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愚痴ったって良いじゃない。  作者: 師走 雪音
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3/3

第3話 繰り返したって良いじゃない。

※フィクションです。

繰り返すとは

『同じことを何度もすること』

である。


この間から思ったことをノートに書こうと始めたが、たった2ページで飽きてしまった。

三日坊主にもならなかった。


こういう継続すべき繰り返しはできないのに、継続すべき事を継続しない繰り返しはしている。そのたった2ページを見てみると私という人間はどうしようもない同じことをしているどうしようもない奴だと分かる。


雨の予報なのに傘を持たない。

「ビショビショ…。」

春雨は気持ちいいが。


月曜日はうだうだする。

「ダラダラ…。」

月曜日が無ければいいのだ。


チョコレートを食べ損なう。

「バリバリ…。」

祖父のせんべいは格別である。


生きるのに辛くなる。

「…。」

そうだ、死のう。

屋上から飛び降りてみた。

自称鉄の体を持つ男を踏み潰してしまった。


私はどうしようもない奴である。


さて、自分を卑下するのはここまでにして、タイトル回収と行こうか。


繰り返す事、そのものには中身が無い。

繰り返す事を意識しなければ、繰り返した事は無かった事になる。


私は今意識した。その認識をした。私がその行為を忘れない限り、繰り返すことは続くだろう。それが継続的でも、断続的でも。


この世は全て繰り返しで出来ていると思う。

生きること、死ぬこと。

食べること、排泄すること。

寝ること、起きること。

一週間が過ぎて、また月曜日が来る。


私が繰り返しした事は、他人から見たら無駄であったりするが、自称懐の深い男が言うには、

「それが君だよ。それが君らしさじゃないかな?」

なるほど。たまには良い事を言う。もはや繰り返す事は、私を形成するものに、私の行動に、ルーティーンに組み込まれてしまっているのだ。

だとしても良くないと思っているものもある。

甘やかされるとダメになりそうなので自称世界一優しい男の脇腹を抓ってやった。


世界規模で繰り返している事は必然的なもの、

私が繰り返している事は偶然であったりする。


まぁ、だから、どうしようもないなら、

結論。

繰り返したって良いじゃない。

※フィクションです。

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