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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

「闇」とは

作者:林檎君5103
最新エピソード掲載日:2026/05/13
夕暮れの校庭で、茜は夜空を見上げていた。中学2年生の14歳。明るい笑顔でクラスを盛り上げるムードメーカーだが、今は一人で考え事を。9歳の時、双子が高くつくという経済的理由で両親に施設へ預けられた過去が、胸を締め付ける。「ごめんね、ごめんね」と泣きながら別れた両親の顔を、恨まずに思い出す。あの寂しさを、二度と誰にも味わわせたくない。

放課後、茜は実家へ向かう。施設育ちの姉はまだ一緒に住めないが、毎日遊びに来るのが日課だ。玄関を開けると、妹の葵が淡々と迎える。
「姉さん、遅い。夕飯はもうすぐよ」
葵も14歳の双子。冷静な口調、鋭い観察眼。姉の無茶を止める“理性のブレーキ”だ。二人はリビングで両親と過ごす。学校で偶然再会し、駆けつけた両親は泣いて喜んだが、「まだ一緒に住めない」と。茜は「両親は悪い人じゃない」と信じ、毎日通う。
夕飯中、茜が切り出す。
「ねえ、葵。私、闇を抱えた人を助けたいの。施設で見た子たち、放っておけない。救いの手があれば、無理なことなんてないよ!」
葵の箸が止まる。「危ないよ。自分たちに関係ないことに首突っ込まないで。結果が全て。感情で動いたら失敗する」

食後、姉妹は部屋で向き合う。茜の活発なテンションが高まる。
「見てよ、施設の頃の自分みたいに、誰かが泣いてるの放っておけない。趣味みたいなもの! 誰かを救うことで、私の寂しさも少し埋まるかも」
葵は冷静に分析。「姉さん、人の痛みに共感しすぎ。過去のトラウマだよ。私は姉さんを守る。危険なら腰抜ける臆病者だけど、隣にいる」
茜は夜空を見上げる癖が出て、窓辺へ。「星みたいに、暗くても繋がれるよ。葵、一緒にやろうよ」
翌日、二人は実家で両親に説明。茜の熱弁に、葵がデータで補強。「月1万円で、副業。確実に結果出す」
両親は涙ぐみながら了承。「ごめんねの埋め合わせに…」
こうして姉妹の“闇助け”が始まった。茜は笑顔を引き出す天才。葵は判断力で支える。信条の違い―「手があれば救える」(茜)vs「確実に救え」(葵)―が、絆を強くする。

元の文章はもっと長かったんですけど2万文字くらい減らして短文にしました!
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