日記40 おまかせ
…ダルい。
今、めっちゃ体が重い…疲れた。
「りんくん…」
「ん? どうした?」
「私…お腹…すいた……」
「…そんな時間か……」
そうだよな…7時…超えてるし、そりゃそうか。
「…今作るよ」
「わ…私も手伝う!」
「……助かる、ありがとう」
「え…えへぇ……」
とは言っても…なに作ろうかな〜…疲れたし、そんな手の凝った料理を作る気力がない…
「…親子丼でいい?」
「うん!」
なんか…そんなに笑顔で答えられると、申し訳ないんだけど…
「…下おりようぜ」
「わかった!」
〜ちょっとして〜
ラッキー、材料はあった。家の使うけど…いっか。後で言おう。
「ガチャ」
「ただいま〜」
「あっ、母さん…おかえり〜」
「あら…瑠璃ちゃん、今日もいるのね」
「おじゃましてます!」
「元気でいい…」
…ん? 母さんの声が止まった…?
「…瑠璃ちゃん…その服……」
「…あっ……あの…これ…は………!」
「瑠璃が風呂上がりに俺のやつ着たんだよ。母さんに電話したじゃん」
「…あっ、そうだった…でも…そうね。よかったね、瑠璃ちゃん。似合ってるわよ」
「は…はい…ありがとう…ございます……」
言われてみれば…確かに、パーカー似合ってる。外着はそんな見ないし…それなら、部屋着で買ってあげようかな?
「…瑠璃、そのパーカー気に入った?」
「へ…!? えっと…う…うん……」
「わかった。それと似たパーカーと、似合いそうなのがあったら母さんと買ってくるよ」
「あ…ありがと…う……」
ほぼ母さんのセンスだけど。
でも…欲を言えば、瑠璃に決めてほしいんだけどな。外…一緒に行けないかな。
「…鷹凛、なにを作っているの?」
「親子丼だよ。母さんも食べる?」
「なら、食べようかしら。お父さんも食べると思うし、私が作るよ」
「え、大丈夫だよ。瑠璃も手伝ってくれるし」
「あら…そうなの?」
「はい! 私も手伝います!」
そりゃあ、びっくりするよな…俺も動揺したもん。
「…わかったわ。お任せするね」
「任せなって」
「おまかせを!」
始めるか…なにから任せようかな?




