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腐りゆく世界で  作者: XⅢ
回想
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回想 急

            出発当日


騒生「みんな忘れ物ない?」

4人「ウッス」

騒生「よし、OKだな」

準斗「それにしても騒生、荷物多いな」

騒生「ま向こうについたら分かるぜ」

雪華「そう言えばどうやっていくの?」

騒生「それはね、、、、」


???「君たちか今日から2泊3日するっていうのわ」


3人「「「????????」」」

静音「紹介するわ、この人は禍月 妖幻(まがつき ようげん)さん、船の運転手さんよ」

4人「「「「お願いします」」」」

静音「妖幻さん、お願いします」

と、僕たちはあいさつと軽い会釈をして船に乗った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



            2時間後



暖かい日差しの中船はゆっくりと進んでいた、微かな磯のにおいを鼻で感じ、、、何だか眠たくなってきたので目を閉じた、、、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



            更に40分後



妖幻さんによると、あと50分程でつくそうだ


妖幻「まだ着くまでに時間がかかるからシュノーケリングなんてどうだい?」

4人「わーい」

雪華「私はいいかな、、、、」

騒生「おやおやwまさかこわいんですかぁぁ~?」

と、煽ってみたら予想とは違った答えが帰ってきた

雪華「、、こわい、、、、(泣)」

と瞳をうるうるとしている

双太「ちょっと男子~雪華ちゃん泣いちゃったじゃん~」

準斗「(・∀・)ニヤニヤ」

静音「あーあー、泣かせちゃった」


騒生「ええぇーーー」


妖幻「まあまあ、騒生君一緒に泳いであげなさいな」


騒生「は、はぁ、、、わかりました」


後ろから妖幻さんがダイビングスーツ?

みたいなものを持ってきてくれた。


妖幻「ごめんね、もしかしたら静音ちゃんのスーツ少しキツイかも、、陽夜のやつだからさ、、、」

静音「あら、おじさま?レディに太っていると言いたいのですか?」

妖幻「いえいえ、とんでもない、ほら、、?静音ちゃんの方が身長とかでかいでしょ?」

静音「身長以外は?どうかしら?(・∀・)ニヤニヤ」

と胸を強調するかのようにして妖幻さんを煽っている

妖幻「(´・ω・`)」

騒生「まあまあ、シー姉それくらいにしてあげなよ、、、ほら妖幻さん困っちゃってるよ?」


準斗「早く着替えようぜ」

双太「それもそうだね」


じゃあ、男子はこっち、女子はあっちと妖幻に案内された


準斗「とっとと着替えようぜ」




・・・・・着替え中・・・・・




こっちが着替え終わったとき


雪華「ひゃっん」

静音「あら、、かわいい声♡」


男一同「「「「なんか名状しがたいやばいことが起きてる!!!」」」」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




その後シー姉と雪華が出て来た。

だが、シー姉のカッコには問題があった

静音「どうしたの?みんな」

騒生「チャック、、、、、」

静音「ああ、これ?胸がでかくて入らなかったの」


いくら姉でもあんな堂々と横乳魅せられてたら色々とやばい

てか刺激が強すぎる


騒生「、、、、、取り敢えず入ろうぜ、、」

一同「「「「「せやな」」」」」




ザブーーン




双太「つめたっ」

準斗「あ~気持ちいいんじゃ~」

静音「ここら辺は魚が沢山いるわね」


騒生「雪華、降りてきてもいいぞ~」

雪華「絶対受け止めてよ?」

騒生「ああ、任せろ!!」

雪華「えぃっ,,あっ、、、」

雪華が降りるときに足を滑らせた、、、、、、

騒生「お、おい、、大丈夫か?」

雪華「う、うん、、、、、あ、あの、揉まないで貰えますか///」

騒生「おっと、、す、すまん、、、、、、」









雪華「!!」

騒生「え?今度はなに?!」





すると僕達の下から「キュー」という鳴き声がして、、、、


雪華「あっ、イルカだ!!」

準斗「お、ホントだ、すげー!」

双太「かわいい!」

静音「そうね」


騒生「妖幻さん、ここにはいつもいるんですか?」


と、尋ねると「うーん」と考え込んで

こう言った


妖幻「此処の海域にいたってのは今までで報告されたことはないなぁ、、、」

騒生「じゃあ、SR(スーパーレア)てことですね」

双太「可愛いね、、」

雪華「そうね」

雪華もイルカに会ってからとても楽しそうだ



準斗「なあなあ、こんな物みつけたぜ!」

と手に掲げていたのは肉食動物の下顎の骨とみられるものだった。


静音「でも、変よねその形は確実に海洋生物の物じゃないし、、、」

双太「溺れちゃったのかな?」

妖幻「準斗君、元の場所に返してあげなさい」

準斗「(´・ω・`)はーい」

妖幻「そろそろ上がるぞ~」


一同「「「「「はーい」」」」」



・・・・・着替え中・・・・・



雪華「イルカさんじゃ~ね」


イルカは泳いで何処かに行ってしまった。


妖幻「すこしとばすぞー」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


            約50分後


妖幻「ついたぞ」


僕たちは妖幻さんに会釈した


3日後のこの時間に迎えに来てくれる、とのことだ


妖幻「では、」

一同「「「「ありがとうございました。」」」」




双太「そう言えば、ご飯の時間だね」

準斗「ご飯はなんなんだ?」

雪華「私も気になるわ」


騒生「実はな、、、、、、、、、、、」

皆に全てを話した



怒られると思っていたのにみんなは

「そんな事だろうと思ってたよ」

「お前らしい」

などと言ってくれた


俺は思わず泣いてしまった。

こんなところまで連れて来てしまって

尚且つ、だましていたのに、、、、、


泣いている俺に3人は泣き止むまで横にいてくれた、、、











静音「良い友達を持ったわね、騒生」


これにて回想は終了です

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