炎天の記憶
炎天の暑い夏が少しずつ足音を立ててやってくる…
セミが鳴き始め、雲が薄れゆく晴天の中彼らの新しい夏が始まる。
そしてアルカの過去とは…
「あの…」
真琴が未理恵に質問する。未理恵が不思議そうに尋ねる。
「どうされたのですか?華原さん。」
霊学部の部室の外は暗くなり、当然いつも帰っている時間の六時半などとうに過ぎていた。
「今日はなんで帰ったらいけないのでしょうか?俺はもう帰ってゲームをしたいのですが…」
真琴がそう言うと永子が答える。
「今日は…七夕…外星が綺麗…天の川楽しみ」
それを聞いた真琴は呆れた顔をして右手で頭を掻きながら呟く。
「てかなんで俺の母さんと永子までいるんだよ…」
真琴の母は優美と仲がいいらしく二人で会話していた。未理恵は勿論のように永子を抱き抱えていた。
「私がお誘いしたからですよ。目的は勿論永子ちゃんですが永子ちゃんは流石に保護者同伴でないといけないですからね。」
未理恵がそう言うと永子は笑みを見せ真琴は溜め息をついた。
俊と江利奈はチェスをしていた。俊も最初の方はあまり部活に姿を見せなかったが最近は頻繁に参加していいる。恐らく護衛なのだろうが…
「それより未理恵?いつになったら外出るの?」
江利奈がチェスをしながら質問する。未理恵は答える。
「そうですね、大体暗くなってからですから出るとしたら20時45分くらいですね。今日は雨が降らなくてよかったです。」
すると優美が質問する。
「あれ?でも部長さん、今日って天気予報では降水確率60%じゃなかったんですか!?」
真琴は呆れて優美に呟く。
「香崎、案ずるな…どうせ杏芽條グループを動かしたんだろうさ…」
未理恵は答える。
「いえ、動かしていませんよ?今日は雨が降るから短冊を飾るだけになるかと思っていましたから。」
真琴は呆れた顔をして尋ねる。
「じゃあなんで俺の親と永子まで来てるんだよ…」
未理恵は答える。
「お二人様には晴れると言っておきましたから!」
真琴が呟く。
「それって晴れなくてもこさせる気だっただろ…まぁいいが…」
すると俊が呟く。
「チェックメイトです。江利奈さまはお強いですね…それともう一つ…そろそろ、20時35分でございますがどうしますか?」
江利奈は負けたからかちょっと機嫌悪そうに言う。
「もう行きましょ、屋上なんてこの階の真上なんだから。それに星もよく出てるし。」
すると未理恵が指示する。
「はい!それでは少し早いですが天の川を見に行こうと思います。電気系統は星を見るときにはあまりよくないので置いていくようにお願いします。」
すると真琴の母が真琴に言う。
「真琴、そのポケットに携帯入れてるね。母さんのバックの中に入れておくから渡して」
真琴はため息をついて渡す。
「一応聞きたいんだがなんでバレた?」
母は答える。
「母さんあんたの母親よ?分からないわけ無いでしょう?」
すると永子が真琴の母の服の裾をつまんで呟く。
「早く…行こ…」
7月11日の二時間目の授業中…
歴史の授業のようだ…涼は勿論こっそりゲーム、優美は真琴の見張りをしながらノートを書いている。
真琴はというと珍しく起きて何か考え事をしていた。
(そういえば7月7日だがあのあと本当に天の川を見せさされた…杏芽條のお嬢さんは永子と星座探しをしていたり自称アイドルのヱリは珍しく香崎と何かを話していたりだとか…まあ一番気になったのはあの霧崎俊っていう杏芽條家の使用人は何か俺の親に吹き込んでいるような感じがしたが…あのあと親にも何も聞かれなかったし何も吹き込まれていないと思っておこう。)
…キーンコーンカーンコーン…・
「はい、それでは今日はここまで、ここを復習しておくように。課題はこのワークの21ページから36ページだから忘れずに夏休みにやってくるんだぞ。」
教師がそう言うと周りでは課題の話やテストの話やらでざわざわする…すると担任が教室入ってきて告げる。
「はい!それでは帰りの会をして終わりますので静かにしてください。」
すると少しずつざわざわした空気が消えていき1分後には皆が自分の席に荷物を置いたりして静かに帰る準備をしていた。
「えー本日は連絡事項などはありません。今日は早く帰れるので十分交通には気をつけることです!では月曜日は終業式がありますので不要な荷物などは持って帰ってください。それではさようなら~」
教師がそう告げると再びざわつきこれから遊びにいくとか課題の話等している。すると、優美が真琴に尋ねる。
「華原くん、部室に行こ?あ、それと水着持ってきた?私は持ってきたよ!」
真琴が答える。
「あぁ、そうか、俺は一応持ってきてるけど…なんだか準備するまでもないような気がするんだが…」
そう話しながら二人も教室を出る。すると近くにいた涼が話しかけてくる。
「あ、お前今日どっか行くん?暇ならオンラインでもやろうかと…」
すると真琴が答える。
「今日は多分夜ぐらいしかオンラインに行けんと思う…まぁ俺のネットのフレンドに現実のフレンドのレベル上げの手伝いしてくれとあらかじめ頼んでるからたぶんそいつらからメール来ると思う。俺がオンライン行くまでそこで鍛えてこい。」
すると涼が答える。
「分かった。わざわざありがとな。それじゃ頑張ってくるわ!」
涼はそのまま階段の方に足早と姿を消した。
「さて…そろそろ俺らもお嬢さんのとこに行くか?」
真琴が優美にそう質問する。
「そうだね。そろそろ行こう!華原くん!」
二人は霊学部の部室へと向かった。
「お邪魔するぞ。」
真琴がそう答えて部室へ入る。
「お疲れ様です。華原様、香崎様、早速お茶にしますか?」
俊がティーセットを片手に持ち、真琴と優美を出迎える。すると真琴が呆れたような顔をして質問する。
「どうしてお前は最近入ると直ぐお茶を用意できてるんだ…それ以前に使用人としての仕事はないのか?」
俊が答える。
「杏芽條家に使える者として、お嬢様の護衛とサポートをするように指示されておりますのでご安心を。ですので今も私は職務中でございます…」
真琴はもうどうでもいいうような顔をする。
「分かったよ…それより杏芽條のお嬢さん?直ぐ出発するのか?」
真琴がそう質問すると未理恵は部長席に座ったまま、豪華そうなティーカップに注がれた俊のお茶を優雅に飲みながら答える。
「えぇ、江利奈ももうすぐ来るようですしそうなりますね。あ、そういえばお二人共必要物は持ってこられましたか?」
真琴が答える。
「確か水着とバスタオルと水筒と弁当だよな?一応持ってきたぞ。」
優美も真琴に続くように答える。
「えっと…私も水着とタオルと…あ、お弁当と水筒も持ってます!」
優美がそう答えると江利奈も続くように答える。
「私も未理恵に言われたとおりちゃんと忘れず持ってきたわ。」
未理恵が答える。
「皆さん忘れ物はないようですね。それでは江利奈を…」
すると真琴が発言する。
「ちょっと待て!!今ヱリいなかったか!?ほら!優美の横に!」
すると優美が横を向き驚く。
「え…あ!江利奈さん!いつの間に来たんですか!?」
それを聞いた江利奈が答える。
「多分あんたたちが来て30秒くらいしてからね…それより未理恵!私のこと今忘れてたよね!?」
江利奈は未理恵を少しだけ問い詰める。未理恵は答える。
「いえいえ…ちょっと気づくのが遅かっただけですよ。ほら?私昔から忘れやすくて…」
すると俊が苦笑する。真琴だけがその苦笑に気づき質問する。
「おい霧崎、お嬢さんってもしかしてドジっ子なのか?」
すると俊は答える。
「いえいえ…ご想像にお任せいたしますよ。」
真琴は何かを察したような顔をして質問する。
「で?海には俊の運転で行くのか?」
未理恵が答える。
「そうなりますね。ではそろそろ行きましょう。皆さん忘れ物もないようですし。」
未理恵がそう指示すると皆部室を出て俊の車に向かった。
車での移動中。席順は以前廃墟探索に行った時と同じで一番前の運転席に俊、助手席に未理恵、運転席の後ろに優美、助手席の後ろに江利奈、そしてその後ろに真琴が荷物と一緒に座っていた。
「で、海までどのくらいなんだ?」
真琴がふと尋ねる。俊が運転しながら答える。
「はい、そうですね…この調子であれば30分もあれば着くかと…そういえば華原様は水着を持ってきておられますか?」
真琴が外を見ながら答える。
「まぁ、一応海に行くわけだからな…持っていかなきゃいけないだろ…」
すると俊が少し苦笑して答える・
「っぷ、いえ、華原様のことですから水着は持ってこずゲーム機や充電器などをお持ちになっているのかと思いまして」
すると真琴がちょっと焦って答える。
「ま…まぁ海なわけだしな…」
(陰に隠れてこっそりゲームする気なのに言うなよ…)
すると優美が未理恵に話しかける。
「そういえば部長さん!なんで海に行こうと思ったんですか?私疑問に思ってたんですけど…」
すると未理恵が答える。
「あら?江利奈から聞いてなかったんですか?」
未理恵はそう言うと江利奈の方を向く。
「…えっと、何だっけなー?」
江利奈はとぼけた顔をする。未理恵がため息をついて説明しようとする。
「てっきり江利奈が教えていたのかと思っていたのだけれど…今回海に行こうと思った理由は…」
「実は今日って未理恵の誕生日なのよね。未理恵って案外結構引っ込み思案だから自分から言いづらかったのよね。で、毎年海に行くってことになってるの。」
未理恵が言いづらそうなのを見た江利奈は未理恵の説明の続きを答えた。すると俊が呟く。
「ちなみに私は今年が初めての同行になります。去年までは海は女子だけで行くとお嬢様が無理矢理江利奈様と二人で行っていましたから。」
すると優美は驚いた顔をして答える。
「え!?今日って部長さんの誕生日だったんですか!?」
(まずい…誕生日だって知らなかったからプレゼントなんて用意してないし持ってきてもない…)
優美がどうしようかと考えていると真琴が江利奈に何かを渡す。
「悪い、これを杏芽條のお嬢さんに渡してくれないか?」
江利奈が受け取る。
「何よこれ?」
江利奈が真琴から受け取ったのは4GBのSDメモリーだった。
「俺が知ってるホラー話とか心霊動画とか写真とかの詰め合わせだ。まぁ、全部知ってるかもしれないが受け取っててくれ。誕生日なんだろ?」
江利奈は少し考える。
「ふーん…まぁいいわ、未理恵!はいこれ。」
江利奈が未理恵にそのメモリーを渡す。
「ありがとう華原さん。もしかして私の誕生日を事前にお知りに?」
未理恵が総質問すると真琴が答える。
「いや、お前泊まるとか言ってたからその時に見せようかなーっと思ってたんだが誕生日ならプレゼントにしたほうがいいと思っただけだ。」
すると未理恵が笑顔で答える。
「別に泊まる気はなかったんですが…いいでしょう!せっかく頂いたプレゼントですし早速今日の夜にこれを見ましょう!」
すると俊が苦笑する。
「っぷ…墓穴を掘りましたね華原様」
真琴が唖然とする。
(え…今日って泊まる予定じゃなかったのかよ…)
「すまん杏芽條のお嬢さん。そのプレゼント、やっぱり返してくれないか?」
すると優美が真琴に言う。
「ダメだよ華原くん。せっかくのプレゼントなんだし私も気になるし!」
江利奈も言う。
「嫌なら帰ればいいじゃない。勿論未理恵による執行はあるけど。」
真琴は答える。
「その執行が怖いんじゃねーか!」
すると未理恵が言う。
「はい!皆さん喧嘩はそこまで!そろそろ目的地につきますよ。」
既に車の外には海が見えていた。
海辺の近くでは水着姿のアルカがビーチ日傘の影に設置されたビーチチェアにサングラスをかけて寝ていた。
「まぁたまには悪くない…社員番号24!さっきまで居たお前のお友達はどこに行った?」
アルカが質問するすると社員番号24の霧子が答える。
「一応オフ会ですのでその呼び方は少し…あ、そうだ!うみみって呼んでください。私のネットネームです。」
それを聞いたアルカは答える。
「分かった。それよりうみみ、ほかのやつらはどこに行った?見たところ浜辺にはいないようだが…」
霧子は答える。
「あ、すいません!えと…どうも泳ぎに行ったみたいですね…」
それを聞いたアルカはサングラスを外し起き上がり、霧子の方を見て言う。
「お前も泳いでくるといい。お前のオフ会だろ?確かに私は雇い主だが今日は誘われたのは私だ。それに職務は他の者がやってるのだから私のそばにずっと居なくてもいいんだ。休暇ぐらい自由に過ごすといい。」
霧子は笑顔で答える。
「分かりました!それじゃあ行ってきます!あ、それよりもアルカさん。アルカさんは泳がないんですか?」
アルカは海を見ながら答える。
「私は…まぁもう少ししたら行くよ…今は海が見たい気分なんだ。」
霧子が笑顔で言う。
「分かりました。それではお先に海で泳いでますね!アルカさんも早く来てくださいね。」
霧子が海に行くのをビーチ日傘の影から見送るとアルカは再びサングラスをしてビーチチェアに寝た。
「でだ、何故ここにいるんだ!」
真琴達は未理恵の用意した砂浜の日傘のついた場所に集まっていた。
「何故って言われても…未理恵ちゃんに誘われたからよ。真琴、別にお母さんは泳いだりしないから安心して。もう年だし。」
真琴の母がそう答える。すると永子も答える。
「海…初めて…?…多分」
それを聞いた未理恵は直ぐに永子を優雅に持ち上げ俗に言うお姫様だっこをしていた。
「水着姿の永子ちゃんも可愛いですね!やっぱりお招きしてよかったです。」
すると真琴が尋ねる。
「だからなんで母さんと永子がここにいるんだよ!状況的に見てまたお嬢さんが誘ったみたいだけど…」
すると優美が答える。
「いや、違うよ華原くん。誘ったのは私。ほら、この前の七夕の時、」
すると真琴が七夕の日のことを思い出す…
「そういえばお前あの時俺の母さんとかなり話してたな…」
それを聞いた未理恵が永子を抱いたまま発言する。
「はい。どうやらあの時お母様も初めて海の話を聞いたそうであのあと電話があったんですよ。その時はちょうど私がお風呂に入っていた時間でしたので俊が電話を受けたようですが。」
すると俊が答える。
「そういえばそうでしたな…確か華原様のお母様から電話があったのを私はそのあと、お嬢様がお風呂を終え、就寝に入るときにお伝えしたんですが…その時のお嬢様の焦りようといったら…っぷ」
すると未理恵が少し怒ったような表情をして俊に言う。
「俊?少し言葉が多いのではないでしょうか?」
すると真琴の母が何かを差し出す。
「粗末なものですがいつも息子がお世話になっているので日頃の感謝の形です。受け取ってください。」
差し出されたのは黄緑色をした綺麗な蝶がかたどられたヘアピンだった。
「17歳のお誕生日おめでとうございます。これからも息子と仲良くしてやってください。」
未理恵はそれを受け取ると笑顔で答える。
「ありがとうございます。これは大切に使わせていただきます。」
すると未理恵が抱いている永子も何かを差し出す。
「はい…これ…私が作ったクッキー…です。」
未理恵は笑顔で答える。
「ありがとう!永子ちゃん!」
それを見た真琴は呟く。
「成程な…今朝永子が母さんと作ってたのはこのクッキーだったのか…ってまてよ…なんで俺の母さんと永子が杏芽條のお嬢さんの誕生日を知ってるんだ!?」
すると俊が答える。
「いえ、先ほどお話したとおりお嬢様がお風呂に入ってる間に電話が来た時にお伝えしたのでございますよ。その日はお嬢様の誕生日ですと…ですから華原様はご存知だと思っていたのですが…どうやらゲーム三昧だったようですね…っぷくく」
すると真琴が呆れたような顔をして呟く。
「だったら初めから俺らにも言えってんだ…」
すると未理恵が永子を降ろし発言する。
「それではそろそろ海水浴を始めましょう!」
俊が発言する。
「お嬢様!日焼けどめはどうなされるのですか!?」
すると真琴の母が答える。
「もしよければ真琴の母が塗ってもよろしいでしょうか?」
未理恵が答える。
「華原さんのお母さんは日焼けどめを塗るのがお上手なのでしょうか?」
真琴の母は答える。
「若い頃はよく塗ってたからね。真琴!男たちはもう行ってていいから先に俊くんと海で泳いできなさい!」
俊が答える。
「分かりました。それではお先に…」
真琴も答える。
「ゲーム機荷物の中なんだが…取れそうにないな…」
真琴と俊はそのまま海へ向かった。
アルカは寝ながら何かを考えていた。
(15年前のあの炎天下の海に最後に母上と行った時…そういえば何かを見たような顔をしていたな…もうかなり前のことなのにまだ覚えている…確か母上は…何か黒い人影を見たと言っていたような…少し悲しそうな顔をしていた気がする。まさか死の直前に現れる死神というやつか…確かにあのあと母上は炎天下の帰り道に交通事故で死んでしまった…状況から考えると、死神なのか。俺はそういえば黒い男を見たな…まさか俺も死期が近いのか…)
「はぁ…考えても無駄…か。そろそろ私も海に行くとしよう。」
アルカがサングラスを外し起き上がる。すると後ろから声が聞こえる。
「そうか…まぁお前も苦労だな…あんなのに付き合わされたら…」
真琴の声だ。だがアルカは気づいていない。彼らは面識が少ないからだ…
「案外、お嬢様も面白いところがあるのですよ。例えば結構な寂しがり屋さんだったりだとか…」
俊が立ち止まる。俊はアルカと目があったようだ。俊は質問する。
「これはこれは赤田先生、今日は海水浴でございますか?」
アルカが答える。
「その声は…もしかして霧崎くんですか?髪の色が違うのでてっきり別人かと思いました。そちらの方は…華原くんですね。お二人は友達なんでしょうか?」
真琴が答える。
「違う。まぁ話すと長くなります…それよりも赤田先生は今日は授業はなかったんですか?」
アルカが答える。
「今日は休暇でしたのでゆっくり羽を伸ばそうかと。そういえば霧崎と華原は今日は学校じゃなかったのですか?」
俊が答える。
「今日は二時間授業で早く学校が終わったため、私たちも羽を伸ばそうかと来たところです。」
アルカが答える。
「そうかでしたか、ではごゆっくり…私はもう少しここでいたいので…」
俊が別れの挨拶をする。
「それでは失礼致します、赤田先生。」
真琴たちが海へ向かっていく。アルカは離れ切ったと思うと呟く。
「あれは杏芽條家の使用人か…もしかしたらビンゴだったのかもしれないな…この近くにA-15とあの黒い男がいるかもしれん…ククク…」
するとアルカはバッグから無線機のようなものを取り出した。
「総員に告ぐ。この近くにA-15と手掛かりとなる黒い男がいるかもしれない!警戒を怠るな!」
…了解…
真琴「さて、今回はいろんなグダグダがあったな」
未理恵「確かにいろいろありましたね」
優美「そうですね…」
江利奈「はぁ…」
俊「段々と元気がなくなっておりますよ皆様?」
真琴「お前はなんでそんなに元気なんだよ…」
永子「俊…水着回…元気…?…変態?」
俊「いえいえ、お嬢様の愚痴を言えたので少しすっきりしただけでございます」
未理恵「俊?何か言いまして?」
俊「いえ、お嬢様。なんでもございません。」
江利奈「はいはい、それじゃ真面目にやるわよー」
優美「あ、はい!えと…突然動き出したアルカ達、A-15とは一体なんのことなのか…」
未理恵「そしてアルカ・アステントの母の本当の死因とは?」
真琴「俊は変態なのか?」
俊「華原様、今何か…」
江利奈「次回へ続く!!」




