第百七十五話『いろいろ話パート025にゃん』
第百七十五話『いろいろ話パート025にゃん』
《怒らにゃいでにゃん》
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むしゃむしゃ。
「わたしは、たった今、
新しい知恵と力を授かりました」
むしゃむしゃ。
「わたしは、たった今、
新しい知恵と力を授かりました」
むしゃむしゃ。
「わたしは、たった今、
新しい知恵と力を授かりました」
むしゃむしゃ。
「わたしは、たった今」
「あのにゃあ」
「はい?」
「にゃあんで、
木の実を一つ食べるごとに、
んにゃセリフを、
吐いてんのにゃん?」
「この素晴らしい味と香りが、
そうさせるのです」
『必ずや、
わたしを成長させる糧となる』
「と信じさせるだけの説得力が、
この木の実たちにはあるからです」
「ふぅぅん。
——んにゃ美味しいもん、
と判っているのに。
どうにも、
油断のしすぎにゃんよ——
まっ。んれはどう考えようが、
あんたの勝手にゃもんにゃあ。
にゃら、さいにゃら」
のっしのっし。のっしのっし。
「なぁんて感動のない。
やれやれ。
しょせん」
『味の判らないものは、
味の判らないものでしかない』
「のですね。
にもかかわらず、
共感を求めようとした……。
早い話が、こっちが、
おろかだった、
ということですか。
なぁんかとぉっても不愉快です。
この気分を一掃するには、
あの木の実たちに、
すがるしかありますまい。
では早速……あああっ!」
きょろきょろ。きょろきょろ。
「なぁんてことでしょう。
この樹木の、
ありとあらゆる枝に生っていた、
あの尊き木の実たちが……」
『一個もありません!』
「なぜ? どうして?
『天空の村』の神々が、
この美味しさに魅かれて、
あっという間に平らげてしまった、
とでもいうのでしょうか?」
《もちろん、機を見て敏にゃるウチの仕業にゃん》
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どがどがっ! ぐさぐさっ!
「どんなに殴られても蹴られても、
……そして倒されても!
次の瞬間」
ぐぐっ!
「と立ちあがる。
それが、
常に不屈の闘志を、
うちにみなぎらせる、
あたしの信条……あっ!」
がっくり。
「どうしたのにゃん?」
『大地を力強く踏ん張った』
「と思ったら、
すぐにうずくまって」
「痛いんです」
「やあっぱにゃ。
——どんにゃに、
お口で強がってみせても、
正直にゃところは正直、
ってわけにゃん——
あれにゃけやられたのにゃもん。
身体にゃってボロボロ」
『歯が』
「ふにゃん!
おいたわしや、にゃん」
《不屈の闘志でも、あそこはにゃあ。お気の毒さまにゃん》




