表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/1037

十二

 昨日と同じ道を歩く一行。


「おまえさんらは、ここで待ってておくれ」

 こう若い衆に言い、壷を乗せた手押し車と共に鬼が原へ向かう女将。


 やがて、彼らの最後尾にいる男が立ち上がり


「お、いるいる……ほら、見てみ」

 そう言って、隣の男に手渡したのは――望遠鏡だ。


「どれどれ」

 だが隣の男、思わず


「旦那! 女将の姿がありませんぜ!」


「うっそお? たった今いたし」

 望遠鏡を奪い取り、その青き目で再び遠くを見る男


「ホ、ホンマや!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ