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そんなのありか59

海底都市での生活てぇのはよぉうい、結局は何時もと変わらぬ日常てぇヤツになって行く訳でぇ…日々の鍛練とオーラをカレーに注ぐお仕事ってねぇいっ。


そうそう、俺の両親もこの都市へ引っ越して来ているってなぁっ。

外の世界(せけぇ)への観光てぇのは取り止めてる状態なんだがぁ…


「ユウちゃん!今日はねっ!南の海の海底クルーズへ行ったのよぉっ!

 珊瑚がねぇっ、(すんご)く綺麗だったわぁ~」

「ふぅ。

 彼方では小規模な海底都市がなってな、そこへも寄って来たんだが…母さんがなぁ、また大量に土産をなぁっ…」

「あら、良いじゃないのっ。

 ご近所付き合いって大切なのよぉっ」


ってな感じでぇ、実に姦しいことになぁっ…

ま、両親揃って元気てぇのはぁ良いことさね。


ただなぁっ…俺も遊びに行きてぇぇぇっ!

俺だけが多忙にて此処へ拘束てぇ感じさね。

まぁ、山海の幸てぇので最高の料理人が最高の料理てぇのを毎日提供してくれんのがよぉうぃ、最大の楽しみさね。


そんな代わり映えしねぇ日常によぉうぃ、此処へ来られている科学者先生てぇか博士達がよぉうぃ、またまた新たなる発明てぇヤツをな。


VRてぇ知ってっけぇ?

バーチャルリアリティてぇヤツの略らしいんだけどよぉうぃ、コイツてぇのは映像にて実現てぇ感じで世に送り出されていた商品でなぁっ、ゴーグル型てぇ機器にて3D映像を視聴すんこってぇVRてぇのを実体験させる技術だった訳だが…そんな(ちまた)に溢れてるようなチャチなVRてぇヤツでなくてなぁ…ダイブ型VRてぇヤツをよぉうぃ実現なすったてぇなぁっ。


実験もほぼ終わり、現在はなぁっ旅行型のVRソフトが完成間際ってぇ話さね。

無論、海底都市から外へ出すつもりは()ぇってぇこたぁ。


此処でのオリジナル技術にて秘密の技術でってよぉうぃ。

そしてなぁっ、明日なんだがぁ…このダイブ型VR体験てぇのができるってぇ話でよぉっ…(おりゃ)ぁ楽しみにしてんでぇいっ!


そしてぇ、何時ものように日常が過ぎ去り…そう、VR体験てぇヤツによぉうぃっ!

朝の鍛練を終えると、早めの昼食を摂った後で何時ものオーラを注ぐ業務を行なう。

それを早々に完了させっとぉ…お楽しみのVR体験てぇヤツさね。


ワクワクすんでぇっ!


研究所は自宅近くに隣接して建ってっからよぉうぃ、移動は楽さね。

まぁ…俺を中心てぇ感じで都市が建設されてっからなぁっ…いや、それもどうかと思うんだが、ねぇいっ。


この都市や他の海底都市てぇのは全て大林様をトップとした行政が管理運営してんだがぁっ、そちらが普通は中心だと思うんだがぁ…何故か俺が中心ってねぇいっ。

訳が分からんがぁ…うん、考えてもラチが空かねぇかんよぉうぃ、考えるだけ無駄さね、うん。


そしてぇ、お楽しみのVR体験てぇヤツに相成りやしたぁっ、ってかぁぁっ!


研究所へ(へい)って所員に案内されつつ移動した先にはよぉうぃ、タンクベッド型のVR機器てぇヤツがねぇいっ。

俺は導かれる侭にタンクベッドへとなぁっ。

説明を受けて中へと収まるとぉ、内部モニターにてガイダンスてぇヤツが流れる。

コイツを聞いた後、なんだか浮遊感てぇかぁっ…高速エレベータなんぞに乗った時に感じるようなフワァってぇした感じが、よおぅい…


んでぇっ、気付いた時にぁっ真っ白な部屋てぇヤツのベッドに寝てるてぇ不思議。

いや、なんぞぉっ、これ?

するてぇとぉ、部屋のドアから案内役のガイドが現れてよぉうぃ、俺をエスコートつてなぁっ。


部屋から出るとよぉうぃ、ホテルの廊下てぇ感じの場所でぇ…っか、此処…見覚えが…!!

老舗有名ホテルのVIPルーム出た廊下に類似してんでぇいっ!

いや、此処ってぇ…現実か?って内心疑ったんだがぁ、出て来た部屋を振り返りぃ…うん、ねぇわぁっ~


しかし…そこから先は老舗有名ホテル内部を精密に再現してあったぜぇいっ。

そんなホテルをチェックアウトした後で空港までリムジンにて移動。


飛行機てぇヤツに載って海外へってねぇいっ。

世界遺産的な遺跡が残る国へと渡航した訳だがぁ…出国や入国の手続きもリアルに行われ…ってぇ、それ、要んのけぇ?

えっ?リアルに拘りましたぁっ?さいですかっ…ふぅ~ん…


そんな感じで目的の国にへと渡航した後はぁ、その国のホテルへとチェックイン。

機内食は食べたがぁ、ホテルにて用意されてる夕食てぇのを堪能ってねぇい。

うむぅ、味までリアルに再現されてっしぃ、五感に違和感も()ぇなぁっ…ただぁ…


「あっ!そ、そこはっ!」っとぉ、慌てるガイドさんってなぁっ。

うん、怪しいと思った場所を確認したらよぉうぃ…矢張り何も存在しねぇ真っ暗な空間てぇヤツが広がってやしたってねぇいっ。

矢張り造りこみてぇヤツにも限界(げんけぇ)ってぇヤツがあるようさね。

ま、これからの課題なんだろーよぉうぃ。


そんな感じで擬似海外旅行を楽しんだんだがねぇい…(おどれ)ぇたことによぉうぃ、現実の世界(せかけ)ぇでは1時間程度しか時間が経過して()ってぇ…どゆことぉっ!


なになに?認識の加速てぇのが擬似的に行え、VR世界では現実世界より時間の進みを早くしてある?

だから時間の無い方でも、ゆったりと旅行などができるシステムとなっているってかぁ?


………いやぁ、よぉうぃ、それって体に害は()ぇんけぇい?

うん?十分に確認テストや実験を行い安全性は確保されてるってかぁ?

本当かいなっ?

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