表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

依頼を受けた者達/後編

誤字脱字、へんなとこあったらお願いします。

時は戻り、8時半。


 私、秋月紅葉は残った依頼を受けるために組合へと来ていた。



 異世界転生して、5日。

 1日目は、村を見つけとりあえず金を稼ぐ手段を手に入れた。

 2日、3日、4日は獣化確認とデメリットでペンギンの姿のまま川と森で過ごしながら、戦闘に使えそうな能力を練習した。


 そして、今日。ようやく人に戻り仕事ができることに、嬉しくなっていた。


 私は、依頼掲示板へ足を運び依頼書を確認する。


・北の森調査。スライムならびに他の怪物モンスターが、増え始めている。その原因の調査。


・南の森にいるオークの巣破壊。中堅のパーティー求む。


・東の洞窟にいる石人形ゴーレムの討伐。中堅パーティー推奨。




(報酬が低いか高いか、いまいちわからないが調査依頼しかできないか。


 それに、討伐、採取の功績は依頼に含まれないか。

 それも、そうだな。調査依頼だし

)と、私は依頼書を取り受付嬢へと提出する。


「この依頼、お願いします」


「北の森調査依頼ですね、受理しました。

 それと、他に討伐依頼を受けた方々がいるので、気をつけてください」


「調査以外無茶な行動はなるべく避けますので、今の装備で問題ないですが、最低限のものはそこの売店で買いますね」


(調査もするが、敵が襲いかかってきたら獣化を使わず、身体能力と能力を確かめよう。



 調査第1。戦闘は、2の次だな)


 私は売店に足を運びバック、地図、マッチ、水筒、ロープを買い北の森へと向かった。



ーーーーーー

そして、9時15分。

 北の森について、すぐ私は異変に気づく。


(森の浅い所だが、生物の気配がない。


 何より、森の中から漂う濃い血の匂い。



 獣人になったから、より匂いに敏感なのか。それとも、受付嬢さんが言ってた冒険者や探索者になった大勢の難民が死んだかだ)


 私は鉈を右手に装備し、森へとはいる。


 血の匂いが濃い方へと進むと、血まみれで倒れ絶命している複数の男女の死体。それらを、吸収する複数のスライム。


 男女の死体からみるに、胸がえぐれ貫かれたことによるショック死。私はスライムとの戦闘を避け、奥へと進もうとした瞬間。


「だれか、助けて!」と、少女の叫び声が聞こえる。


 私は身を隠しながら慎重に進むと、浮遊し1箇所に集められた少年少女を見下ろす、角と尻尾を生やした美少女。


 私はすぐに手前の木に移動し、美少女を観察する。


 細すぎず、太すぎないバランスのとれた肉体。緑の迷彩服。


(浮遊しているのは、種族的な能力か?



 美少女ではあるが、すっごい血の匂い。この森に来た連中、やったのはあいつだな。




 それを差し引いても、すっごい綺麗なだな)と思っていると、美少女と視線が合う。



(やば、気づかれた。逃げよう)私は、即座に来た道に戻る。


「逃さない。止まって」


「やだ」


 私は走り、美少女が追いかける。まさに、男子の理想。なんて事はなく、美少女は浮遊しながら石を拾い私に投げつける。


 私は石を避け、石が木に直撃する。石が当たった箇所が、えぐれ貫通していく。



「死んだ連中の死因は、これか!」


 私は、美少女に追いつかれないよう逃げた。ただ、すれ違うスライムも無視して逃げた。


「君、戦うことしないしスライムも無視してる。討伐に来たわけじゃないんだ。おもろ」


「投擲で木をえぐるパワーをもった美少女と戦うのは、ごめんこうむる!



 体がえぐられるわ」


 と、私は叫び美少女は加速する。

 加速した美少女に対し、私は立ち止まり左拳でカウンターを狙う。


「いい判断だね!」

 私の左拳は避けられ、私の腹に衝撃が走る。腹に食らった膝蹴りに、私は吹っ飛ぶ。

 木に直撃した私は、息が詰まり地面へと這いつくばる。


(立てん。足がしびれ、背中が熱い)


 私が立ち上がろうとしても、背中の痛みと足のふらつきで地面に転ぶ。


(はやく、はやく逃げなければ)


 逃げようとする私を、美少女はふわふわと浮遊し観察する。


「森の中にはいってきた連中の中に、面白そうな雰囲気の子いると思ったけど君か。

 すぐに逃げるから、気付かなかったよ。

 よく見ると、変わった魂だね」


 美少女は、私の顔に近づきさらに観察する。


 私は息をととのえ、


「あんた何者だ?


 何の目的地で、北の森にいる」


 美少女の目をまっすぐに見つめ問う。


「私は、悪魔族のリリィ。目的は、う〜ん、目的なんて、ないよ?


 ただ、住んでるだけ。


 スライムが勝手に祭壇つくって悪魔族の私をあがめたり、色んな所からきた難民達が森で餓死してスライムやゴースト、ゾンビやスケルトンが増えたのは予想外だけど」


 と、答えるリリィと名乗る美少女。


「なんで、冒険者や探索者襲った?ついでに、私も」


 私の問いに、リリィは答える。


「私を崇めてたスライムに攻撃したから、やめてって言ったら襲いかかって来たから。



 君は、逃げたから。私が質問に答えたんだから、私の質問に答えて。


何の目的で、北の森に来たの?


君の名前は?


君は、何者?



「北の森の調査に来た新人ハンター。


 海鳥ペンギンの獣人、移民申請の秋月紅葉だ。


 君の住処に侵入して、すまなかった



 「秋月紅葉ね。変わった獣人だね」と呟くリリィ。



「増えすぎた北の森の怪物モンスター、処理は任せて。



 討伐しに来た連中も記憶改ざんして返してあげし、調査依頼もうまくごましてね。




 そのかわりに、君に興味をもった。これからは、面白そうだから君に粘着するね」




 こうして討伐依頼を受け生き残った者達は、悪魔に会ったことを忘れスライムを倒したと記憶を改ざんされた。



 北の森の怪物は、一定数処理され組合が確認し落ち着きを戻ったのだった。

とりあえず、この話以降ゆっくりと書くよていです。これからも、異世界転生ペンギンよろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ