狙われた装備
「ごちそうさまでした」
「お姉ちゃん、これからログイン?」
「そうよ」
「ならPKやらNPCに気をつけてね」
「私の装備とか譲渡不可だから奪えないのにね」
「知らない人はいるだろうからね」
「まぁ気を付けるわ」
そう言って私はログインした
「さて、第3の街を目指していきましょうか」
筋肉さんたちが言うには今の私なら余裕で聖都まで向かえるとの事だったので進んでいくことにした
「とはいえ、街から出た瞬間にこれとはね」
街から出た瞬間に私はNPCやプレイヤーに囲まれた
「おっと、ここを通りたければあんたの盾と防具、それと卵をこっちに渡しな」
「ごめんなさいね、どれも譲渡不可なのよ」
私がそう言った瞬間プレイヤーはザワザワと騒ぎ出した
「おい、話と違うぞ」
「譲渡不可とか聞いてない!」
「というか、私の進路を妨害して強要とかGMコール案件だと思うんですけど?」
その言葉を聞いて更にプレイヤーは焦り出した
「待ってくれ、俺は唆されただけだ」
「俺もだ、GMコールはやめてくれ!」
「な、なぁ、クラスメイトだろ、勘弁してくれ」
中にはクラスメイトも居たようだ
「それでNPCの皆さんは神の怒りを買ってまで私から防具を奪うつもりで?」
私がそういうと後ろのほうから大柄な男性NPCが姿を表した
「ビビるな!相手は女だ、俺たちが聖騎士になるにはあの立派な盾と鎧が必要だ!」
「そ、そうだ、相手は1人。勝てるはずだ!」
「はぁ『青薔薇守護獣!全召喚』!」
私はヴァローナ達を全員呼び出した
「なっ!神々しいまでの白いカラスだと」
「ひぃ!あの獅子、牙を向けている!」
私がNPCを脅していると雷が落ちそこには女性が立っていた
「私、運営NPC13星座がひとつ、天秤座のリーブラと申します」
「ひぃ!神のお使いだ!」
リーブラ様が姿を表した瞬間にNPCはひれ伏し、プレイヤー達は逃げようとしたが見えない壁が張られているようで逃げれなかった
「今回、ローザ様のユニーク装備並びに公式イベント優勝賞品を強奪しようと企んだ方がいると聞き参りました」
「ひっ、違うんだ、ユニークとは思ってなかったし、NPCが欲しそうにしてたから」
「我々が掲示板の確認などをしていないとでも?」
「それは・・・・」
「今回の騒動を起こしたプレイヤーの皆さんは1週間のペナルティを課すことが決まりました」
「そんな」
「そして、NPCの方々はプレイヤーが唆したとはいえ、このような事を起こしたのです。神はお怒りです。ですので1ヶ月の強制労働となります」
「神の怒りに触れたというのか」
「ふざけるな!俺は認めん!」
大柄な男性NPCがリーブラ様に向かって拳を振り上げた
「危ない!『カバー』!」
私はとっさにリーブラ様を守った
「おや、ありがとうございます」
「この男どうしましょうか?」
「神の使いである私を殴ろうとしたんで吹き飛ばして良いですよ」
「なら!『シールドボム』!」
私は地魔法で男を吹き飛ばした
「あの男は1度リセットですね」
リーブラ様がそういうと男性NPCは塵となって消えた
「ひぃ!」
「さて、ローザ様を除くプレイヤーの皆様は強制ログアウト致しますので」
「まっ」
「いやだ!」
「ゲームできないの辛い」
こうして私を襲おうとしたプレイヤー、NPCは全ていなくなった
「それではローザ様、楽しい2ndLIFEOnLINEを」
リーブラ様はそう言って消えてしまった、




