聖王との謁見
「これより、謁見の儀を行う。冒険者、聖女見習い、リリアナ殿。大盾サモナー、ローザ殿入場」
その声と共に大きな扉が開き私達はいろんな人に見られながらカーペットの上を歩いた
「あの聖女見習いはよくこの街では見ますな。王に謁見出来るほどになりましたか」
「それに引き換え、サモナーですか」
「鎧と盾は素晴らしいがサモナーでは」
小声で喋っているが私達の耳には入ってきた
「本当に失礼な方々ですわね。嫌になりますわ」
「まさか、ここまで言うとは思いませんでしたね。私は聖女と言うことで持ち上げられてましたがサモナーにはこの扱いとは」
「言わせておけば良いですよ。私は気にしませんので」
「ローザさんは強いですわね」
しかし、私の耳に聞こえてはならない言葉が聞こえた
「どうせ、サモナーなんて弱いのだ、ここまで誰かに引っ張って連れてこられたにちがいない」
「聖女親衛隊といっしょにいるのだし、そういうことだろう」
その言葉を聞いて反論しようとした。
しかし、玉座から怒鳴り声が響いた
「貴様ら!他人をバカにするとは何事だ!あの者の称号を見てもバカに出来るのか!聖女親衛隊の方々にはその称号はない!ローザ殿済まない、我が城の者が」
「あ、いえ。怒っていただきありがとうございます」
「ローザ殿、済まないがそなたの召喚獣みせて貰えるか?」
「えっと、全員よびますか?」
「ここでは問題ない。お願いできるか?」
「では、『青薔薇守護獣!ヴァローナ、レフ、ヴィーラ、シェルシェン、サヴァ、ピガース』召喚!」
私は全員を一気に呼び出した
「なっ、ペガサス!」
「あの白いカラスなんと大きく神々しい」
「ゴブリンなのに美人だ」
「ひぃ、大きい蜂!虫は無理なんだ!」
忌避交々の声が聞こえてきた
「なんと美しいペガサスだ。これほどのペガサスがいるならその幻影殺しの称号も分かる」
「幻影カメレオンはピガースが仲間になるまえに倒しました」
「なんと!それは素晴らしい!」
「お待ちください!」
私と聖王が話しをしていると騎士の1人が口を出してきた
「私にはそのような女性が1人で倒したなどと信じられません、故に実力を見たい!」
「ならばなにをすれば彼女を信じる?」
「彼女と我々騎士団と戦わせてください。そこで我々が勝てばそこのペガサスと鎧を頂きたい!」
「負ければどうする?」
「そうですな、我々騎士団も召喚術を覚えサモナー部隊も作ります。まぁ負けることはあり得ませんが」
「ローザ殿どうする?」
「私がバカにされるのは構いませんが私の守護獣やサモナーをバカにされるのは許せません。その勝負致しましょう」
「ではそのようにしよう。こちらが言い出したのだ、勝負の方法はローザ殿が決めてくれ」
「そうですね、7対7の変則PT戦としましょう。ピガースはPT枠を使用しない守護獣ですが、それで負けてなん癖付けられないようにしたいですね」
「うむ、そのようにしよう、騎士団もよいな?」
「はっ!」




