最初の世界Ⅲ
傍観者は干渉することができない
故に助けることはできない
傍観者は鑑賞することが許される
故に見殺しにする権利がある
では…干渉をする傍観者はどんな運命を紡ぐのか…
2月17日9:30
真琴の開いてる携帯の画面にはそう映っていた。
「ほらーまた携帯やってるよ…」
そうやって4人ほどのグループで真琴のことを言っているのは蔵川茉絵だ…すると見慣れた髪は黒色のロングの女子が言う。
「茉絵ちゃんたちだって携帯いじってるじゃない、自分たちのことは棚に置いとくのは最低だよ!」
香崎優美だった…その時真琴は思う。
(香崎優美…か…あの日以来だな)
すると茉絵が反論する。
「だってそいつがいじってる乗っていつもゲームかSNSばっかだし私らと違ってクラスの情報交換とかじゃないし」
すると黒髪の見慣れた顔の男子が声をかける。
「おや、お嬢さん方、どうされましたか?道に迷われたのであればこの生徒会副会長、皆様をご案内しますよ」
それは黒いカツラで偽装してはいるものの杏芽條家の使用人、霧崎俊だった。
「副会長様!えとね!じゃあ私らの部屋まで案内してよ。」
茉絵がそう言うと俊は答える。
「かしこまりました、それではこちらに…」
すると俊は真琴と優美の方にウインクをして茉絵達を案内しに行った。
「華原くん。」
優美がそう言うと真琴が質問する。
「…どうした?」
優美は言う。
「もしさ、この旅行でアステントグループが動いてきたらどうする?」
真琴は答える。
「俺は知らねえよ…この前は俺の家の真ん前でどっこんばっこんされたから腹が立っただけだし…前みたいに動く気はない。」
すると優美は呟く。
「それでも私は…華原くんは助けに行くと思ってるよ…」
真琴は言う。
「今、何か言ったか?」
優美は答える。
「いや、なんでもないよ。ほら、もうすぐ人数確認するみたいだし早くダイヤモンド・タイタの船内に入ろうよ!」
港に停泊している豪華客船、ダイヤモンド・タイタには、真琴の通う高校の二年生が全員乗船していた…
「杏芽條未理恵様、カメラの監視体制は万全です。」
杏芽條グループの人間が10人ほど操縦室の後ろにある会議室で無数のコンピュータを使って船内の監視カメラを監視していた。
「怪しげな人間がいた場合即刻拘束する準備は出来ていますか?」
未理恵がそう尋ねると一人が答える。
「は、はい。大丈夫です。現在怪しいと思われる人間はいません。」
未理恵はそれを聞くと言う。
「今回の旅行は失敗させてはいけません。完全体制をしていてください」
そう言うと未理恵は部屋を出た…すると先程話をした一人は思う。
(A-15さえ渡してくれればこんなことはしないんだけどね…)
それは霧子だった…
船内の豪華そうな大ホールで生徒は点呼を受け、そして代表が数の確認をして教師に報告していく…そんななかでも真琴は携帯をやめない…
「はい、それでは全員揃っているようなので部屋割りと簡単な見取り図を配ります。先頭の方から後ろへ回してください」
教頭先生がそう言うと真琴のもとにも見取り図が渡される。
「…ダイヤモンド・タイタか…ダイヤモンドは置いといてタイタとはタイタニックからとったんだろうか…沈没しなけりゃいいけどな…うわ!また抜かれたし…新レア度のキャラはやっぱ荒れるな…」
そう言うと乱暴に見取り図をポケットにしまう、そして携帯を地面において両手で使い始める。
「…では何かわからないことがあれば先生に聞くように、解散!」
真琴は涼との二人部屋だった。
「それにしても豪華な部屋だな…冷蔵庫にコンセント、でテレビにネットまで完備とは…よくあの学校がこんな豪華な旅行許したもんだ…」
涼がそう言いながら部屋を見回すと真琴が言う。
「まぁどうせ未理恵が提案したんだろうけどな、ほら、このパンフレット、杏芽條グループって書いてるだろ?」
そう言って真琴は涼にパンフレットを渡す。
「まぁそうだろうな。とりあえずゲーム持ってきてるから後でやるか?」
すると真琴が尋ねる。
「後で?今からじゃダメなのか?」
涼が答える。
「え?お前もしかして見てないのか?DAINEのグルで最上階にあるトトリアってカフェにメンバーは集まるよう書かれてるぞ。俊に」
真琴はそれを聞くとDAINEの霊学部のグループを確認する。
俊:連絡事項でございます。本日本船、ダイヤモンド・タイタ出港時に本船の最上階にて位置するトトリアというカフェで少しお話がございます。大事な話ですので出港時には来ていてください。華原様も、身の危険を最小限にするためにも相部屋の久留様と共に来てください。以上でございます。
「…なんだよ、海の上ならほとんど襲ってこないんじゃねえのかよ…まぁいい、俺も危険と言われてのうのうとしてるわけにはいかないしな、面倒だが行くとする。」
すると出航の汽笛が鳴る。
…フォオオオオン
「…ちょっとやばいぞマテリアル」
涼がそう言いながら真琴の方を向くと真琴も涼の顔を見て言う。
「…そうだな、R。仕方ない…走るぞ」
二人は部屋を飛び出し最上階の操縦室近くにあるカフェ、トトリアに向けて走り出した。
「…ここホテルじゃないの?」
永子が窓ガラスから外を見て未理恵に言う。
「はい、永子ちゃんは船は初めてですか?」
未理恵がそう尋ねると永子は答える。
「うん…多分初めて」
すると俊が未理恵のスイートルームにノックをして入ってくる。
「お嬢様、華原様と久留様はまだおられませんがほかの皆様が集まられました、船も無事出港しました。」
すると未理恵は椅子から立ち上がりいう。
「永子ちゃん、先に行って江利奈と香崎さんに挨拶してきてくださいます?」
永子は答える。
「…うん、分かった。あ…私のお姉ちゃんには…気をつけてね…」
そう言うと永子は部屋を出てカフェへ向かう。
「お嬢様、大丈夫でございますか?」
俊がそう言うと未理恵は答える。
「ええ、アルカモデルについては調べは終わりましたか?」
俊は答える。
「はい、どうやらアルカモデルは15人作られていたようです。それぞれ別の研究所ではありますが永子様の研究所だけ未だに分かっておりませんが…」
未理恵は言う。
「永子ちゃんはやっぱりアルカモデルなのですね…」
俊は答える。
「はい、永子様がアルカモデル、いえ、クローンなのは確かな情報です。ですがたった一つだけ謎が御座います。」
未理恵は言う。
「真琴ですね…」
俊が答える。
「はい、彼はちゃんとした戸籍で母親ともDNA上親子でございます。ですが永子様と同じDNAをお持ちになっている…過去に華原様とアステントグループが接触されたことはありませんしDNA情報を盗み出すことなど不可能でございます…なぜ一致しているのか、それだけがどう考えても偶然としか考えられないのです…」
未理恵は窓の方を向く、既に船は港を出港し、広がるのは永遠に続くような水平線だった…
「真琴はもう許してくれているでしょうか…」
俊は答える。
「どうでしょうか?私は華原様ではないので確かなことは分かりませんが一つだけ分かることがあるとすれば…この旅行を最高のものにされる事が、一番早くて確実な華原様に対するアピールとなるのでは…ぷっくくく」
未理恵は冗談交えた俊のその答えに少し笑みを浮かべると部屋の出口へ向かう。
「皆さんお待ちしていることでしょうし早くカフェへ向かいましょう。」
すると俊は小さくお辞儀をして言う。
「かしこまりました。お嬢様。」
カフェトトリアでは江利奈と優美が話をしていた。
「で?結局優美はあいつのことが好きなの?」
すると優美は少し赤面して答える。
「いや、好きとかじゃなくて…なんか、こう、ほっとけないっていうか…最近学校に来てないし大丈夫なのかなって…」
江利奈は言う。
「まぁあいつ学校行きたくても行けないからね。この件が落ち着くまでは。まぁ行きたいとは思ってないだろうけどアルカに銃撃はなったんじゃいろんな意味で仕方ないと思うわ」
すると優美がミルクコーヒーを飲んだ江利奈に唐突に質問する。
「そういうヱリちゃんは好きな人とかいるの?もしかして久留くん?」
江利奈はむせて答える。
「ゴッホゴホ!いるわけないじゃない!私これでもアイドルやってるんだしスキャンダルとかなると困るし」
すると江利奈の隣にちょこんと顔を出した永子が江利奈に言う。
「江利奈、好きな人…涼…覚えた」
江利奈はそれを聞くと軽く怒って言う。
「永子!例えあんたでも言っていい事と悪い事があるの?分かる?」
それを聞くと永子はちょこんと机の下に逃げて優美の隣に行く。
「あ、永子ちゃん久しぶりー元気だった?」
すると永子は答える。
「うん…だけどループが使えなくなった…」
すると江利奈が言う。
「そういえば未理恵から聞いた話なんだけど永子のループ能力が使えなくなったのは何か注射されたかららしいの…まぁ詳しいことは集まったら話すんだろうけどね」
すると未理恵と俊が三人の席に現れる。
「皆様おられますか?…華原様が見当たりませんね…」
俊がそう言うと江利奈が言う。
「あ、未理恵お久ー。怪我大丈夫だった?」
未理恵は答える。
「ええ、お陰さまでなんとか旅行までには退院できました。」
すると息が荒い二人がやって来る。
「はぁ…はぁ…間に合ったか?」
涼がそう言うと真琴が答える。
「はぁ…いや…確実に間に合ってないぞ…はぁ…」
すると未理恵が言う。
「いえいえ、私たちも今来たばかりですしギリギリですよ。久留さん、真琴。来て下さり感謝します。」
俊が言う。
「さて、それでは皆様集まられたので大事なお話をしようと思います。」
7人はそれぞれ窓側から真琴、涼、俊の順に座りその向かい側に未理恵、未理恵の膝に座っている永子、優美、江利奈という順で座っていた。
「では本題として本船ですが今のところ目立った事は起きておりません、注意には厳重な警戒態勢を行っておりますがおそらく問題はないかと」
続けて未理恵が言う。
「そして余談になってしまうのですが…真琴、いいですね?」
すると真琴が携帯をいじりながら答える。
「あぁ、あの件ね。ここは海だし情報が漏れることもないだろうからいいよ…てかどのみち話すつもりだったんだろ?」
未理恵はそれを聞くと真面目な顔をして話し始める。
「先の真琴の家周辺で襲撃された時、私は事故を起こしました。そして真琴がアルカ・アステントに引き金を引いたため私は彼の外出を控えさせるよう俊に言い渡しました。ですがもう一つ、決定的な理由がございます。それが真琴と永子様がDNAで医学上ではありえない異性ということ以外全ての遺伝子が100%一致していたんです。」
すると江利奈が尋ねる。
「つまりこいつは永子のオリジナルってことになるわけ?」
俊が答える。
「いえ、もしそうなら異性ではなく同性になるはずです。わざわざ異性に変換させてクローンを作るメリットはほとんどありませんから。ですのでこれはおそらく偶然と思われます。」
すると優美が尋ねる。
「え?と言う事は華原くんが永子ちゃんと同じ能力を使える可能性もあるってことですか!?」
俊は答える。
「はい、このことが明るみに出れば、アルカ・アステント様は華原様を利用するでしょう。まだ明るみに出てはおりませんが念には念を入れて華原様に外出を控えるようにさせました。無論アルカ・アステント様の怒りを買って狙われている可能性もございましたし。」
すると未理恵が言う。
「そして最後にこれが最大の問題です。私たちの周りに頻繁に現れていた謎の影、禁書の術式を無効化し、今回の襲撃に一枚噛んでいた方…永子の前に現れたアルカモデル14、黒い永子ちゃんのことです。」
涼が質問する。
「待て、影は何度か見たがあれがそこにいる少女と同じ人間ってことなのか?」
真琴が答える。
「えっと、全部言っていいんだよな…あいつの目的はシンプルではっきりしてる。あいつは悪霊の霊力を多く持っている。故に人が絶望したりする時の不幸が最高の酒らしい。で、あいつは俺の絶望を見たいらしくいろいろと動いてるみたいだ…それに俺と同位体と言っていた事からアルカモデルであることが分かる。それとだな、これは俺が本人から直接聞いた話だ。あいつは7日前俺に接触していた…で永子の能力についてだがもうじき使えるようになるらしい…それと同時に何かを起こす可能性が高い」
俊は驚く。
「おや、これは驚きましたな…まさか華原様も接触されておられたとは…成程、今の話を聞いた限りではこうのんびりくつろいでる場合ではございませんな…」
すると真琴が言う。
「いや、むしろ今のうちにくつろいでおくべきだと思う。最悪の場合永子のループ能力を使うことも考えているしそういえば例のオッドアイの研究についての情報は話さないのか?」
すると未理恵が言う。
「はい、今話をさせてもらおうとしていたところです。ではお話します…杏芽條家の犯した禁忌の罪の一つ…」
A-14は船尾に居た…周りには監視カメラ等があるが何故か彼女は写っていない…そう、影だからだ…
『豪華な船…でも脆い、シナリオは用意したよ…お義兄さん。楽しんでね…くすくす』
そしてA-14は影に消えた。
カフェ、トトリアの時計は11時40分だった…
「…成程な、という事は永子の目もその霊実験のせいというわけか…」
涼がそう頷くと俊は言う。
「そうですね…その研究後、何人かの杏芽條グループの人間がアステントグループに渡ったのも事実ですしこれはもともと身内の問題です。」
すると突然…
…ドドッドド!!
謎の衝撃音と共に船体が揺れる。
「ぐおお!?なんだ!?」
真琴がそう尋ねると未理恵が言う。
「わ、分かりません…俊、状況把握はできますか!?」
すると俊が答える。
「はい、恐らくクジラか何かに衝突したものかと…」
…ドン!ボーン!!
「何何なんなのー!?」
江利奈がそう言うと俊が答える。
「まさか…爆弾!?そんなはずは…」
すると優美が指差す…
「あ、あれって…黒煙じゃ…」
それは確かに黒煙だった…そう、緊急事態が発生したのだ。
「私は直ぐに操縦室へ向かいます。状況を把握しなければいけませんので…皆様は?」
すると未理恵が言う。
「私も行きます。警備は万全のはずです。私が把握し指示しなければ…責任は私にありますし」
真琴が言う。
「…まぁ警備が万全だったってことは内部犯の可能性が高い…俺も気になるし同行する。」
他のメンバーも皆操縦室へ向かう気は満々だった…
「では行きましょう!」
未理恵達は操縦室へ向かった…
その頃爆発地点では…
「ふん、他愛もない…まさかこの程度の警備だったとは…杏芽條家も落ちたな…」
白衣を着たアルカだった…そう、彼が爆弾を使ったのだ…
『あら、やっぱりここが一番爆破しやすかったみたいね…お義父さん』
A-14が現れる…アルカは尋ねる。
「アルカモデル14よ、お前ここを爆破したとは言え本当に沈没すると?」
するとA-14は答える。
『整備不良。未理恵は警備に力を入れてたけど安全には通常通りだった…ということはお義父さんが気にしなくても沈没は免れない…そういうように手がかりを置いてあったしね…お義父さんもちゃんと動いてくれたし。さ、あとは脱出用のボートに永子を乗せて逃げるだけ。じゃあね』
そう言うとA-14は消えた…
「ふん、まぁいい…霧子、状況は?」
アルカは無線にそう話しかける。
「ザザ…は、はい。操縦室は制圧、防水壁システム停止完了。監視カメラジャック完了。対象は現在5名と操縦室へ向かってきてます。勿論俊もこちらです。」
霧子がそう言うとアルカが言う。
「分かった、こちらはボートの準備をしておく。お互い計画どうりに動くぞ」
そして無線を切りポケットに入れると…
…バン!!
「監視カメラは爆発箇所は使えなかったみたいだな…赤田先生…いや、アルカ・アステント」
そう言いながら銃を放ったのは右手に実銃、左手に麻酔銃を持った真琴だった…
「安心しろ、麻酔銃だ。死にはしない…」
アルカは膝をついて言う。
「馬鹿な…このアルカ・アステントが…学生如きに!」
すると真琴は言う。
「ただの学生じゃない、オタクだ!」
そう言いながらアルカに拳を入れる…アルカは倒れる。
「…成程な、初めからA-15を回収させる気などなかったってことか…フフ…悪くない…」
そう言うとアルカは懐から実銃を取り出す。
「時期にこの船は沈む…どうせ捕まるなら俺は死んでいるも同然…華原真琴…お前とはもっと違う出会い方をしたかったな…」
真琴は察した…その懐の銃が…弾が一発しか入っていなかったことを…そしてそれは自殺用だということに…
「…やめろ、早まるな…」
真琴はそう言うが…アルカは立ち上がりにやっと笑うと…
「お別れだ…父上によろしく言っておいてくれ…じゃあな」
…バン!
「やめろ!そんな…」
アルカは自分を撃ちそして背後にあった空き窓から身を投げ出し海に消えた…
「…くそ!仕方ない…救命ボートの誘導をしなければ…」
真琴はそう言うとその場を去り、救命ボートのある場所へ向かった…
蔵川茉絵は焦っていた…
「えっと…どうすればええん!?」
すると救命ボートのある場所へ向かっていた真琴が鉢合わせする。
「お前こんな所で何やってる?急いで脱出しないと沈むぞ」
すると茉絵は言う。
「あんた…簡単に言うけど爆発でみんな錯乱してるの…どうにかしてよ!」
真琴は考えると…
「仕方ない、俺は先に部屋に人が残ってるか確認するからお前はとっとと逃げろ!」
そう言い残すと真琴は学生が使っている船室へ向かった。
「もー!分かったわよ!とっとと救命ボートに乗ればいいんでしょー!!」
そう言うと茉絵は階段を使って救命ボートの場所へ向かおうとするが…
「ちょ!うわ!」
茉絵は階段から足を滑らせてしまった…
「イテテテ…もー!なんなのよさっきから!」
…ドーン!!
その時船底に取り付けられていた爆弾が爆発する…すると船体が少し揺れ傾く
茉絵は怪我した足を庇いながらも大階段のホールを横切って急いで救命ボートへと向かうが…
「ちょっと…冗談じゃ…え…」
…ギギ…ギギギ…
茉絵の真上の天井には落ちかけのシャンデリアがあった…
永子:バレンタインデーって何?
未理恵:確か女性が男性にチョコを贈る日ですね
俊:ではホワイトデーとはどんな日かわかられますか?
永子:男が男にホワイトチョコを渡す日?…
俊:…
未理恵:…
俊:では次回予告に参りましょう
未理恵:突然起きたダイヤモンド・タイタの爆発
俊:そして始まる惨劇の嵐…果たして彼らはこの緊急事態にどのような手を打たれるのでしょうか
永子:次回へ続きます…




