ってたけど、上出来よランちゃん。私なんて、変態面と禿げしか覚えてなかったわ!
「ありがとうランちゃん。またコウちゃんの看病お願いね。私はちょっと絞めて来るわ。」
「(何を絞めて来るのか恐くて聞けない……。)」
ふふふふ。さぁ、犯人探しといきますか。私の子供に手を出したこと、死ぬまで後悔するがいいわ…。
ゴテゴテの装飾、変態面、禿げ、幼女趣味……。数人該当者が居た。
私に話しかけてきた女性達の中に一人だけ該当者の妻が居た。一先ずその屋敷に忍び込む事にする。
どうやって調べたか? 友達に頼んだのよ。勿論妖怪の。
「作戦は失敗だ……誤って第4王子に飲ませてしまった…。」
あら、ビンゴ♪おバカさんね。誰が聞いているとも知らないで、勝手にペラペラ喋ってしまうなんて…。
証拠にこの録音用の宝珠で記録しておきましょう。この宝珠はかなり一般的に普及しているのよ。よく映像、音声とセットで夫の浮気の証拠を押さえる妻たちの強い味方。記録したモノは映像、音声共に細工不可な術をかけてあるので証拠としてもかなり有効な……って、通販の回し者みたいになってたわ私。
つまり、コレで記録していれば、こちらが有利なのよ。不法侵入はこの世界では無い。常識的にはダメなのよ勿論。
でもね、こういった諜報活動は、忍び込まれるほうが悪いのよ…って言う暗黙の了解があるの。だから、こちらに落ち度は無いよ。
「陛下の頼みで引き受けたが……誤算だった…。あの人嫌いの王子が、助けるとは…ああぁぁ、私はどうなるんだ…。」
人嫌い…コウちゃんはそんな風に思われて居たのか…。それにしても、ターゲットはランちゃんだったのね…。なら何故妖怪にも効く毒を盛ったの? それに、あの陛下はどうしてランちゃんの命を……まさか、自分の汚点だとでも思って消そうとした?
あり得そうね、あの陛下なら。
「(まぁ、確かめれば良いわね…。もう少し記録してから行こうかな…)」
別に、ハゲオヤジなんて見ていたくはないけど…。証拠の為よ我慢よ我慢。
「……あの毒は猛毒だ…王子は助からないだろぅ……あぁぁ…」
もういいわ、耐えられない…。変態オヤジの泣いてるシーンなんて誰特なのよ…。
次はあの陛下の所ね…。あの側室の所かしら…今の時間帯ならお楽しみ中じゃないでしょうね…見たかないわよ………ハァ~。(;¬_¬)
移動は屋根伝い、つまりは屋根の上を走っている。この時だけは妖怪なのはありがたい。走らずに翼を出して飛べば良いのだけど…。正直めんどくさい。背中が空いた服を着ていないので翼を出したら服をビリビリ破ってしまうから…。
それに別に飛ばなくても、この国で一番高いと名高い王宮の塀も軽々と跳べる脚力があるので、今は必要ない。
「さて、このザル警備のお陰で楽に侵入出来るから本当にいつも助かっているわ…」
まるで某段ボールが好きな蛇の敵兵並の視野の狭さ…。正直コイツら居る意味あるの?と思うのだか…。
きっと一度見つかっても見失ったら何事も無かったように侵入者も見逃すのでしょうね…。
そして着きました陛下の自室。あの側室の所には居なかったのよ…。それなら自室かな、と思い来てみれば見事ビンゴ。行動が解りやすくて助かるわ~。さて、記録記録…。
「………あの毒をあの忌々しい化け物が…ふん!…ならば助からないだろう。白の国から来た荷物は仕損じたが、まぁ同じ邪魔者…良い掃除になるか……」
………今、奴はなんて言ったのかしら?
空耳ではないわね…。コイツドウシテクレヨウカ……
「……コレで…」
コレでなんなのかしらね…。まさか私がなびくとでも思ってるのかしら…。私が愛しているのは後にも先にもコウちゃんの父親よ!
天地がひっくり返ってもあり得ないわよ!
「所詮化け物の子、邪魔な子供が消えれば…あの者も目を覚ますだろう…」
ヤッパリそうキタかー!? あんたが目を覚ませ! この勘違い横恋慕男が!!
ハァ~。(;¬_¬)
「(なんで、こんなにバカなんだろう)」
元々コイツのせいであの人と離ればなれになってしまったのだから、少し位はうさはらししてもイイヨネ!
記録を録り終え次にとった行動は…後宮の一部破壊だった。勿論それには理由があるけど、今は秘密♪
後にこの後宮破壊騒動は後宮始まって以来の大事件として後世まで語り継がれるのだか…それはまた後程……。
********
「まぁでも、2/3はイラついたからよ♪」
「ですよね~(;・ω・)」
「………(/ー ̄;)」
マミィはいつでも通常運転だった。安心して良いのかな?
「えっと、それで、何の毒だったの?てか、私が生きているのって不味いんじゃ…」
比較的人間よりも身体能力が高い妖怪でもし死に至らしめるほどの毒で生きてるなんて怪しまれるよね確実に。
「それに関しては心配要らないわ。コウちゃん例の作戦実行よ!」
「ついに!」
「何が?」
そう、その作戦こそが私達親子の最終目標なのです。
「作戦名、陛下とハサミは使いよう、よ。内容は…ここからの脱出! 毒の事は謁見したときに話すわよ♪」
今まで機会を伺っていたけれど、どうやらマミィの堪忍袋の尾が完全にキレたらしい。その証拠に今まで大人しく…後宮内では大人しくしていたマミィが、一部とはいえ後宮を破壊したのは初めてだ。相当キテる……KY陛下の命が危ないかも……別にいいか。でも、あの、あ・のKY陛下が毒殺なんてするだろうか……どうしょうもないヤツだけど、そこまでするようなヤツだったか?
…だとしても私にはどうすることも出来ないし、しない。だって…そんな義理無いもの。
「昔から計画してた、と…でも、なんで、そんなに掛かったんだ? 正直言って直ぐにでも出て行けるだろ?」
そうだよね~。マミィなら出来るよね確実に。現に後宮から何度も城下に降りてるし。誰にも気づかれずに…。
「勿論、直ぐにでも出ていきたかったわよ~。けど、ただ出て行くだけだと色々厄介なのよ。血の繋がりは無くても王位継承とかね。だから、それを破棄するために色々様子を見ていたの。継承破棄は色々面倒なのよ…」
「へー…。………ん? なら今は破棄出来るって事だよな…?」
あっ、そうだよね。破棄云々は私も知らないんだよね~。何が破棄の対象になるんだろ…
「ねえ母さん、破棄はどうすんの?」
「この国はね。妖怪の血を引く者は王位を継げないのよ。」
ああ、だからか~。納得しました。
「今の私の姿なら一発で破棄できるね~。……でも、ちょっとまった。ランはどうするの? 付いてくる? ここに居ることは、危ないから出来ないけど、白の国に帰る……」
「絶対ヤダ。こんな国もあの国も…。付いていく。置いていかれても噛みついてでも付いていくからな。」
「その方がいいわよ。きっと一人で居れば狙われるわ。一緒に居た方が安全だもの。それとも紅蓮。あなたは妻を見捨てるの?」
「見捨てるなんて事しないよ。けど、私達の勝手でつれ回す訳にもいかないし。」
「変な気をまわさなくていい。俺が決めたんだ。レンが気にする事じゃ無い。」
変な気をまわさなくていい、か。そうだよね。共犯者と言ったのは私なんだから、一緒に逃げるのは当たり前なんだ。
「うん。ゴメン。ちょっと考え違いをしてたよ。そうだよ共犯なんだもん。よし! 一緒に行こうね♪ これからもよろしく嫁さん。」
「……ハイハイ。こっちこそよろしく旦那さん。」
「青春ね…懐かしいわ~。私もあの時は……」
一応話は纏まったのか? まぁいいじゃい。
さて、KY陛下に殴り込みに行くんでしょ?
え?ちがうの? 謁見? でもラン、母さんは殺る気満々だよ? 止めろ? 無理だよ。母さんに勝てないもん。はぁ?死んでも止めろ? ホントに死んだらどうすんの…。ほら、母さんの後を追いかけないと……ハイハイ…ん?ズボン? 穿いたよ。いつ穿いたのか? 母さんの回想の時に。ほら、ちゃんと尻尾が出るように穴を開けたんだよ♪ 勿論普通の時は見えないようにしてあるよ。
あっ、部屋の荷物纏めてないよ…。はぁ?もう終わった!?
部屋を飛び出して行ったマミィを追いかけながらランが、
「なあ」
「ん?」
「耳はどうやって消したんだよ」
「今さらだよね。何となく消そうと思ったら消せた。多分尻尾も消せるんじゃない?」
結構簡単に出来てしまったよ~(;・ω・)
さて、KY陛下ちゃんと生きてるかな…マミィが潰してたりしないかな…心配はしない。
あんまり進まなくてごめんなさい。
書きたいことが先走って文章に出来ない。これってスランプ? それともただ単に才能がないだけ…
間違いなく後者ですね。所々文章に乱れが有りますが、すいません。これからちょこちょこ手直しをしていきます。




