第32掌 二度目の出発(と現在のタカキパーティーのステータス)
出発はベルルク編とフェルゲン編のどちらに入れようか迷いましたが、一応出発前はベルルクにいるということなのでベルルク編に入れました。
あと、切りのいい感じにするために今回は少し短くなってしまいました。
そこのところホントすみません。
それではどうぞ!
あの騒動から三日。
地味に忙しかった。まずはダンガの引っ越し準備。
ダンガが売っていた商品をあちこちに売り、完売させた。今回の騒動でギルドがお詫びとして多くの商品を購入してくれたので早く済んだ。もし、ギルドが買ってくれてなかったらもっと時間が掛かっていただろう。ちなみに、それでも売れなかったものは捨てたり、分解して売れる部分だけ売ったりした。
あの悔しそうなダンガ、可哀想と思う反面、少し面白かった。だって、悲しそうというより、怒りの感情の方が強いんだもん。
他にはダンガの家の家具などを売ったり、捨てたりした。あとはダンガの家を売却したりもした。合計すると結構な金額だな。多分。まだ、お金の基準を教えて貰ってないからな。後でちゃんと教えて貰おう。
あと、俺は副支部長について行って前の騒動で奴隷堕ちのギルド職員の奴隷手続きに立ち会った。あんまり気分のいいものじゃあなかったけど、仕方ないことだと納得しておこう。ちなみにデリルだが、罪が罪なので俺が壊した四肢を治療してもらえず、そのまま牢屋行きになった。流石に何も出来ない奴隷は誰も欲しがらないだろうからな。っていうか、あのままだと治っても腕と足は使い物にならなくなっちゃうけど、いいのだろうか?
リリアスは簡単な依頼を受けてレベルアップしたり、買い出しなどをしていた。レベルアップによってリリアスはレベル15まで上がった。結構頑張ったな。しっかり褒めないとな。時間が空いたら頭をなでなでしてやろう。ご褒美に本でも買ってやりたいけど、流石に旅をしているので荷物になる本は買ってあげることは出来ない。なでなでで我慢してもらおう。
そんなこんなで三日を過ごした俺達はついに出発の時が来たので、ベルルクの門で手続きを改めてしていた。俺とリリアスは普通に出て行く手続きを、ダンガは王都に移ることについての手続きを。
「よし。これで手続きも終わりだ。さっそく出発するか」
「ああ」
「はい」
俺達が門をくぐろうとすると後ろから待ったをかける声が聞こえた。
「まって!リリアス!」
「シャーリ?」
息を切らした声で必至にリリアスに呼び掛けながら、シャーリが駆け寄ってきた。
「はぁ、はぁ。お見送りくらいさせてよ」
「うん。ありがとう」
この三日間で完全に仲直りしたこの二人は笑顔で握手した。シャーリが息を整えた後に・・・。ちょっと感動のシーンとしては締まらないな。いや、いいんだけども。
「私、これから頑張って働くね」
「うん。頑張って」
シャーリの後ろには支部長と副支部長がいた。いつの間に来たの?息も切らしてないし、流石は冒険者ギルドの支部長と副支部長だな。
「タカキ、ダンガ。改めて言わせてくれ。今回のこと、本当にすまなかった」
「君たちのおかげで大事にもならなかった。ありがとう」
二人で器用に同時謝罪とお礼をしてくる。息ぴったりだな。これが長年一緒に戦ってきた仲間ってやつなのかもしれない。こういう風に俺と仲間達もなりたいものだ。
「おう。気にすんな。もしあんたらが来なかったら大惨事になってただろうからな」
主にギルドが。主に俺に手によって。
「俺も気にすんなと言っておくかな。タカキ達は色々壮大だからな」
それは俺の目的のことだよな?俺のことじゃあないよな?
「それじゃあ、行くか。じゃあな!三人とも」
「さよなら。また会いましょう」
「またな!」
俺、リリアス、ダンガがそれぞれそうやって言葉を残して門を抜けていった。
今回のこともあって、敵との遭遇が早すぎたので、次の町ではどうか何も起きませんようにと密かに願わずにはいられない俺であった。
タカキとタカキの仲間のステータス
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タカキ・ヤガミ 男
種族 ヒューマン?
レベル 93
HP:2103/2103(+100)
MP:2251/2251(+100)
STR:2755(+100)
DEF:2330(+100)
INT:2041(+100)
AGI:2899(+100)
MND:7860(+100)
固有:全掌握(下位の把握を偽装として表示できます)
スキル:オール・ブースト
疑似神眼
高速移動
棍術
投擲
短剣術
硬化
浸透
MP操作
二刀流
剣術
戦闘術
孤軍奮闘
詐術
隠密行動
暗殺術
魔法:水魔法
植物魔法
風魔法
加護:地球神の祝福
リリアス 女
種族 ヒューマン
レベル 15
HP:97/97
MP:244/244
STR:40
DEF:55
INT:236
AGI:41
MND:370
固有:なし
スキル:走破 レベル3
読破 レベル6
棒術 レベル2
魔法:召喚魔法 レベル1
ダンガ・ソーム 男
種族 ドワーフ(ヒューマン混血)
レベル 62
HP:453/453
MP:545/545
STR:621(+50)
DEF:667(+50)
INT:548
AGI:411
MND:459
固有:金属自在
スキル:鍛冶 レベル7
槌術 レベル7
戦闘術 レベル4
採掘 レベル5
魔法:火魔法 レベル6
土魔法 レベル6
加護:火精霊の加護
土精霊の加護
読んでくれて感謝です。
次は閑話を挟んでフェルゲン編です。




