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11話 見た目では区別がつかないニートとフリーター

前回のあらすじ

開発陣の修羅場に行く。

娘、パパに会う。(父号泣)

ここからです。

パパの仕事場を出ると向かった先は訓練場の側の女子更衣室。

ここには女性の近衛兵等も居て訓練を行う際にここで着替えたりしているらしい。

そんな話をしながらユークさんが片手に呼び鈴を持って鳴らす。

するとわらわらとメイド侍女が現れてあっという間に着替えさせられていた。


「これって、先頭訓練用の装備なの?」


「そうですね。我が国で一般的に用いられる一般兵の装備です」


「で?ここで訓練でもするのかな?」


「そうしたいのはやまやまですが・・・今日は冒険者ギルドに向かう事になっていますので」


「ああ、また例のプレイヤーが始めるお仕事ってやつね?」


「そういう事ですね。今日はベータテスト前の最終放送になります。

 なので冒険者として来られる皆様に最初にどうすればいいのか?

 というプロローグ的な話になりますね」


なるほどぉ、私が初心者のプレイヤーさんになって最初から冒険者をやってみるということらしい。

しかし、変装とか必要じゃないのだろうか?


「では、移動します。

 プレイヤーの皆さんはこの王都ではなく地方の村から始まりますので・・・

 転移します」


「へぁ?」


足元に不思議な魔法陣が浮かび上がると目の前の空間が歪む。

一瞬の暗転の後に小規模な農村みたいな場所に到着するのだった。


「うう、なんか目の前がくらくらするぅ」


「しっかりしてください。ログインされる時とそう変わらないはずなのですが・・・」


そう言われるとそんな感じがしたけれどいきなり心構えもなく視界が変わるのは正直気持ち悪くなる。


「いきなりだったから・・・」


「それは仕方ありません。あまり時間があるわけではありませんので急がせていただきました」


しれっとそう言うが確かに明日の朝までに放送用のコンテンツにするのだろうから早い事収録を済ませたいのだろう。

仕方ない事ではあるのだが・・・やっぱり一言声をかけて欲しいです。


「早速、この村の寄り合い所に向かいます」


「え? 冒険者ギルドとかじゃないの?」


これゲームなんだからそういう場所だと思ったんだけど・・・。


「ここはリアルな世界感を出しているのがウリですので、

 地方の村では総合寄り合い所で色々とまとめて業務を行っています。

 村民の皆さんは寄り合いに依頼を持っていったり、国からの要請依頼等を取りまとめたりしていますね。

 つまりはなんでも屋的な所です」


ふむふむ。

ゲームを始めると、まずはこんな村から始まる事になるんだなぁ。

村と言ってそれなりに活気があり、多くの人を見かけた。

それぞれがここで生活をするAIであり一個人である事がすごく不思議だ。

寄り合い所には受付のカウンターに二人座っている。

これからそこで色々と手続きを行うのだ追うけれど。

・・・気になる事がある。


「ねぇ、ユーク?」


「なんでしょうか姫様?」


「ここって、私達の住むアクアリア王国の村なのかしら?」


「そうですね。さらに言えば馬車で約6日程度の距離に王都がございます」


移動手段が馬車なのはやはりこの雰囲気にあっている。

自動車なんかは無粋だろうとは思うが無いのはなんでだろうか?

思うのはその距離感が全く分からない事だった。


「あのさ、それって意外と遠いの?近いの?」


「どちらかと言えば近いと思っていただいてかまいません。

 馬車での旅は時間が掛かりますので6日程であれば近い方です」


なるほどねぇ。じゃぁ数週間かかる場所とかもあるのかなぁ。

意外とこの世界は広いらしい。

しかし、その距離を一瞬で移動できたのは魔法なのだろうか?

このユークはただの侍女ではなさそうだ。


「じゃここから冒険が始まるわけね?」


「ええ、ここでプレイヤーの皆様には『ユ』のつく自由業についてもらう事になりますね」


は?

ゆのつく?自由業?ってなに?


「姫様。わかってないようですが・・・

 ゲームの主人公と言えば勇者(笑)に決まっているじゃありませんか?」


「あ、なんだ『ユ』のつくってそういう意味かぁ」


でも(笑)はつけなくてもいいのでは?

確かに可笑しな話ではあるけれど。


「ええ、実際はここでギルド登録をしまして仕事の斡旋をしてもらうのです。

 何をするかは個人の自由ですからそういう意味でも自由業ですね」


なんかここで仕事ちゃんとしてるはずなのにニートみたいに聞こえてしまうはどうなんだろうか?

そう思いながらもギルドの登録作業を行った。

記名やらの必要がなく、透明な水晶玉に触れると何か勝手に個人情報が漏れ出るという。


個人情報漏洩とかじゃないんだろうか?と突っ込みたくなったが。


心を読んだように「同意の上です。問題ありません」とか言っていた。


あと、なんで水晶玉何だろうかと聞いたら、「ロマンです」と答えられた。

え?何がロマンなの?


「オーディエンスが『こいつはスゲェー奴が来やがった!』とか言うのもありですね。」


言っている意味が解らない。普通に考えて皆に能力バレるとか個人情報漏洩が酷くない?

評価。ブックマークありがとうございます。

もしかしたらこっちのが「リザロ」より受けてる?可能性が・・・


よそで読んでて、前のあらすじみたいなのが前書きにあったのがすごく便利だとおもったので、

今度からつけてみます。

あとお試しで出してる「ブレイクワールド」は今の所アクセスすっくないw

個人的にはすごく好きな話なんですがw

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