第百九話『いろいろ話パート018にゃん』
第百九話『いろいろ話パート018にゃん』
《こっぱずかしいのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
きょろきょろ。
「——思わず両手で、
真っ赤っ赤にゃお顔を隠して……。
モチ、目の部分にゃけを残してにゃ。
周りを見回したのにゃけれどもぉ——
おや?
はずかしがってるのは、
ウチにゃけにゃの?」
「んもう。
ミアンったら、くやしいほど、
初々(ういうい)しい」
『あるある』
「をやってるのわぁん」
《にゃんでも初めての時って、こんにゃ気持ちじゃにゃあい?》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「わしはなんでも知っておる」
「にゃら、ご自分がアホにゃことも?」
「……すまん。それは知らなんだ」
《誰しも、自分は見えにゃいもんにゃ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『ウチはミーにゃんを信じてるのにゃん』
「な、な、な、なぁんて、
危ないネコなのわん!
悪いことはいわないから、
やめたほうがいいのわん。
さっさと見切りをつけたほうが、
とぉってものても、に、
無難で、おりこうさんなのわぁん」
《当の親友にストップをかけられてしまったのにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「ミーにゃん」
『生きる』
「の」
『アタリ』
「はひとつじゃにゃい」
「——ほほぉ。
幼児にしては、
ネコにしては、
ずいぶんとまた、
含蓄のある、おしゃべりなのわん。
負けちゃいられない。
んなら、アタシも、
含蓄のある、お返しをしなきゃあ——
んでもね、ミアン。
だったら、
これも忘れちゃいけないのわん」
『ハズレ』
「だってひとつじゃない、ってね」
《にゃにをハズレとするかは……ミーにゃん次第にゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「——驚いたなぁ。
あれだけの攻撃を食らって、
まだ動けるとは——
おい、こらぁっ!
貴様など、
さっさと、くたばってしまえっ!」
「なんのなんの。
これくらい、どぉってことない。
それに、だ。
たとえ、斃れたとしても」
『よみがえればいい』
「だけの話ではないか。
——そういえば、
知り合いのネコが、
観客ヅラして眺めていたっけ——」
くるりっ。
「だろう? ミアン」
「あのにゃあ」
《んにゃミもフタもにゃい、いい方をしにゃくたって》




