第百三十四話『三にんにゃら夢の世界にゃん』
第百三十四話『三にんにゃら夢の世界にゃん』
《実はウチにも似たようにゃ考えをにゃあ》
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「えっ。ミアンも」
『分身』
「したかったのわん?」
「んにゃ」
「へぇ。
一体なんで? どうして?
——と珍しくアタシの好奇心が、
芽生えたからには——
聴かせて聴かせてぇ」
「ミーにゃんのせっかくのお願い。
かにゃえたい気持ちは山々、
にゃのにゃけれども。
残念にゃがらぁ」
「ミアン、もしや……。
——アタシの記憶に、
アヤマリがなければ、
こういう時って、たいがい——
覚えていない、とか?」
「ネコにゃもんで」
「んもう!
いっつも、んれなんだからぁっ!」
「ネコにゃもんで」
《ネコにゃもんで、お話の続きを始めるのにゃん》
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「でしょ? へへっ」
「んでどうにゃったの?
首尾よく」
『三にん』
「にはにゃれたのにゃん?」
「モチ。
なもんで」
《と夢見る目つきで、理想を語るミーにゃんにゃ》
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「アタシは今、夢にまで見た」
『花吹雪が、
はらはら、と舞い、
チョウチョが、
ひらひら、と飛んでいる』
なぁんていう理想の」
『お花畑の世界』
にいるのわぁん」
《おトイレに使ってはダメにゃの?》
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「ってな展開になるはず、
だったんだけどなぁ。
いやはや。
現実って、
思うようにはいかないのわん」
「にゃあんかあったのにゃん?」
「ええとぉ」
『なんかあった』
「よりもね」
『そこまで考えが及ばなかった』
「のほうが断然、
的を得てるのわん」
「ふにゃ?
——ミーにゃんったら、
ウチ相手に、
学者っぽい発言にゃんかしてぇ——
ミーにゃん。
ネコでも判るように話してにゃ」
《いざとにゃったら逃げ出すまでにゃ、で、つづくのにゃん》




