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別れ

俺らは妹の言葉に驚いた。


「もういいのか? 」


美優に尋ねる。美優は満足したような表情でとても幸せそうだった。


「もう、私の望みはすべて叶ったよ」


その願いは俺らと楽しく夜の学校を冒険することで良かったのか、そんな些細のことで良かったのか。そんな些細のことで苦しんでいたのか。いや、あまり中学校に通えなかった美優にとってそれは些細のことではなく叶えたかったことかもしれない。


「そうか……それなら良かったな! 」


俺も笑顔をつくる。


「みゆ、元気でね」


「またね」


別れの言葉をそれぞれかけた瞬間、美優の身体が徐々に薄くなってきた。それは美優の心残りがなくなっていくことと同じなことなんだろう。



「還っていったね」


「そうだね」


美優が亡くなって2年。俺は美優のことを忘れたことはない。

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