4人の王
「それで謁見のほうですけど?」
「はい、あなた様は幻影を倒された称号もお持ちですよね。それほどの方の謁見を断るなんて失礼な真似はうちの聖王は致しません。こちらに」
私達は宰相さんの後について行った
「マリアさん少し気になったんですけど、ここ街ですよね?それなのに王なのですか?」
「東西南北、それぞれ4つ目の街には王がいるんですよ」
私達の話しに宰相さんも加わった
「マリア様の言うとおり、西の聖都の聖王様、南の拳都の拳王様、東の食都の食王様、北の鍛都の鍛王様がおられます」
「なぜ4人も王が?」
「元々4つの国だったのですが、魔物の出現や、大災害などありまして、いがみ合っていれば駄目だと神からのお告げがございまして、統合して1つの国になったのです。4人の王はその名残です」
話しているうちに大きな扉の前にたどり着いた
「こちらが謁見の間でございます」
「あの、私の召喚獣全員呼んでいいですか?」
「構いませんが、どうしてでしょうか?」
「私の召喚獣、いえ守護獣たちは私の仲間です、その仲間を呼ばずに謁見するのは嫌なので」
「それでは、王にそのように聞いて参ります」
そう言って宰相さんは大きな扉からではなく、隣の小さい扉から入っていった。
しばらくすると宰相さんが戻ってきた
「聞いて参りました。目の前で召喚するのを許可するとの事です」
「目の前ですか?」
「我々の街はサモナーが少なく見る機会がないので」
「なるほど、分かりました」




