逃走
GW中は1日一回投稿されますので暇つぶしにでも読んでいただければ幸いです。
俺は鎧の男を眠らせた後、避難しているだろう村人たちを追いかけるために最初に隠れていた林に向かった。
通り過ぎる家を一瞥しながら通り過ぎる、だが中から光が漏れている家は今の所見つけることはできなかった。
よし!ちゃんと逃げたみたいだな、村の規模からしたら20軒は有るか、ってことは最低でも20人以上いるのか?
村の人数が増えるが町に行ったら稼いで援助して行こう、俺の我が儘で村人増やすんだそれぐらいはしないとな。
まあ先ずは肥料でも撒いて収穫量を上げるか、お金が入ったら農具を送るぐらいか他には何か有るかな?
俺は今後のことを考えながら村を出た。村を出た所で村に案内した男が林の方から手を振っているのを見つけ合流する。
「逃げる準備はできたか?逃げ遅れはいないよな?」
俺は林に入ると男に話しかける、男の周りには逃げてきた女性と眠そうな子供がいた。
俺の質問に男は頷き話し始めたので、俺は静かに聞く。
「ええ、大体の人間は逃げてきました。後残ってるのは村長の関係者ぐらいです」
男の言葉に俺は頷き声を掛けた。
「じゃあ村に向かってくれ俺は殿をしながら足跡を出来るだけ消していくから」
俺がそう言うと男は頷いて村人たちを先導し始めた。
俺はその一番後ろにつくと大きな水球を作り出し“雨”を振らし始める。
雨で足跡を消しながら村人たちを追いかける。
そして日が上がって頭の上に来る頃にはやっとべリアラ婆さんの村に戻ってくることができた。
そう言えば俺、この村の名前聞いてないな帰ったら聞いてみよう。
俺は村の風景を見ながらそんなことを考えながら村へ向かった。
村に近づくと逃げてきた村人たちを受け入れてくれているようだった。
そんな中べリアラ婆さんが俺の方に近づいてきて話しかけてきた。
「逃がしてきたんだねぇ、取り合えず住む所を作らないといけないねぇ、木を伐りに行ってもらうよのんびりしてる暇なんて無いからね、キリキリ働きな」
俺は婆さんに睨まれながら直ぐに木を伐りに男衆と共に護衛として向かうことになった。
だけど森に向かう前に俺は逃げてきた村人達を盗賊をした男達に合わせた。
水牢から出した男達は自分の家族と抱きしめ合い再開を喜んでいる所に俺は声を掛ける。
「お前たちはこの村に迷惑を掛けたんだこれからはその家族に償わなきゃいけない。
だけど今はなにも無いんだから労働で返してもらう、被害者の家族は簡単には許してくれないと思うが頑張って誠意を見せる様に。
先ずは家を建てるために森から木を伐って来て貰う、乾かすのは俺がやるからすぐ木材として使える筈だ」
俺は男達に声を掛けると男達に伐採を手伝わせる、村総出でやれば少しは早く住む場所の確保もできるだろう。
それから俺達は毎日朝早くから夕暮れ迄木を伐り続け、そのたびに木の水分を抜いて乾燥させた。
そのおかげで家がすごい勢いで建っていった。伐採に行くたびに俺は護衛をしながら魔物を倒して食料にしていった。
狩りをして肉もかなりの量確保できた。魔石も手に入れることもできている。
だが最初にザブラアの魔石は内臓と一緒に無くなっていた。
男衆で伐採を行っている間に奥さん方は自分たちの畑を作っていた。
もちろん耕されていない土地を一から耕すとなると石はゴロゴロしてるし土事態も硬い、そんな土地をいきなり耕すのは難しいから馬の力を使った。
馬に引かせる農具で大まかに耕す、その時に出た大きな石は俺が鍬の歯に加工する。
元々研磨剤の高圧噴射はこうゆう硬い物の加工に使うはずだからな、石で作ったからって侮るなかれ下手な鉄の農具より硬いからな、ただ重さは石の方が重いと思うけど・・・。
家を作るための釘も無いから仕方なく石杭を作った。
余り細くすると折れるだろうから最低でも親指ぐらいの太さにする。木組みを止める為だけに使うために太さはノミの歯の太さと同じ大きさにした。
そのおかげで強風でも倒壊しない家を作ることができた。
俺はこの村に来て5日、色々あったけど何とかなってる。
俺が出来ることは何でもやった。石を削って道具を作り、森で狩りをして畑に科学肥料を撒いた。
4日で建った家は4軒だけだったがそれでも多いかもしれない、スキルが大きく影響してることは間違いない。
何しろチェンソー並みの速さで木を伐って重機も無しに家が形になっていくのを見ると流石に呆気にとられる。
そうして6日目の朝、町に連絡に行っていた村人とべリアラ婆さんの息子さん夫婦、そして騎士が3人来た。
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