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THE PAST AND FUTURE  作者: 釜函 翠
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2/4

出会い

「そもそもこれは地球人が始めたものであり、我々オストエア人に非はない!」

「我々は宇宙の危険因子を摘みとったに過ぎないのだ」


連日、テレビから流れるのは国営放送の統治者による演説ばかりだ。

72億もいた人類は8億まで数を減らし、オストエア人が2億近く移住してきた。

大半の地球人は奴隷生活を余儀なくされた。一部は軍隊や政府高官などの役

職もあったが実際はオストエアの独裁であり、地球人へのパフォーマンスで

しかない。


地球が占領されてから早2ヶ月、オストエアの脅威の科学力と技術力で元首都

の街はおおかた復興が完了していた。ここTOKYOもである。

とある奴隷業者に身を置く伊瀬池啓太。19歳 家族の安否は未だ不明

暗い地下室の鉄格子の中で主人となる客がくるのをひたすら待ち続けている。

ある日、少年の前に一人のオストエア人が


「ちょっとー?この子おいくら?」

「あぁー、そいつは若いからなぁー。250E$ってとこかな」

「えぇー。せめて200E$ならなぁー ねぇー?いいでしょぅー?」

「んなっ!なにすんだ!」

「お願ーい」

「わーったわーった200E$でいから!早く連れてけ!」


いったいどんな交渉をしたのかは知らないことにしておいて、鉄格子が開け

られ引っ張りだされた。


「早く出ろ。主人を待たせてるんじゃねーぞ。」


そして、主人となる人の前にたった


「はじめまして、私はエミリー。あなたは?」

「伊瀬池....啓太です....」

「ケイタね。よろしく!」


そこに立っていたのは図らずともきれいな女の人だった。

だが、あくまで彼女はオストエア人。憎しみしか抱けなかった。

E$はお金の単位です。$はドルでEは”地球の”って意味だと思ってください。

これからも文章の量はこのぐらいでいきます。

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