10.貴族社会では伝説になってるNight
その後ダンスホールはざわついてたんだが
「まさかこんなことになるとは……」
「いや、実は私は前々からチートリア嬢の汚さには目をつけていた」
「ニーシャはどうなったのだ! 答えよラヴァンス!」
「えー、ディーク様、それはですね」
「それにしてもサファエア様の剣幕は……」
等等やはりというか好き勝手の持論を噂にする貴族社会の声。
もう踊りたい奴なんていなさそうだし帰りの道を歩くものもちらほらだが俺はというと緊張が切断されたのか体がバラバラなっていく脱力に立つのがやっとだった。
前々からのクラスメートで礼儀の仲の者からは話かけたさに見つめてくる目が感じるが異端審問官の恐怖が完全に摺り込まれている為思うように近づけないでいるようで実際には来ないんだがおまえらは賢い。
いま馴れ馴れしく話しかけてくる浅はかさは愚かしい
俺の尋常じゃなさを動かず理解するのはえらい
今後も貴族として仲良くしてやっても良い
でも今はダメ来られても困る
俺はブルーに目を配ると精神的な被支配を理解しているのか無礼のない速さで近づいてくる。
「hai! 呼ばれました姉さん」
声を絞って元気よく口を開く弟には動けるうちに言っとかないといけないことがあった。
指示させろというわけではないが提案しとかないとあっちへふらふらこっちへふらふらだからな
「そろそろ帰るけど俺が負けてないと言うことは証明(了承)
タイムアップの時間みたいだからお前が衛兵の魔の手からおねえちゃん守る役割になるだろうな。
俺もお前も卒業で同い年の真の大人の貴族社会の一員になるだからギムは果たせるべき」
「やるます!」
「前回の降臨祭とは攻守が逆転しているな」
「いやあの日も全部姉さん一人で暴れるだけ暴れて……
あ、ウソですごめんなさい殺さないでください」
俺はブルーのおどおどぷりに一抹の不安を覚えないこともないが下からの覗き顔で小動物の涙目と震えかたで訴えるとだいたい解決できるほどのあまえんぼの素質があるから男としてどうかと思うがそういった男の能力あるから全力出しても良いぞ
「肩かせ。倒れる」
「うん」
そういうと俺は弟にもたれつつ最低限を果たした。
もう二度と表に出てこない安らかな今後の人生の日々の連続を期待して後はサファエアが自分で頑張るべきだと寝ようと思ったんだけどなんか生意気にもラヴァンスが婚約者顔で近づいてきて
「サファエア! 大丈夫か!?」
「何いきなり話かけて来てるわけ?」
馴れ馴れしく話かけてくるのでのでキツく言っといた。
ラヴァンスはぐっと傷ついたみたいな顔してるだがお前のほうがサファエア傷つけてるからいい加減俺はお前の相手してないことに気付けよ。
「サファエア! すまない! 本当にすまない!
私はなんと愚かしいことを」
「うっせーばか
そういうことは俺が寝てから起きてからサファエアに言ってください」
「……先ほどから、気になっていたのだが『俺』と『サファエア』を使い分けている様子。
もしやあなたは、サファエアとはもっと別の」
「俺が思うに別人ではないのか?
こういった人目で傷つけられたときには感情が興奮してたまに良くあるらしいぞサファエアじゃない」
俺はラヴァンスの別人説っぽいのをそのまま受けて流した。
同一人物でも本音と建前以上の理想と現実に分けられた心の壁を論理的に説明する元気はなかった。
「いいか稀にだがよくあるらしいということを覚えておけよ。
つぎに俺がお前と面と向かうということはそれは俺がおまえを殺すという意味だからその時は戦闘中に話したりする余裕はないだろうな。今日は封印しといたけど風の属性のパンチとかダークアタックとか殺意の魔法ガンガンやってやるからな覚悟してサファエアとはイチから付き合いなおせよ」
俺はミステリーを残す為言いたいことを言い終わると同時に心の奥底のほうの広大な家の中のニーシャの心よりも確実に広い部屋のベッドに帰って寝たが多分貴族社会で伝説になってる
トラブルはあったが今日はおめでたい日の夜だった。
成人して一級の貴族社会人になる日も近い。
サファエアには今日のこととかで全く記憶にないことをつつかれる可能性あるけど記憶にないことは記憶にない心が覚えていることだからイジられたらもうやめてにして忘れてもらう事をすすめる。ちなみに衛兵はだいぶ後に来たらしい。
これにて本編終了です
あとがきは夜か深夜に書きます




