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5.夢

 一見、平和そうに見える日常に潜む影。それは生きとし生けるものが逃れ得ない生と死にまつわる有象無象の物語。

 黄泉坂結弦は父親にあこがれていた。居酒屋の店主なのだけれど部下に仕事を任せて昼間から飲んだくれている父親に。だけど、親父の周りにはいつも人がいた。彼らの相談を見事に解決してしまう親父は結弦のヒーローだった。親父のようになりたい。それが結弦の夢だった。

 だけど、自分は親父に似ていない。少年の悩みは尽きない。

 結弦(ゆづる)とひかりが帰ってくると店の中の雰囲気がいつもと違った。いつもは開けっ放しの座敷がふすまで仕切られている。ひかりがこっそり中をのぞき、振り向いて結弦を手招く。

 ひかりに促され結弦が部屋を(のぞ)くと座敷に千衣(ちい)先生が寝かされていた。並べた座布団を敷布団代わりにして、体には毛布が掛けられていた。


 ???


 結弦にも訳が分からない。

「なんでこんなところに千衣先生がいるの?」

 ひかりが振り返り、今度は魔王に聞いた。

「やっぱりお前たちの先生だったか。話を聞いててそうじゃねえかとは思っていた。お前らが話してた通りの御仁(ごじん)だったからな」

 親父はわかっていて面倒見ていたわけではないようだ。ひかりがもう一度聞いた。

「で、なんで千衣先生がうちにいるの?」

「知らねえよ。(あきら)が拾ってきた」

「お兄ちゃんが? なんで?」

「さあな。なんだか危なっかしかったようだからな。そんなことより早く手伝え」

「はーい!」


 よくわからないまま、ひかりは返事をして物入れからモップを出して床を磨く。続いてテーブルの上を()き始める。結弦は(だま)って厨房に入り手を洗う。仕込みを手伝うのだ。

「串50本打っとけ」

「うん」

 結弦は冷蔵庫から鶏肉(とりにく)を取り出すと慣れた手つきで(さば)く。ボウルから切り分けた鶏肉を(つか)むと次々に串に刺していく。


     *


 結弦は小さい頃から父親が大好きだった。(さび)れた商店街のはずれにある小さな居酒屋の店主にすぎない親父のところに街のみんなが相談に来る。頼りにする。その(すべ)てを(あざ)やかに解決して見せる。結弦はそんな父親が格好いいと思っていた。父親のようになりたいと思う。ずっとそれが夢だった。けれど今は()らいでいる。

 自分は親父に似ていない。


「お父さんはなんだってあんな人の言うことを聞いてやるの? だってあんなのただの我儘(わがまま)じゃん」

 口を(とが)らせて子供の結弦が言う。

「そんなふうに考えるな。本人は真剣なんだ」

「そんなこと言ったって隣の部屋がうるさいって言ったって別に悪気があってしてることじゃないでしょう。赤ちゃんが泣くなんてどうしようもないじゃん」

 アパートの隣の部屋で赤ん坊の泣く声が五月蠅(うるさ)いなどと言う苦情は結弦にはただの我儘にしか思えない。


「そう言うな。耐えられない苦痛だと思う事情もあるんだ」

 親父はいつも訪ねてくる者たちに寛容(かんよう)だった。

「だって大沢さんちだって子供小学生じゃん。夜泣きはしないかもしれないけど、あの子たちいつも騒がしいよ。そっちの方が迷惑だって」

「大沢んとこは父親が工場勤めで夜勤(やきん)があるからな。隣家が五月蠅くて眠れないと仕事に差し(さわ)りがあるのだろう。だから、あいつんとこの子供は外で騒いでるんだ。家の中では父ちゃんが寝てるからな」

「お互い様じゃん。なんでお父さんは言ってやらないの?」

 子供の結弦はもどかしい。こんなことは正義の味方が相談に乗ってやるべきことなのだろうか。これじゃあ愚痴(ぐち)の聞き役だ。

「それはそれでいいと思っている。うちは居酒屋だからな。みんなが皆、楽しく酒を飲むばかりじゃない。愚痴をこぼしたくなるときもあるだろうさ」

「だからって……」

「お前もいずれわかる。正しいばかりじゃ疲れちまうんだよ。大沢の嫁もそんなことは百も承知だ。愚痴をこぼすことで辛抱(しんぼう)できるのならそれに越したことはない」

 親父はいつもそうだった。どんなに我儘なことでも話を聞いてやる。決して否定はしない。結弦には親父の寛容さが理解できない。だが、親父はそれで街の人から信頼されているのだ。


 小さい頃は親父にべったりだった。どこに行くにもちょこまかとついていき、まねごとのように店の手伝いもしていた。ほとんど邪魔にしかなっていなかったろう。結弦の打った串を客に出すようになったのはごく最近、中学生になってからのことだ。それまで結弦が打った焼き鳥は(まかな)いか親父のつまみにしかならなかった。それでも親父は止めようとはしなかった。かわいがられていたと思う。愛されているのだろう。けれどいくら串打ちが上達したところで親父に近づけたわけではない。親父みたいになれるとは思えなかった。


「信頼というものがあるのです、王子。信頼は目で見えません。けれど伝わるものなのです。魔王様は魔王になる前からそのありようで(おのれ)を示してきました。それを見てきたからこそ私共は魔王様についていけば間違いは起こらないと思い、付き従うのです。あるときはその王道のお手伝いをし、手に余るときは助力(じょりょく)()います。それが信頼というものです」

 源治(げんじ)さんはそう言ったけど結弦にはよくわからなかった。誤魔化(ごまか)されているようにも思った。居酒屋の店主に王道だなんて


「信頼って言ったってみんな頼み事ばっかじゃん」

「それはそうですよ。王子、あなたは信頼していない相手に頭を下げて頼みごとをしますか?」

「それは……したくない」

「そうでしょう。魔王様は私共(わたくしども)の、街の人々の信頼を勝ち得ているのです。思うようにならないこともありました。でも、魔王様が熟慮(じゅくりょ)して行った仕置(しお)きならそれが思った通りにはならなくとも最善であると信じているのです」

 親父のことを身近で見てきた源治の言うことだから間違いはないだろう。だがそれは結弦が求めている答えではないのだ。


「オレは親父みたいになれるかな」

 源治さんは少し目を見開いて瞬間、結弦を見つめた。そして優しく微笑(ほほえ)んだ。

「魔王様のようになれるかどうかは私にもわかりません。大王としての在り方に正解はないのです。閻蔵(えんぞう)様は閻蔵様なりの大王でありました。それは王子の在り様と同じかどうかわかりません。でも、あなたは立派な大王になることでしょう。王子、あなたは優しい。それはときに果断(かだん)な魔王様とは異なった力です。優しさで信頼を得ることは難しい。長い道となるでしょう。代わりにあなたが立派な大王になられるため、この源治……私だけでなく満代(みつよ)も明もひかりもその一助となりましょう」

 いつもは寡黙(かもく)な源治さんがそんなことを思っていたとは結弦は知らなかった。結弦には少々難しかった。全てを理解したとは言えない。それは結弦が思い描いた像とは違っていた。けど、なんとなく自分のしなくちゃいけないことはわかった。自分を見つけるのだ。


 それにしても源治さんは自分のことを買いかぶりすぎている。結弦は気恥(きは)ずかしくなって話をそらした。源治さんもそれはわかっていただろう。

「こんな小さな居酒屋じゃ、そんなに養えないよ」


 源治さんは微笑むだけでそれ以上何も言はなかった。


     *


『人間は考える(あし)である』と昔の偉い人が言ったそうだ。


 考えなければ人間ではないということか。ならば私が人間になったのはあのときからだろう。あのときのことは今でもはっきり覚えている。人間としての私の誕生の瞬間なのだ。

 私は小さい頃から勉強ができた。小学校入学前には自分の名前は漢字で書けたし、入学後もテストは大抵100点だった。けれど、自分は頭がいいと思ったことはなかった。覚えるのは得意だった。一度聞いたことは忘れない。だが、それだけだ。テストで100点取ることが何になるのだろう。先生や周りの大人たちは()めてくれる。けど、同じ年の子供たちの中では私はどんくさくて面白いことも言えない、つまらない娘だった。子供社会の中では、テストでいい点取ることより、流行に敏感だったり、面白いことを言ったりする子のほうが評価は高い。私はまるっきり相手にされなかった。それは私自身の評価とも一致していた。その頃の私は人間にすらなっていなかったから。

「なんで答えあってるのに減点されるの!? おかしいよ!」

 小学生の頃だったろうか。返されたテスト結果に私は不満があった。答案と教科書を見せて私は兄に愚痴をこぼしていた。

「だってこれ教科書に出てきた問題と同じだよ。この前、先生こうやって教えてくれたもん」

「どれどれ……ああ、なるほど。千衣は記憶力がよすぎて考えるの苦手だからな」

 兄の清志郎(きよしろう)は回答を見ながらそう言った。

「ええーっ? なんで?」

 私は兄が何を言っているのかわからなかった。いつも優しい兄が私の味方をしてくれないことが不満だった。

「一袋3個入りのみかんを2つ買ったんだろ。なら式は3×2じゃなきゃいけないだろ。ほら、千衣は2×3って書いてる。」

「だってどっちも答えは6だよ。同じじゃない」

「答えは同じ6個でも意味が違うよ」

「わかんない……だって教科書には2×3って書いてあるよ」

「よく問題みてみなよ。教科書の問題は2個入りが3袋って書いてあるだろ」

 言われて初めて気がついた。式の意味を理解していなかったことに。問題を理解せずに記憶からただ書き写していることの無意味さに。確かに私は何も考えていなかった。記憶の中から同じ解き方を探し出し書き写していただけだった。それは問題を解いているとは言わない。


「それはわかったけど、じゃあ、何で2×3も6になるの?」

 兄は少し考えて、質問で返した。

「千衣は何で1+1が2になるかわかる?」

「えー? あれ、でもなんでだろう? ちょっと待って。考えるから……」

「考えたってわからないよ。答えは1から1増えた数を2と決めたからだよ」

「何それ! ずるい」

「ずるくないよ。ルールみたいなものでそう決めないと数えられないだろ。数字っていうのはモノを単純にした概念だから、ただの決め事なんだよ。日本人だから()というけど、アメリカ人だったら(ツー)だろ。それぞれの文化で決まりが違うんだよ。でも呼び方は違っても意味はおんなじだ。決めごとを考えても一生わからないよ」

「お兄ちゃん、ずるいよ。そんなの学校で教わってないもん」

「確かに授業ではやらなかったろうな」

「そうだよ。ずるいよ。1+1=2なんて当たり前だもん」

「当たり前ではないな。証明するのは難しいんだ。それに算数じゃなければ正しいとは限らない」

「どういうこと?」

「そうだなあ。例えば、リンゴが1個ありました。そこにミカンを1個持ってきました。合わせていくつでしょう?」

「馬鹿にしてんの? 1+1なんだから2個でしょ」

「ブッブー! 正解はリンゴ1個とミカン1個でした」

「ずるいー!」

「ずるくないよ。最初に言ったろ。算数じゃないって」

「だからってなぞなぞだなんて……」

「なぞなぞじゃないよ。論理だよ。数字は数の概念だから単純に足す引くができるけど、現実には異質なものは足せないんだ」


 このとき初めて私は考えるということを知った。それまでの私は先生の言うことを覚えていただけで理解してはいなかったのだ。人は一人一人皆違う。数字ではないのだ。目から(うろこ)が落ちたようだった。世界が変わった。

 私は考えるということを知った。(よわい)(やっ)つにして初めて私は人になった。お兄ちゃんが私を人にしてくれた。だから、お兄ちゃんは私の神様だ。それがいつの間にこんなことになっちゃったんだろう。


 お兄ちゃんが高校に入ったころだったろう。うちの家族は教会を運営していた。兄も私も十字教の神の教えを子供の頃から受けていた。その中には神の秘術(ひじゅつ)も含まれていた。私は全然できなかったけど、兄は天賦(てんぶ)の才があった。そうして兄には十文字家秘伝の教えまで授けられるようになった。しかし、秘術を学ぶうちに兄は神様の教えに納得できなくなった。偉い人がそう言ったからでは納得しなかった。それは論理的でない。間違っていると。秘術の式を勝手に書き換えたりもした。神父だった父はそれをきびしく叱責しっせきした。私は兄が叱られるところを初めて見た。それからも言い争うことが増えていった。敬虔(けいけん)な信者は神の言葉を疑うことすら許されない。兄の疑問に応える言葉を父は持っていなかった。

 兄は荒れた。そのうち家にも帰らなくなった。悪い仲間がいたのだろう。神の子、聖気術の天才とまで言われたお兄ちゃんなのに。両親は兄をあきらめた。最後に兄を見たのはいつ頃だったろう。


「こんなところにいてもダメだ。仲間を見つけた。俺は悪を倒しに行く。正義を守るんだ」

 この人は私を人にしてくれた。この人のためならなんでもできる。それこそ命だってかけられる。そう思っていたけど、そのとき、私は何もできなかった。


     *


 明が仕事から戻り店を手伝い始めた夜9時頃、千衣が目を覚ました。

「あれ……わたし……」

「先生、起きた?」

「えっ……黒鉄(くろがね)さん、それに黄泉坂(よみさか)君も!? なんで?」

 気配に気づきふすまを開けてのぞき込んだひかりに状況を知らない先生としては軽いパニックだった。

「だってここうちの店だもん。先生はお兄ちゃんに拾われたの」

「黒鉄さん、先生は猫じゃありません。そんな拾われただなんて……」

 何をしでかしたのか自覚はあるのだろう。先生としての威厳(いげん)を保とうとする精一杯の虚勢(きょせい)にしか見えない。結弦もひかりも生温(なまあたた)かい目で見守っている。


「でも、先生とても幸せそうな寝顔してた」

「……ちょっと昔のことを夢見てたの。お兄ちゃんの夢」

 千衣の笑顔には一抹(いちまつ)の寂しさが混ざっていたのだがひかりは気がつかない。

「先生、お兄ちゃんいるんだ!」

「うん……今は音信不通で生きているかもわからないんだけどね」

「……ごめんなさい」

「黒鉄さんが謝ることじゃないのよ。連絡もよこさずフラフラしている兄がいけないんだから……」


「おう、起きたな。(のど)乾いたろう。ほれ、水」

「あ……ありがと」

 ひかりの声で千衣が目を覚ましたことを知った明が水を満たしたグラスを持って腕だけで差し出す。千衣はグラスを受け取ると一息に飲み干した。そこでようやく目が覚めたのだろう。目を合わせようとしない明の意図に気がついた。千衣の服は寝乱(ねみだ)れていて、つまりは胸のボタンは上から2つほど外れて豊満(ほうまん)な胸元がはだけていた。

「化粧室お借りしますね」

 上着とバッグを持つと胸元を隠しながら洗面所に駆け込んだ。


 やがて出てきた先生は恥ずかしそうに魔王の前に立つ。

「申し遅れました。私、黄泉坂結弦君と黒鉄ひかりさんの学校で副担任をしています十文字千衣と申します。この度は大変お世話になりました」

 深々と頭を下げた。

「まあ、これも縁よ。今日はもう(とうげ)も超えた。そこに(すわ)んな」


     *


 10時を過ぎて客足が絶えたところで魔王はいつもより早い店仕舞(みせじま)いとした。客がまだ2人ほど残っていたが、言われるままに結弦は暖簾(のれん)を下ろした。そのまま厨房(ちゅうぼう)に回り、洗い物に手を付ける。

 魔王は千衣先生を向かいの席に座らせると(まかな)いと一緒に水割りのグラスを手渡す。自分も湯呑(ゆのみ)から焼酎を一口飲む。片付けを終えた結弦たちも賄いに手を付けた。


「で、これからのことだがな……」

 一段落(いちだんらく)したところで親父が口を開いた。

「あんたはどうしたい?」

「……こんなことで辞めちゃったら。根性なしとか言われちゃいますし……」

「他人がどう言おうと関係ないぞ」

「就職したばかりで貯金もないですし……」

「そんなことはどうにでもなる。あんたはどうしたいんだ」


 何かを(こら)えるように千衣先生は黙り込んだ。親父は優しい目をして待つ。やがて堪えきれなくなったかのように千衣先生は口を開いた。

「……私は……もう学校あそこには戻りたくないです……」

 千衣先生の目から涙が零れた。

「よし、わかった。お前はしばらくここにいろ。いずれ決着はつけてやる。とは言ってもうちは男所帯だからな……満っちゃん。この先生の面倒見てやってくれ」


 親父は千衣先生の本音(ほんね)を良しとした。面倒を見るつもりらしい。

「えっ……あの……我慢しろって言わないんですか?」

「言って欲しかったのか?」

「……いえ……でも、ぐすっ……普通就職したばかりの娘が3か月で辞めるって言いだしたら止めるものかと……」

「人ってのは生きたがるもんだ。生存本能ってやつだな。お前さんはもう十分頑張った。これ以上我慢できなくなったから逃げ出そうとしたんだろう? そこまで思いつめたやつに我慢しろとは言えねえよ」

 ずっと一人で悩みを抱え思いつめていた千衣を認めてくれたのだ。安心した千衣の目から涙が止まらない。そんな千衣の肩を優しく抱いて満代さんが(うなが)す。

「大丈夫ですよ。さ、先生。部屋に案内します。どうぞこちらへ。ひかりも手伝って」

「はーい」


 満代さんは裏の離れにある黒鉄家に案内しようとする。

「あっ、でも……これ以上ご迷惑おかけするわけには……」

 自分を置いて進む話に千衣先生が戸惑(とまど)う。今日会ったばかりのおっさんの言うことだ。尻込(しりご)みするのも当然だろう。そんな先生を満代さんが(さと)す。

「一度頼ったのなら、最後までちゃんと頼らないとダメですよ。中途半端に頼るほうが失礼ってもんです。大丈夫。魔王様に任せればきっと悪くはならないから」

「そうだよ。魔王様の言う通りうちにいればいいよ。そうだ。先生、私の部屋に泊まってよ。ねえ、いいでしょ。お母さん」

 ひかりの言葉に満代さんも笑顔で勧めてくれた。先生のことは(まか)せてよいだろう。

「天国でのうのうと暮らすより地獄を這いずり回って生きていきたい。」をお読みくださりありがとうございました。

 千衣先生は、閻魔堂で保護されることなりました。追い詰められていた先生は魔王様のやさしさを受け入れました。さて、魔王様はこの落とし前をどのようにつけるのでしょうか?

投稿は毎週金曜日に行う予定です。今後もお付き合い頂けたら幸いです。

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