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自由帳3

今日は昔話をします。

今私の家には猫がいます…本日はそのお兄ちゃん猫についての話です。

私が小学4年生だったとき家族でペットショップに行きました、私は店内で魚や鳥を見ていると父に「こっちにおいで」と呼ばれ声のする方に歩き出すと父は小さなスコティッシュフォールドを抱っこしてながら「この子を飼おう」と笑顔で私に言いました父は既に名前を決めているようで新しい家族の名前は「トラ」になりました。

トラはとても元気な男の子で毎日おもちゃを口に咥えては家族の誰かの目の前におもちゃを置きその後ろに座って待ってたりします。

私たちはトラの遊び相手に選ばれたらトラが満足するまでたっぷり遊んでいました。

トラが家族になってから6年が過ぎた頃に新しい家族が増えました、その子はノラ猫の赤ちゃんで母の友人がカラスに襲われている3匹の赤ちゃんねこを助けてそのうちの1匹を母が引き取ることにしたそうです。

トラは最初赤ちゃんねこを警戒していましたがすぐに毛繕いをするようになり寝るときは必ず赤ちゃん猫のそばで寝るようになりました。

赤ちゃん猫の名前は尻尾が鍵尻尾なのでキーだと母が言いました。

キーは噛み癖があったのですがキーが手を噛もうとするとトラがネコパンチをしたりシャーと言ってキーの噛みつき癖を治してくれたのです。

そしてキーが成猫になった時は毛色と柄がトラそっくりになり近所の人からは親子と間違われるくらいそっくりになりました。

キーが家族になり5年後トラが11歳になった夏の日でした…朝からキーが私の部屋の前でとても大きい鳴き声で起こされ私が部屋から出るとキーはすぐにリビングに走って行きました、私はお腹空いたのかなと思いキーの後に続くようにリビングに行くとキーがトラといつも一緒に寝てるベッドの前でトラの身体を舐めていました。

普段キーはトラに毛繕いをしないので珍しいなと思い近寄るとトラは亡くなっていました…

急いで母に連絡をしてお世話になっている動物病院の先生にトラが亡くなったことを伝え火葬に行く時間が決まりトラを箱に入れてあげる為に抱えようとした瞬間にキーが私の手を噛み低い声で唸っていてキーはもうトラが戻ってないことを理解しているんだなと思いました。

私は初めて家族がいなくなった事を受け入れられずにしばらく塞ぎ込んでいると部屋の前でキーが小さい時のトラと同じようにおもちゃの前に座り鳴いていました、私はそれを見て少し笑ってしまい「キーはトラとそっくり」と言いながら頭を撫で遊びました。

トラも家族の誰かが体調不良やしんどい時はその人の側から離れずにいたのです。

トラは私たちの家族でキーのお父さん兼お兄さんとして、とっても大好きでした。

長くなりましたが今回はトラの話でした。



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