34/1037
十三
すぐに目的地に辿り着いた二人
「どこいったんやろ?」
破近の目の前には手押し車がちゃんとあるし、無論その上には壷も――
「ちょいと失礼!」
何気なく、彼が壷の蓋を取ると
「旦那、百両が!」
目を丸くしている親分。それもそのはず、その中に詰まっているのは沢山の石ころだ。
この時
「朝ちゃん、何か聞こえへん?」
「え?」
背の高い草で覆われている為に視線で捉えることはできないが、確かに何やら音がしている。
「こっちやわ!」
すぐに目的地に辿り着いた二人
「どこいったんやろ?」
破近の目の前には手押し車がちゃんとあるし、無論その上には壷も――
「ちょいと失礼!」
何気なく、彼が壷の蓋を取ると
「旦那、百両が!」
目を丸くしている親分。それもそのはず、その中に詰まっているのは沢山の石ころだ。
この時
「朝ちゃん、何か聞こえへん?」
「え?」
背の高い草で覆われている為に視線で捉えることはできないが、確かに何やら音がしている。
「こっちやわ!」