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異世界最弱で飛ばされた俺の異世界奮闘記  作者: 地球人(仮)
一章 異世界に飛ばされたらしい
22/22

シノノメ鉱山

遅れました。申し訳ないです。

「まだ足りないな…」


俺はお金を稼ぐ為に魔物退治にきていた。

今いるのは魔界でも危険度が高い方のダンジョンである。


ダンジョンの名前はシノノメ鉱山、昔はオリハルコンの採掘が盛んだったそうだ。

今は廃坑となり魔物の巣になっている。

このダンジョンには「ハルコンタートス」という魔物がでる。


ハルコンタートスは背中の甲羅の中央に直径2㎝ほどのオリハルコンが埋まっている。

これが1つ金貨2枚ほどで売れるのだ。

美味しい稼ぎ場だと思うのだが高ランクの冒険者しかこの場にて近づかないそうだ。


なんでもハルコンタートスのボスがいるそうでそいつがもの凄く強いらしい。


前にAランクの冒険者30人程で挑んだそうだが3分の2が死んでしまったそうだ。


帰ってきた冒険者も手足がなくしたり失明をしたそうだ。


その冒険者達の話だがボスは人間より大きく、甲羅が全長約3メートルはあるらしい。

普通のハルコンタートスの甲羅の大きさは全長約1メートルほどである。


少し歩くとハルコンを一体見つけた。


「さてと、試しに練習してみますか!」


「ダークフリーズ!」

ダークフリーズ、邪曲闇魔法の内の1つで闇で作られた氷で敵を凍らすことができる。闇は死のイメージだ。つまりこの魔法は死の氷に凍らされてかけられた者は死ぬというチート級の魔法である。

足を凍らせて足の機能を殺す…という事も出来るそうだ。

この魔法は強い分魔力消費も激しい。

一回でMPを1万持っていかれるのだ。


因みに邪曲闇魔法だが魔王から今日いただきました。


ダークフリーズをかけられたハルコンタートスは最初は悶えていたが時間が経つにつれ動きが鈍くなりそして動かなくなった。


「うげ、この魔法は鉱石も殺しちゃうのかよ。」

ダークフリーズをかけたハルコンタートスの

背中にあるオリハルコンを採取しようとしたが、闇で覆われいて触ったら砕けてしまったのだ。


「使い方には気をつけないとな…採取するときは要注意っと。」

気を取り直して次の獲物を探しているとハルコントータス以外の魔物を見つけた。

しかしその魔物はハルコンタートスをはるかに超える強さを持つ魔物だった。


=================================

キメラ lv265

HP 190000/190000

MP 98000/98000

筋力: 48900

耐性: 20000

敏捷: 50000

魔力: 60000

知識: 100

魅力 : 200

運: 20

スキルなし

=================================


その場から去ろうとしたのだが地面に落ちていた石を蹴ってしまい大きな音がでてキメラが起きてしまった。

キメラと眼があう。


「あ、どうも」

俺は爽やかに挨拶する。


「ギャオ〜!!!!!」


俺に向かって岩が飛んできた。

ソニックブームを使い岩を砕く。


「手荒い挨拶だな。」


「グルルル!」

キメラが俺を見て立ち止まる。どうやら岩を砕いた俺を警戒しているようだ。


「軟化」

軟化は土魔法の内の人である。地面を柔らかくするという魔法だ。

俺は軟化をキメラの足元に放った。


「ギャ!!!!」

キメラは足を滑らせ転んだ。

俺はその隙を見逃さずキメラの尻尾…蛇に向かってソニックブームを放つ。

キメラの尻尾はソニックブームにあたり切れた。

尻尾が切れたのが痛いのか凄い声をあげながら暴れまわる。

しかし地面に転んでいる為俺に当たる事は無い。

「じゃ、あれも試してみるか。」

俺は右手に火魔法を左手に土魔法をイメージする。

俺がやろうとしているのはアンデットマンションでリッチーが俺らに使った魔法だ。

魔法を合成して放つ合成魔法である。

「メテオ!」

キメラの頭上に全長5メートル程の赤く燃えている岩が出現し落ちてきた。


「あ、これって俺も不味いんじゃ…」

メテオはかなりの衝撃がくる。

実はキメラとの距離は10メートルほどしかない。

この位置だとメテオを直に食らうだろう。


「生成!」

俺は手にある鉱石をイメージする。

オリハルコンだ。

「錬成!」

俺の前にオリハルコンでできた壁を作ろうとするがメテオはもう落ちる寸前だ。

「間に合ってくれ!」

俺は力を出す為に声をあげる。

そしてメテオが落ちた。

轟音を上げ、凄まじい衝撃波が洞窟を駆け抜けた。

「あ、危ねぇ!」

俺ははオリハルコンの壁に守られた。

しかし凄い威力だったのだろう。壁が消滅してしまったのだ。

メテオは使い方に注意しないとな…

相馬はキメラの死体を確かめようとキメラに近づく。

キメラはすでに原型をとどめておらずグチャグチャに潰れていた。ところどころ灰になっている。

「うん?これって魔石か?」

キメラの心臓部分に緑色に光っている石を見つけた。

俺はそれを抜き取り鑑定してみる。


=================================

魔石

レア度 ★★★★☆

説明

人間以外の生き物がドロップする。魔力が込められている。

==================================


ゴブリンの魔石に比べてみるとレア度が高い。ゴブリンの魔石はレア度★1だった。

敵が強ければ強いほど魔石のレア度が高いということだろう。


俺は気をとりなおしてハルコンタートス狩りをする為にハルコンタートスを探す。


少し歩くとハルコンタートスが6体集まっていると場所に着いた。

「ダーククラッカー!」

ダーククラッカーも邪曲闇魔法の内の1つ、これは敵が多数で味方がいない時に最も有効な魔法だろう。

ダーククラッカーは手から死のイメージをした闇をだす。この魔法は扇型に広がり、闇に当たった者を死に追いやるという魔法である。風によって範囲が変わってしまうので味方がいるところでは無闇に使う事は出来ないのだ。


ハルコンタートスは6体とも全て息絶えた。


「あ!オリハルコンって大丈夫か?」

俺は直ぐにハルコンタートスの甲羅を見に行くが全てオリハルコンは闇に覆われていた。


「しまった…」

今更ながら後悔する相馬であった。


それから1時間程経ち相馬は狩りを終了する。


「さて、帰りますか。」

俺は帰り道を歩いている途中に奴に会うことになった。


「うん?俺の帰る方向からズシンと凄い音が聞こえるな。」

俺が出口に近づくほどその音は大きくなる。

そしてその原因と鉢合わせた。


「で、でけぇ!」

俺がそいつを見て抱いた最初の感想である。

そこにいたのはハルコンタートスの3倍近く大きい亀だった。


こいつがハルコンタートスのボスって事か?


==================================

メテオタートス lv356

HP 500000/500000

MP 200000/200000

筋力: 300000

耐性: 980000

敏捷: 100000

魔力: 360000

知識: 900

魅力 : 100

運: 390

スキル 統率lv.5 水災魔法lv.1

=================================

俺はステータスを見て固まった。

とてもだが俺では敵わないステータスだった。

メテオタートスは俺を踏みつけようもしてくる。

あの筋力だと踏まれただけでゲームオーバーだろう。

俺は慌てて回避をしたがメテオタートスが地面を踏みつけた時の衝撃波で体が壁に飛ばされてしまった。


「ゲホッ!」

どうやら今の一撃で口の中が切れたようだ。血の味がする。


衝撃波だけであの威力とは参ったな。

俺が突破口を考えている内にメテオタートスは俺に近づいてくる。


「ダークフリーズ!」

メテオタートスが闇に包まれるが数秒後には闇が霧散して消えてしまった。


ま、参ったなぁ。ならアレをやって逃げるしか無いか。転移魔法で飛べる距離じゃ逃げ切れないかもしれないしな。魔法を使われたらおしまいだし。


転移魔法は魔王城で実験をしてみたのだが役30メートル程しかワープすることはできなかった。


メテオタートスが俺の前まで歩いて立ち止まった。もう俺を踏むことが出来る位置だ。


メテオタートスは余裕からだろうか俺をジーッと見てくる。

そして足を上げた。


「ハハッ、引っかかったな!」

俺が声を上げたと同時にメテオタートスは横転した。

実は軟化をメテオタートスの足に仕掛けておいたのだ。

「じゃーな!」

俺は転移魔法を使いメテオタートスを超え走る。

次見つかったら死ぬだろうな。

相馬は改めて死を実感したのだった。


俺は無事に洞窟から出る事に成功した。

中からはメテオタートスは追いかけてきていないようだった。


今回の収穫はオリハルコンが42個キメラの魔石が1つである。

これで白金貨1枚は稼げるだろう。


相馬はすっかり暗くなってしまった空を見上げながら魔王城に戻るのであった。



違う話も書いてるのでそちらも投稿しようかなと思っています。

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