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気づいたら、教会にいた。ほっぺを抓るが痛い。
「これはこれは珍しいこともあるのですね。」
声がする方を向いたら銀髪の長髪を後ろに一つで結んだ、中性的な美人がいた。
162cmのより頭一つぶん大きいことと胸のふくらみがみえず、肩幅もある程度あることから男性であるだろう。
「失礼しました。私は神父のミネと申します。貴方は異世界から来た方とお見受けします。今回は少し異例な事態で、驚いてしまい最初のぶしつけな態度になってしまい申し訳ございませんでした。」
片手を添え、腰を90度に曲げて謝られる。
「いやいや、頭をあげてください。いまひとつ状況が飲み込めていないですが
ここは日本ではないのですか。」
「説明不足で申し訳ありません。ここはアルトハルト国といいまして、貴方のいた世界とは異なります。貴方のように違う世界から来た方を異世界人と言います。この異世界人の共通点としまして12-18歳の青少年であり美形であることと魔力が強く特殊能力を何かしら一つ持っていることがあげられます。」
ここで私はミネさんが言っていた。異例の事態という言葉の意味が分かった。
「それって・・・」
「はい、申し訳ないのですが共通点があまりございません。」
分かっていたが、はっきり言われるときついものがある。そう私はもう20歳を迎えてしまい大人というには未熟で子供かといったら違う微妙な年である。大学二年なのでバイトはしているが就職もしていない。そして、美形ではない。むしろ太っている。男の幼馴染には「ブスはなおらないがデブはなおる。」と言われたことがあるからブスではないと信じたい。




