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二十七
「そか、そうくるんや」
破近、一つだけ大きな溜め息をついて
「これまたさっきやけど……わいと同じように一切醤油なしで寿司食らってたのは、どこのどいつなんや?」
これまた、相手は澄ましたまま
「元来、醤油が苦手なもので……申しておりませんでしたか?」
これに破近、相手の目の前まで顔を寄せ
「わいなあ、横ちゃんのこと気に入ってんねん。たまたま、向こうでそんな職に就いてるかもしれんけど、それでも好きやねん」
「……」
「そか、そうくるんや」
破近、一つだけ大きな溜め息をついて
「これまたさっきやけど……わいと同じように一切醤油なしで寿司食らってたのは、どこのどいつなんや?」
これまた、相手は澄ましたまま
「元来、醤油が苦手なもので……申しておりませんでしたか?」
これに破近、相手の目の前まで顔を寄せ
「わいなあ、横ちゃんのこと気に入ってんねん。たまたま、向こうでそんな職に就いてるかもしれんけど、それでも好きやねん」
「……」
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