第百二十四話『お悩みはお食事で解決にゃん』
第百二十四話『お悩みはお食事で解決にゃん』
《んでもカロリーとやらには気をつけてにゃん》
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「んにゃからといって、
舌が白い毛に、
覆い尽くされるまで、
やらにゃくったって」
「あら、そんなに?」
『ていねいな毛つくろい』
「を心がけて、
のつもりだったのだけれど、
実際には、
『コウフンの吐け口』とやらで」
『荒っぽい毛つくろい』
「になっていたのかしら。
実はワタシもね。
なめていくにつれて」
『あら。こんな、だったかしら』
「とか思わないでも、
なかったのだけれどぉ」
ナメナメナメ。ナメナメナメ。
「……なぁるほどね。
道理で舌ざわりに、
微妙な変化が生じるはずだわ」
「微妙?
んにゃあまいもんじゃにゃい、
と思うのにゃけれども?」
「そういえば、
毛つくろいに、
熱ぅく情熱を注いだところが」
『ハゲ』
「になっているわね……はっ!」
「どうしたのにゃん?」
「そっかぁ。これなのね。
この歳になって、やっと悟ったわ」
「にゃにを?」
「人間の髪が少なくなるのはね。
きっとそれだけ、
悩みを多く抱えているからなのよ」
「あのにゃあ。
唐突に、
にゃにをいい出すのにゃん?」
「ううん。人間だけじゃないのかも。
ワタシだって、
ほら、このとおり。
立派な」
『ハゲ』
「を造ったもの」
「立派にゃ、って、
自慢げに、
いわれてもにゃあ」
「とはいえ、
この心の底からこみ上げてくる、
さみしさに通じる、
『悲哀』『切なさ』は一体……」
「イオラにゃん。
果物園に行かにゃい?
お腹がふくれれば、
さみしさにゃんて遠のくのにゃん。
ミーにゃんも確か」
『今日も行くのわん』
「っていってたしにゃあ」
「あら、そう?
なら早速」
《にゃにはともあれ、『腹ごなし』といこうにゃん》
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「ミーにゃあん!」
「んもう。
ミアンったら、遅すぎなのわん。
……って、あれっ?
イオラも来たのわん?」
「えっ?
ええ。そうよ」
「だったら、
みんなで」
『お食事』
「にしようわん。
ミアン。
こっちの木の実が、
今一番、熟れていてね。
とぉってものても、に」
『あんまぁい』
「のわぁん」
ぱたぱたぱた。
「にゃっ。イオラにゃん」
「良かった。
うれしいわぁ。
元気を取り戻してくれて」
「実に偉大にゃもんにゃんよ」
『お食事の力』
「ってにゃ」
「判っているわ、ミアンちゃん。
だから」
『太るのよね』
「あのにゃあ」
《まっ。腹八分目で、『ほどほどに』にゃん》




