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たるい

「あん?古の魔法をミアが使えるのはそんなにおかしいのか?一生懸命、勉強したんじゃね~の」

「無理よ、古の魔法はね、それ相応の血統じゃないと使うことが不可能なの。それなのに使えるっておかしいわよ。ちゃんとした契約だって必要なのに」

「俺におかしいと言われてもね」


 ルル―シカはタクをキッと睨み、


「あんたに、まともに話した私がバカだったわよ」

「へいへい」


 タクは、何をするわけでもなくぼんやりと本棚を見つめ続けた。


 あぁ~たるいわ。

 マジで、疲れたわ。


 どれくらいの時が経ったかわからないが、

 タクが何度目かの欠伸をした時、

 ルルーシカが立ち上がった。


「あん?どうした?トイレか?」

「トイレのわけないじゃない。教室に戻るわよ」


 やっとかよ。

 もう何時間も、拘束されたって感じだわ。


 ルル―シカの後に続き、タクは図書室を出た。

 ルル―シカは本を持ち出さずに、机の上に置いたままだった。


「持っていかないの?本・・・」

「この図書室はね、本を持ち出すことはできないの」


 あっそ。


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