襲撃者との戦闘 〜相馬side〜
3月8日まで多忙につきお休みさせていただきます。
次回の投稿は3月9日に投稿させていただきますので宜しくお願いします。
俺は襲いかかってきた5人のシルヴィアの正装をした人物を一太刀で斬った。
ソニックブームを使ったのだ。
胴体が切れた者もいれば腕が切れた者も首が切れた者も膝が切れた者もいる。ソニックブームがかすっただけの奴もいるが。
しかし首を切った奴以外俺に向かって動いている。胴体を切った者は這ってきている。
痛みはないのか?
「……ゥ…ァァ!」
その内の1人が俺に斧を振ってきた。
刹那俺は剣で受け止める。
しかしこいつら目が死んでるな。
俺は斧を振ってきた者の目を見てみたが生きている者の目ではなかった。
明らかにこっちを見ていない。
俺は斧を持った奴の首を剣で切ってみたがそれで分かったことがあった。
こいつらはゾンビだ!
ゾンビ、死んだ者が供養されず数日放置されるとなると言われている。
ゾンビの特徴は見た目は人と変わらないが知性がほとんど無いため話せない、そして死後硬直で血が固まっているため血が噴き出てこないのだ。
(ゾンビなら遠慮すること無いな!)
生きている人を殺すのは流石に抵抗があり簡単にはいかないがゾンビなら話は別だ。
俺は残り3体のゾンビ達もソニックブームで切ることにした。
俺が一太刀振るうと一体のゾンビの首が吹き飛んでいく。
俺は合計3回剣を振るい全てのゾンビの首を吹き飛ばした。
俺はゾンビの死体を確認しようとした時。
全てのゾンビの死体が消えた。
「侮っていましたね、魔王より強い者がいるとは、あなたは何者ですか?」
背後から声が響いてくる。
振り返ると黒いフードを被った男がいた。
どうせ敵だ直ぐに鑑定してやる。
鑑定!
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ギャラクシー 238歳 男 lv120
HP 10万/10万
MP 98000/98000
筋力: 67000
耐性: 69000
敏捷: 54000
魔力: 12万8000
知識: 2000
魅力 : ?
運: 30
スキル 闇魔法lv.1
ユニーク 転移魔法lv.2
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…名前がすごいな。ギャラクシーって何だよ(笑)
それと転移魔法来たーー!
これは頂きます。
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斎強 相馬 16歳 男 lv31
HP 12万5000/12万5000
MP 10800/96000
筋力: 82000
耐性: 92000
敏捷: 10万8000
魔力: 52000
知識: 3000
魅力 : 1900
運: 150
スキル
鑑定lv.MAX
身体能力強化lv.MAX
剣術lv.5
生成魔法lv.1
錬成魔法lv.1
火魔法lv.3
風魔法lv.4
水魔法lv.5
氷魔法lv.3
雷魔法lv.4
土魔法lv.5
闇魔法lv.1
言語理解
ユニーク
鑑定強化lv.3
投影(盾)lv.1
転移魔法lv.1
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よし!手に入った!
でもMPの消費もでかいな。
今は使う余裕が無いが後で使ってみるか。
とりあえずコイツに聞きたいことを聞こう。
「お前黒幕か?」
まずはこの質問からだ。
「さぁ?どうでしょう?」
一瞬だが目をそらすのを俺は見逃さなかった。
「そうか、ならお前は悪魔族か?」
「さぁ?それよりもここにいていいのですか?魔王の命が狙われてますよ。」
俺は魔王がいる方向を向いてみると魔王が背中を切られたところだった。
しまった!
コイツがここで俺の質問を受けてたのって時間稼ぎか!
「ヒャハハハハハ、もう手遅れだと思いますがね。」
魔王との距離は約30メートルくらいある、
そして魔王を切った奴はもう一度剣を振り下ろそうとしているのだ。
走ったって間に合わない。
しかし俺はこの時冷静だった。
ガキン!!!!!
刹那鼓膜を襲う金属の音が聞こえる。
「なっ⁈な、何故?」
「残念だったな、お前と同じで転移魔法が使えんだよ。もう少し時間稼がれたらまずかったかもな。」
フードを被った男が手を握りしめ悔しそうにしている。
間一髪だった。あと少し遅れてたら魔王は殺されていただろう。
しかしこいつ魔王を上回る力とは何者だろう?
「チッ、面倒くせーな!」
俺の戦っている相手は俺を蹴飛ばした。
「ぐっ…」
少し効いた、筋力7万以上はコイツはあるだろう。
それと鑑定ができない。聞き覚えがある声だから名前さえ見えれば分かるのだが…
俺はそいつに向かって剣を振る。
「馬鹿め、そんな距離d…なっ⁈」
そいつの笑っているような目が一瞬にして驚愕の表情に変わった。
俺はそいつの腕を消し飛ばした。ソニックブームだ。
しかしそいつは驚愕の表情をしたあと、直ぐに冷静に戻った。
「グァァァッ…」
そいつば呻き声をあげると腕が修復した。
そして背中に腕を4本生やしたのだ。
「ッ…!化け物め!」
俺はそいつの姿に思わずこう言った。
なんか悪役みたいな台詞だが…
腕が合計6本…まるで阿修羅のようだ。
「その声…どこかで…」
そいつが何かブツブツ言っているのは聞き取れた。相手も俺の事をやっぱり知っているようだ。
「さてとそろそろ本気で行かせてもらうぜ!」
そいつが全部の腕に武器を持ち俺に向かって構えた。
「望むところだ!」
とはいったものの力が強い、しかも腕が6本もあるのだ。俺の腕を押さえても4本釣りが来る。
それを俺が抑えられるかが分からない。
まいったな。
と心で思いながらも何故かわくわくする斎強なのであった。
仮面で見えないが、斎強 相馬の顔は絶望の顔……ではなく子供のような顔で不敵に笑っていたのだった。
「フリーズショック!」
氷魔法でできた氷の槍に雷魔法をエンチャントして攻撃する魔法である。
当たった人を貫き麻痺させるのである。
MPがあまり無いので多くは出せない。
俺は氷の槍を化け物に向けて飛ばした。
しかし腕が6本もあるせいか全て剣で薙ぎ払われ切り落とされた。
俺は内心で舌打ちをした。もうMPが無いせいで魔法を使えない。
俺が少し焦っているのが分かったのか俺に向かって突っ込んできた。
スピードもかなり早い。俺の間合いまでの距離を一瞬で詰めてきたのだ。
俺は咄嗟に漆黒の刀で化け物が振ってきた3本の剣を弾き腰の鞘に入っているドレットソードを抜いて反撃に出ようとした。
しかし残りの3本の腕にドレットソードが阻まれる。
チッ、器用なやつだ。
俺は化け物を蹴り一旦距離をとる。
そこに化け物がすかさず追いかけてくるが予想通りだ。
ドス!
「へっ⁈」
化け物から間抜けた声が聞こえてくる。
化け物は俺の投影した盾にぶつかったのだ。
俺は化け物が少し意識を俺から話した隙にソニックブームを放った。
スパンッ!
「ぐぁ"ぁ」
どうやら生えてきた腕の内2本を切り落としたようだ。
俺は化け物が呻いて動けない内に切ろうとする。
「そこまでだ!」
どこかから声が聞こえてくる。
動きを止め声のした方を見ると…
魔王とシルヴィアの勇者が転移魔法を使う男とフードを被った男に捕らわれ吹きを向けられていたのだ。
シルヴィアの勇者が救ったからって油断していた!
今回は魔王の護衛が依頼なので俺は化け物を攻撃することはやめた。
「おい、勇者!撤退するぞ!これ以上は無理だ。最後にイデア放送に音声を繋ぎ宣戦布告をして戻るぞ!」
勇者だと!!!!聞き覚えのあるやつだと思ったがこの化け物の野郎もしかして俺のクラスメイトの誰かか⁈
俺は化物に名前を尋ねようとするが転移魔法を使える男が転移魔法を使うとそこから驚きの人物が出てきた。
ラスタニア王だ。
さらに驚くのはイデア放送、普通一大事の時以外は放送はされない。
各国に設置されている投影機から日本のテレビのように放送する事ができる。
しかし放送石が無いと放送をする事ができない。
だがラスタニア王と協力をしている彼らである。持っていてもおかしくは無いだろう。
「諸君!儂はエヴァン=ラスタニアである。ラスタニア国の王だ!
シルヴィア国は今魔族に騙され悪の手に堕ちそうになっていたのである!
儂はその事を避ける為にこの場にやってきたのだ!
諸君!!!!魔族なんかの支配下に加わってもいいのか?!
断じて否!
儂らで魔族を滅ぼす為に今こそ魔族打倒に立ち上がる時では無いのか?!
魔族打倒を共に成し遂げようではないか!」
この糞王やりやがった!
何故こんな奴等と組んでいる?!
俺は声に出してラスタニア王に問おうとしたが次起きた事に驚いて声が出なかった。
ラスタニア王の腹から鉄が生えてきたのだ。
ラスタニア王の背後を見てみると魔族の正装をした何者かが武器でラスタニア王を貫いていた。
横からフードを被った男がラスタニア王の服のポケットに手を入れ丸い石を取り出すと砕いた。
「これでもう放送されることは無い!テメェら戻るぞ!あとそこの魔王の護衛!動けばこいつらを殺すからな!」
フードの男は魔王達に剣を向けながら俺に注告をしてきた。
俺はそのせいで動けない。
俺の力の無さに呆れるところだ。
「あばよ!次会うときは息の根を止めてやるからな!」
フードの男達は転移石を使い、その場から消えていった。
「お前ら大丈夫か?」
俺はシルヴィア国の勇者に話しかける。
「大丈夫ですよ、えっと…ソ、ソーマさんでしたっけ?」
どうやら怪我は無かったようだ。
俺は勇者の質問に頷く。
「とりあえずまだ放送されているかもしれないので場所を変えましょうか。」
勇者の1人が落ち込んだような声で提案をしてくる。
俺は落ち込んでいる原因が気になり周囲を確認してみるとファルトさんがいない事に気付いた。
「ハァ………アイリ!いるか?」
俺は何もいない壁の方に向かって話しかける。
しばらくするとアイリの姿が現れた。
俺は魔王城にあった透明になれる指輪をアイリに渡してこの場で待機させていたのだ。
俺の合図でアイリはいつでも戦える状態だったが今回は危険すぎると判断し、合図はしなかったのだ。
「いるよお兄ちゃん。」
「アイリ、勇者達に転移石を渡してあげてくれ。」
アイリは勇者5人に転移石を渡した。
勇者が目を丸くして俺とアイリを交互に見ている。
「「「「「えっ!!!!お兄ちゃんだって!?!?」」」」」
やっぱりそうか!猫耳の獣人と人族の俺が兄弟なんておかしいよな!!
俺は一から説明する事にした。なんか誤解されっぱなしって嫌だし。
「ってことだから、あと今から仕方ないけど魔王城に転移してもらうからね。」
俺は勇者達に転移石を使いこの場から離れるように頼んだ。
「さて、アイリも魔王を連れて先に帰っていてくれ。」
「わかったよ!お兄ちゃん後でね。」
アイリと魔王と勇者達は転移石でその場から消えた。
「さてと、そこにいる奴出てこいよ。」
俺は壁の向こう側に声が聞こえるように話しかけた。
「へぇ〜、流石斎強君!やっぱり気づいてたか。」
壁の向こう側から佐々木 健一が現れた。
「魔王ちゃんの護衛をしているとは思っていなかったけどね〜。うん、こんな所で会うのも縁だ1つだけ質問に答えてあげるよ!」
佐々木 健一は嬉しそうに俺に質問してくる。
「そうか、なら一つだけ、先代の勇者様は何故ここに来たんですか?」
俺は少しかまをかけてみた。佐々木が勇者であるかもしれないと思っているが憶測の域を出ない。
しかし佐々木の顔が少し驚いたような表情に変わる。
ビンゴだ!!
「まさかそこまで気づいているとは…あの石渡したのはやっぱり失敗だったか……しょうがないね、なら話そうか。」
その瞬間佐々木の気配が変わる。
「君の力を見ようと思っていたんだよね〜、だけど気が変わった!このポーション上げるから飲んで僕と力試しさせてもらうよ!」
佐々木からポーションが俺に投げられてくる。
「今じゃなきゃダメですか?」
「そうだね〜逃げてもいいけど逃げたら今後も地の果てまで追いかけるよ!」
「嫌だぁぁぁぁぁ!!!!ストーカーとか精神的にくるからやめてくれ!」
「なら今やろうか!」
俺は渋々ポーションを飲み干した。
すると会談に来る前の調子に戻る。
「驚いたみたいだね、そのポーションは僕の仲間達が作ったポーションなんだ。HPもMPも全回復できるよ。」
俺が驚いていた事を佐々木は当ててきた。
いや、それは誰もがこのポーションを飲めば俺の様になるよな。
「じゃ、始めようか。」
仕方なく俺は剣を抜く。
佐々木さんは素手で戦う様だ。
俺はその中でこう思う。
《魔王城に帰りたい!!!!!!》と。
しかし現実は無慈悲だ。精神的に疲れている中で佐々木さんとの力試しは始まった。
会談に参加しただけなのに何故こうなった。
佐々木に話しかけないで帰ればよかった!
俺は文句を心の中で言いながら佐々木さんに襲いかかった。
3月8日まで多忙につきお休みさせていただきます。
次回の投稿は3月9日に投稿させていただきますので宜しくお願いします。




