第10話 次は参加者として
花巻が来る前に、食卓を空けておいた。棚へ戻した募集要項は、まだ読んでいないページを上にしてある。今日は、そちらの続きを読むつもりではなかった。
インターホンが鳴った。扉を開けると、花巻は一度、俺の顔を確かめた。紺のジャケットに、いつもの鞄。手には封筒が1枚ある。上に〈募集のご案内〉、その下へ俺の名前が、黒い字で書いてあった。
「お待たせしました。募集のご案内です」
「今度こそ、出来たんだな」
「はい。今日は、最後まで読んでくださいね」
俺も封筒の名前を見た。いつもより、ずっと字が大きい。中へ通すと、花巻は鞄を椅子の横へ置き、封筒から冊子を出した。俺の前へ置き、その脇へ薄い紙を1枚添える。
「こっちが規則で、こちらは申込書です。読んでから、どうするか決めてください」
「登録も済んだ?」
「はい。表示も確認して、登録まで済みました。もう、途中で変わったりはしません」
「先に、こっちだな」
冊子を取った。花巻は頷き、薄い紙を自分の側へ寄せた。俺が引出しを開けないので、彼女もペンを出さなかった。
表紙には〈持ち寄りの福引〉とあった。どこかで見た題名ではない。福引を元にすると聞いた時から、何を選ばせるのか考えたことはあったが、出来たものは今日まで知らなかった。
「私が考えた究極のゲームに、勝てますかね?」
花巻は表紙を見てから、俺へ挑むように笑った。
「俺の連勝記録が伸びるだけ、の間違いだろ」
「まだ1ページも読んでませんよ」
「だから、これから読むんだろ」
最初のページに、6人の参加者と、抽選券2枚ずつ、景品提供券1枚ずつ、とある。
3回の抽選を終え、最後の交換時間が締め切られた時、帰還景品を持っている者が生還する。持っていない者は敗退。その下には、首輪が作動する条件が、曖昧な言葉を使わずに書かれていた。
福引で、帰れる物を当てる。
そこまでなら、運のいい奴から助かる。俺は次のページを開いた。抽選券の図には、持主と受取人の欄が分かれている。俺が引いて、花巻が受け取る、と読める見本だった。
「自分で引いて、自分がもらわなくてもいいのか」
「そうです。誰にあげるかは、引く前に決めておくんです」
俺は前のページへ戻った。券は譲れる。受取人も変えられる。ただし、その2つを、一度にしなければならないとは書いていない。
あの豆を花巻へ渡した時、似たことを考えかけた。欲しい景品を先に決めて、引く権利だけ誰かへ渡せばいい。その先は、口にしなかった。
花巻の冊子では、券を渡さなくても、受け取る相手を変えられる。
「俺が券を持ったまま、お前を受取人にするのも?」
「はい。お相手にも、それでいいと言ってもらえれば」
「券は俺の手元にある。いつ使うかも、俺が決める」
花巻は冊子を覗き込まずに頷いた。俺が読んでいる図は、本人が用意したものだ。こちらが言い出すまで、その使い方を説明しようとはしなかった。
俺は券の見本へ指を置いた。こいつが欲しい物を引いてやる約束をして、使わずに持ち続けることもできる。別の奴と話をしてから、次の回へ持ち越してもいい。
「先に券をよこせって言われても、渡す義務まではないわけだ」
「ええ。でも、お相手だって、約束した見返りを必ずくれるとは限りませんよ」
顔を上げた。花巻は、俺のほうを見ていた。受け取る相手だけを困らせれば、自分の都合のいい約束が残るわけではない。俺が何を引くか分からない間に、相手だって別の奴へ話を持っていける。
冊子へ目を戻した。登録を変えるのは交換時間の間だけ。新しい受取人には同意が要る。結果を見てから当たりだけ自分へ戻すことはできない。
そこへ付箋を1枚挟んだ。花巻がその色を見たので、先に言った。
「直すところじゃない。あとで戻るところ」
「ああ……よかったです」
花巻は付箋へ目をやってから、椅子へ座り直した。俺の指がどこへ向くかを見張るような姿勢ではなくなった。
帰還景品は、1口で1人分だった。同じ奴が2口持つこともできる。2つ当てたから二度生きられるわけではないが、別の奴へ譲れる。
最後の交換時間まで、持っていることと、最後に自分が帰れることは同じではない。
「余った1口、ただで渡してもいいんだよな」
「もちろんです。ただで助けるのも、その人が決めていいんです」
「渡すと言って、渡さなくても?」
花巻はすぐ答えず、俺の指のそばへ目をやった。冊子を取り上げるためではなく、今読んだ段落を確かめている。
「口約束だけなら。でも、渡す操作まで終えたものを、やっぱり返せとは言えません」
俺はその一文を読んだ。引いた当たりも、渡した結果も、後でなかったことにはできない。装置が勝手に約束を守ってくれることもない。
帰れる物が余っている。持っている奴はもう助かる。それでも、持っていない奴は、そいつへ何かを差し出すかもしれない。そいつが断るかもしれない。そのやり取りをする相手は、俺が今日の机で決める人間ではなかった。
花巻が、かつて祭りから帰る時のほうが嬉しかったと話したのを思い出した。あの時は、みんな欲しい物になっていた。今回はそうなるか、まだ誰にも分からない。
窓の明るいところが、冊子の端へかかっていた。俺はページをずらし、次を読む。花巻は鞄の紐を椅子の内側へ収めた。手帳は出てこなかった。
券を集めれば、引く回数も増やせる。
そう考えて、次の段落で手が止まった。
〈1回の抽選時間に使用できる抽選券は、1人1枚まで〉
3枚あっても、一度に3枚は引けない。3回のうち、どこへ残すかを選ぶ。しかも、景品として追加された抽選券は、その場ですぐには使えない。次の抽選時間から、と書かれていた。
「最後にこれを当てたら、もう引けないのか」
「はい。3回目の抽選が終わったら、もう引く機会がないので」
「同じ当たりでも、最初に来るか最後に来るかで違うんだな」
花巻が頷いた。俺は頁の端を持ったまま、まだめくらなかった。次の回に使える券を、今、何と交換するか。帰れる景品を先にもらった奴が、その券を欲しがるか。逆に、誰も引かずに残す回があってもいい。
冊子へ顔を近づけた。提供券の説明が、次のページから始まっている。
景品を持ち寄る。
花巻がまた、地元の何かを箱へ詰めたのかと思った。だが、図に漬物の容器はない。参加者が選んで加えるのは、主催者が示した候補のうち1つだった。
帰還景品。賞金。抽選券。ほかの券の登録受取人を確かめられる権利。
手が、前のページへ戻った。
「これ、引く前に、箱へ入るものも選べるのか」
「はい。ここにある候補から、足したいものを選べます」
「この中なら、同じものを選んでもいい?」
「大丈夫です。全員が同じものを選んでも、足りるように用意します」
俺は候補を1つずつ読んだ。何が出るかは選べない。それでも、何を出るようにするかは選べる。自分の券の受取人を決めるだけではなく、他人が引く箱の中身へも手を伸ばせる。
帰還景品を増やしたい奴がいる。賞金を増やしたい奴もいる。今帰れそうな奴と、次の券が欲しい奴では、同じ箱へ足したい物が違う。
「何も足さないのは?」
「その場合は、空くじが1口追加されます」
思わず、花巻を見た。彼女は言い直そうとしなかった。そこにも付箋を貼る。初期の箱の中身を読み、追加されたあとにどうなるかを確かめた。
出る可能性のある物は、全部見えている。その中で、誰が何を欲しがるかは分からない。
俺が考えたのは、欲しい物を誰に引いてもらうかだった。こいつは、そもそも何を当たりにするかまで、参加者へ渡している。
「この権利の受け渡しも、交換の時間にできるんだな」
「提供券を渡せるのは、最初の交換時間だけです。景品を加える前なら、ほかの人に使ってもらえます」
冊子へ戻った。見本の名前を俺と花巻へ置き換えかけ、やめる。花巻は参加者ではない。俺が話す相手は、今日ここにいない5人だ。
その5人も同じものを読む。俺が先に券を欲しがったら、何を欲しいと思われるだろう。違う景品を加えると言って、交換する前に相手の顔を見てもいい。誰かが自分の受取人を隠しているなら、閲覧の権利にも値段がつく。
花巻が何か言いかけた。顔を上げると、指を鞄の口へ置いたまま、こちらを見ている。
「……何か、引っかかりました?」
「いや。説明は待て。自分で考えたい」
「じゃあ、待ってます」
彼女は手を戻した。俺も冊子へ戻った。前に俺が話を止めた時のように、説明の間違いを探したかったわけではない。続きを言われると、考えていた5人が消えてしまいそうだった。
条件を2つ読み直してから、気づいた。俺はいつの間にか、ここへ何を足せばいいかではなく、どこで何を使うかを考えている。
「もう1回、最初から読んでいいか。時間、大丈夫か?」
花巻は背筋を伸ばし、膝の上で両手を重ねた。
「今日は、5分で終わりません」
「最初に言えよ」
「どうぞ。今日は、そのために来たんですから」
俺は笑って、表紙まで戻った。6人。自分の券。登録された受取人。加えられる景品。交換の締切。付箋を貼ったところでは、読む速度が落ちる。
花巻は窓側へ傾きかけた鞄を直し、そのまま待った。俺が1回、表紙へ戻る間に、彼女は足を揃え直した。2回目には、ジャケットの袖口を下げていた。
最後のページまで読んだ。禁止されている操作と、装置が確定する時刻も確かめた。主催者の思いつきで、始まってから帰る条件が変わるものではなかった。
冊子を閉じず、机へ置く。薄い申込書が、まだ花巻の側にある。
「お前に、言ってなかったことがある」
花巻は紙へ伸ばしかけた手を止めた。俺を見る。今日は、何を直したかを聞く顔ではなかった。
「あの日、俺は他社がやったわんこそばに出てた。お前から聞いた計測の条件を思い出して、箸をつけずに勝った。帰ってすぐ、お前が来た」
花巻の指が、鞄の留め具へかかった。手帳を取るつもりだったのかもしれない。だが、口を開けたところで手を戻し、留め具を閉じた。
俺はその手が膝へ戻るまで待った。
「殴ったのは、悪かった」
謝るのは、殴ったことだけだ。あの会場へ出たのも、箸をつけなかったのも、俺が決めた。
花巻は冊子の端へ目を落とした。今、その紙の上へ何かを書こうとはしない。開いたままの帰還条件を読み、俺の顔へ戻ってくる。
「……殴る前に、言ってほしかったです」
「言いたくなかった」
「そう言ってましたね」
花巻は声を荒げずに言った。俺も頷いた。何の説明もなく殴られたのだから、理不尽だと怒ったのも当然だった。
「じゃあ、135回目に勝ったのが、あの日だったんですね」
「そう」
花巻は手帳へ数字を書かなかった。鞄を抱え直すこともなく、膝の上へ置いた指を一度開いた。
「それでも、また私のゲームに出ようと思えるんですか」
「今日のは、違うゲームだろ」
冊子へ手を置いた。出たい条件と、出ない条件はある。誰が作ったかだけで、どちらとも決められない。前に俺の話を聞いて作ったものへ、知らないふりをして座るつもりもない。
「これは、今日まで中身を知らなかった。だから、今読んだ」
花巻は俺の手元を見た。付箋が2枚、ページの端へ出ている。彼女が隠していたところを、俺が勝手に覗いた跡ではなかった。
「それで、勝てそうですか?」
「まだ相手の顔も知らねえからな。考えたいことなら、いくつもあるけど」
「……そうですよね」
その返事を聞いて、俺は申込書を指した。花巻はすぐには渡さず、顔を上げる。
「出たいですか?」
「出たい」
彼女の口元が動いた。笑いかけたのかもしれない。だが、その前に冊子の最後を見て、もう一度俺へ向いた。
「勝ってほしいです。でも、勝てるとは言えません」
「それでいい」
花巻が、申込書を俺の前へ置いた。俺はまず下の欄を読む。署名しても、競技開始前までは辞退できる。始まったあとは、公表された退出条件に従う。花巻だけが俺の首輪を外す例外はない。
「申し込んだら、途中で攻略を教えるなよ」
「教えませんよ。規則のことで分からないところがあったら、皆さんと同じ窓口で聞いてください」
「お前、教えたくなるからな」
「玖城さんこそ、つい聞いたりしないでくださいね」
俺は付箋を見た。既に聞きたいことは幾つもある。規則に何と書いてあるかではなく、花巻が誰のどんな使い方を考えて、ここを残したのか。それを聞けば、彼女が答えを決めてしまう。
「それは、終わってからまとめて聞く」
「私も、感想を聞きたいです」
花巻は、終了後の感想の欄を指しそうになり、手を机へ戻した。今日は、俺が裏まで書くかどうかも、まだ決まっていない。
引出しを開け、黒いペンを取った。申込書の氏名欄へ、玖城朔、と書く。花巻はペン先が止まるまで見ていた。書き終えると、肩から力が抜けたのが分かった。
それでも、彼女はすぐに申込書を抱え込まなかった。
「では、お預かりします。受付が済んだら、運営からも連絡が来るので、そちらも見ておいてください」
「規則は、俺が持ってていいんだな」
「はい。そちらが参加者用です」
俺は紙を渡した。136戦目に申し込むための名前が、花巻の手元へ移る。まだ勝ったわけでも、生きて帰ったわけでもない。冊子の続きを考える時間が、これから残っている。
花巻が申込書を封筒へ入れた。俺は冊子の表紙を見た。企画を直すための紙を、今日は1枚も使っていない。
「それと、そばのお店を見つけました」
顔を上げた。
「今、その話か」
「前に、お約束したので。近所にしてくださいって、言われましたよね」
花巻はスマートフォンを出し、店の名前を俺へ向けた。潮見駅のそば屋だった。地図の印を見るまでもない。先週も、そこの席へ座っている。
「ここ、俺が行くところだ」
「……そうなんですか」
「何度か食ってる。相原さんの店だろ」
花巻は画面を自分へ戻した。見つけるまでに何軒見たのかは聞かなかった。俺が知っている店だからといって、彼女がここを選んだことまで、意味がなくなるわけではない。
「じゃあ、お店選びは外してなかったんですね」
「ああ。うまいよ。そこで食おう」
花巻が笑った。企画の紙では見せなかった顔だった。俺は開催案内を開き、2週間後の日付と、終了予定の時刻を見る。
「終わった翌日にしよう。当日は、どこまで遅くなるか分からない」
「夕方でも、いいですか?」
「6時なら。俺は、それで空けておく」
花巻も予定を確かめた。規則の締切ではなく、飯を食うための時刻だ。俺は店の番号を出し、電話をかけた。
「今、予約できるんですか?」
「その日の分を、頼んでおく。夕方だと、売り切れることがある」
呼出音のあと、相原千代の声が聞こえた。店で聞く時と同じ、言葉の端がはっきりした声だった。俺が名前を言うと、向こうで紙を動かす音がする。
「玖城さんね。いつの分?」
競技の翌日の日付を言い、2人分、夕方6時と伝えた。相原は日付を復唱し、その日の分を取り置くことと、来る時刻が変わるなら連絡することを確かめた。
「2人とも、1人前でいい?」
「まずは、それで」
「よく食べる人なら、足りないかもしれないよ」
俺は花巻を見た。彼女は自分のことを聞かれたと思ったのか、背筋を伸ばす。
「1人前でいいよな?」
「2杯目は、当日決めます」
電話の向こうで、相原が笑った。分かった、と言って注文を受け、通話が切れた。俺は予定表へ店の名前を足す。花巻も、自分の画面へ同じ時刻を入れた。
「そばで、首輪が鳴らないほうの店だからな」
「普通のお店ですよ。玖城さんの行きつけなんですから」
「それなら、安心して食える」
花巻は笑いながら、スマートフォンをしまった。俺も電話を机へ置く。最初にこいつが来た時、そばはひとまとまりになって持ち上がった。今度は、食う時刻だけ先に決まった。
花巻が立ち、封筒を鞄の奥へ収めた。俺も椅子を引き、読みかけの冊子を机へ置いた。
「案内、ありがとな」
言うと、花巻が振り向いた。いつもは俺のほうが、帰る時に礼を言われている。
「こちらこそ。申し込んでいただけて、嬉しいです」
俺は頷いた。玄関で彼女が靴を履くのを待ち、扉を開ける。鞄の中に申込書があることを、最後にもう一度確かめる必要はない。
「当日は、お前も会場にいるんだろ?」
「もちろんです。私が担当ですから」
「俺が何をしても、あとでルールを足すなよ」
「そのつもりで、最後まで考えたんです」
「なら、遠慮なくやれるな」
花巻は返事をせず、笑った。書いていない禁止を、今から足すためのペンは出てこなかった。そのまま廊下へ出て、いつものように頭を下げる。
扉を閉め、居間へ戻った。棚から、読みかけの募集要項を取る。机へ並べかけてやめ、端へ寄せた。真ん中には、花巻の冊子を置く。
付箋のあるページを開いた。自分の券を使わずに残すなら、誰へ、何と言う。相手が景品提供券を手放さないなら、何を欲しがっていると考える。
さっき署名したペンを持ち、余白へ向けた。
そこで止めた。
追加する条件ではなかった。俺が、そこで何をするかだった。ペンを机へ置き、もう一度、最初の1枚を読む。
他の5人も、この規則を読む。そいつらが何を考えて来るのか、まだ俺は知らない。
────────── ここから付録 ──────────
企画書 持ち寄りの福引
企画担当:花巻こはる。主催:ミナト遊戯企画。以下は、登録済みの企画から主要条件を抜粋したもの。
企画意図:引いた時に当たったものが、その人の欲しいものとは限らない。誰が引き、誰が受け取り、何を箱へ加えるかを参加者が選ぶ。景品の交換を通じて、最後に何を持って帰るかを考えていただく。
参加人数と券:6人。開始時に1人へ抽選券2枚と景品提供券1枚を配る。抽選は全3回で、1回の抽選時間に使える抽選券は1人1枚まで。使わずに残すこともできる。
初期の景品:18口。帰還景品6口、空くじ6口、賞金100万円2口、閲覧権2口、追加抽選券2口。閲覧権は、全員の未使用抽選券に登録された受取人を1回確認できる権利。
景品提供券:1枚につき、最初の抽選前に、帰還景品、賞金100万円、追加抽選券1枚、閲覧権の候補から1口を加える。譲渡で複数枚を持つ者は、券ごとに候補を選べる。同じ候補を選んでもよく、在庫切れはない。提供券を使わなければ、その1枚分は空くじ1口を追加する。6枚分を処理した箱は24口となり、追加された景品の種類は公開する。使用した券も、空くじを追加した未使用券も、この処理で効力を失う。
抽選者と受取人:抽選券の持主が引き、券へ登録された受取人が景品を得る。別の参加者を受取人にするには、本人の同意が必要。未使用券を譲ることと、登録受取人を変えることは別の操作。抽選結果を見てから、その券の受取人を変更することはできない。
交換と締切:各抽選前に5分の交換時間を設ける。未使用の抽選券、帰還景品、補助権は、認められた交換時間に譲渡できる。景品提供券の譲渡は、第1回の交換時間に、景品の追加処理を始める前まで認める。登録変更は現在の券の持主が申請し、新しい受取人が同意する。口約束は強制しない。確定した譲渡を、一方の都合だけで取り消すことはできない。第3回の抽選後には、最後の5分の景品交換時間を設ける。
引いた景品:箱から取り除き、戻さない。誰が受け取ったかは公開する。未使用券の持主と登録受取人は通常非公開。景品の追加抽選券は、次の抽選時間から使える。最後の抽選で当たった券には、その競技で使う抽選時間が残っていない。
終了条件:帰還景品1口は1人分。同じ人が複数口を持ってもよく、最後の交換時間までに他人へ譲れる。締切時に帰還景品を持つ者は生還し、持たない者は敗退して首輪が作動する。賞金は競技終了後、生還した受取人へ支払う。全員生還も全員敗退も、この規則から起こり得る。
花巻の追記:おそば、おいしかったです。




