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そんなのありか58

船外の風景てぇヤツが巨大モニターてぇヤツに映し出された訳だが…強化ガラスにて覆われた巨大なドーム…いや、ありゃぁガラスじゃあ、ねぇいねぇぃっ。


しかしぃ巨大クリスタルてぇ感じのドームん中にそ未来のメトロポリタン的な景観が透けて見えているが…あれっってよぉうぃ…小ぢんまりって感じに見えてんがぁ…ありゃあっ遠く離れてんからよぉ、そう見えてるみてぇさね。


「結構…規模、デケェんかぁ?」っう呟きが思わず漏れてたみてぇでぇ…


「そうだね、東京23区くらいなら収めることができる程度の広さはあるだろうね」って…いや、アータァさぁ…東京23区ってのはぁっ結構な広さなんだがねぇいっ…マジでぇ!?


「いやいや、可笑しいっしょっ!どうやって造ったてぇかぁっ!何でこんな代物(しろもん)、拵えてんでぇいっ!」

思わず突っ込んだ俺は悪く()ぇ筈さね。


したら大林様が、ねぇい…

「どうも日本国政府だけで無く各国の動向に不穏な動きがみられるんだよ。

 此方は協力して頂けている博士達が発明した品々にて彼方此方の情報を機械的に収集しているんだが…今の侭で生活を続けていると、取り返しの付かないことになりそうなのでね。

 自衛を行うために色々と動いている所なんだよ。


 この海底都市も、その一環なんだが…ステルス機能を組み込んで色々な防衛処置を施した都市となつているんだよ。

 此処へは各地の工場へ従事していた従業員の内、素行調査を行い問題のない方だけを集めている。

 各地の生産施設は現在も稼動はしているが、ほぼダミー扱いだね。

 実質は此処で全てが賄われていると言っても過言ではないよ」


そう静かに仰るのだが…そこまで用心せにゃならん程にヤバイ状況なんけぇ?

船が海底都市てぇヤツへ近付けばぁ、全体像てぇのはよぉ、とてもとてもぉっ。


巨大なクリスタルの壁面てぇヤツがグォォォッって感じで迫る圧迫感てぇのはぁ中々のもんさね。

そん壁の1部が開くてぇとぉ、船はよぉうぃ、そん中へってぇ吸い込まれるようにねぇいっ。


ドッグインてぇ感じで停泊し係留されっとぉ、徐々に海水が排水ってねぇいっ。

床下から海水を抜き去っているそうな。


排水が終わるてぇとぉ、船を固定していた設備が取り去られてるってねぇい。

此処で降りる訳では()ぇってことかねぇいっ?


そうそう、此処は太平洋のド真ん中ってぇ言っても良い場所の深海てぇ位置らいしぜぇっ。

まぁ、潜水艦や潜水艇クラスならよぉ楽々到達できる場所ではあんだがなぁっ、現在(げんぜぇ)科学てぇヤツでは到底建造不可能な代物なんだがぁ…一体(いってぇ)どうなってんでぇいっ!


そしてよぉうぃ、排水が終わったドッグの壁面てぇのが開くてぇとぉ、潜水艇が船のように進み始めるってなぁ。

ありゃぁ壁面でなく扉だったんだ、ねぇい…


その扉てぇヤツを潜り船が進むとよぉうぃ、船が停泊できる港施設てぇのがよぉうい。

そこへ船は辿り着きぃ本当に停泊てぇヤツに、ねぇいっ。


「さぁね矢鷹さん、降りますよ」って大林様に促され席を立つてぇなぁっ。

此処まで数時間てぇ短時間にて到着したんだがよぉうぃ、どんな絡繰にて海中を爆走して来たのやら。

まぁ…詳しく知る気も()ぇがねぇぃっ…


豪華客船内を移動して外へとエスコートされる。

そしてぇ外へ出るてぇとぉ…此処ぉっ、本当に海底に造られた都市けぇっ?

いやぁっ、夕焼けが綺麗(きれぇ)だねぇいっ…ってぇ!可笑(をか)しいだろーがよぉういっ!!

なんで海底なのにぃ夕焼けは見えるわっ、彼方には夕闇の薄闇から浮き出るように三日月と星々てぇのがよぉうぃっ!

潮風香りカモメやウミネコてぇ海鳥が舞いつつ(ねぐら)への帰途へと。


うん、地上てぇんなら納得な景色さね。

逆に素晴らしいてぇ告げても良い絶景ってもぉ過言ではあるまいよ、うん。


だがよぉうぃ、もう一度言うがぁっ!此処んはぁっ海ん中ぁっ!海底だってばよぉぉうっ!

っかぁぁぁっ!天井てぇより空てぇ感じなんがぁっ、そもそも可笑しいだろーがぁぁぁっ!


内心で突っ込み疲れるてぇ感じなんだがぁ…なんだぁっ、此処?


そんな突っ込み満載な下船にて、迎えに来ていたリムジンてぇヤツへよぉうぃ。


「何処へ行くんですか?」って尋ねたらぁっ…

「えっ?当然、君の新しい住居だけど?」ってぇ、キョトンっとなぁっ。


いや、当然なんっすか、そうですかぁっ…今度はよぉっ、どんな住みかてぇヤツになってんだろーねぇいっ。

そんなことを思いながらよぉ、リムジンてぇヤツで移動してんだがぁ…なんで海底都市に高速道路てぇのが?

っか…何気なく気にはなってんだがぁ…突っ込んで良いのか、な?


「ちと、気になったんでお尋ねしますが…」

「なんだね?」

「この車ってぇ…タイヤが付いて無かったように思えたんですが…それに、全然振動とか無いように思えるんですけど…気のせいですかね?」


うん、我慢できずに尋ねましたよ、なにか?


「ああ、矢鷹さんは知らなかったんだったけ?

 この車はエアカーって言う形式の車なんだよ。

 従来のように排ガスなんかが出ないクリーンなタイプの車なのさ」って、当たり前のように告げられても…


っかぁっ!アンタはぁ未来から来た青色狸系の(もん)けぇぇぇっ!


それから暫く車にて移動し…えーっとぉ…なんてぇ迎賓館?

ま、まさか…うん、此処が俺の新たなる住処でやしたぁ…マジで、かぁっ!?

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